【千葉県外房】桜お花見おすすめ・穴場スポット7選!2024
更新日2024年04月30日/公開日2024年03月12日

【千葉県外房】桜お花見おすすめ・穴場スポット7選!2024

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今回は、千葉県の外房エリアで特におすすめの、思いっきり桜を楽しめるおすすめお花見スポットをセレクト。千葉県外房エリアの自然を背景にした桜の美しさを堪能できるスポットをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

八鶴湖(はっかくこ)

東金桜まつりでは打ち上げ花火も

千葉県東金市、JR東金駅から西に500メートルほどのところにある八鶴湖。

徳川家康が東金御殿を築造する際に、もともとあった池をさらに広げたのがこの八鶴湖です。当時は御殿池と呼ばれていました。湖の周りの木々やその後ろの鴇ヶ嶺(ときがみね)の山々が湖面に映りこむ美しい景色から、中国の世界遺産西湖(せいこ)になぞらえ小西湖と呼ぶ人もいるようです。

八鶴湖の東側には最福寺、西側には本漸寺、本漸寺の後方には戦国時代に活躍した酒井氏の東金城跡があります。

桜・お花見情報

桜の見頃:3月下旬~4月下旬
アクセス:電車:JR「東金駅」から徒歩で約5分。

城山公園

城山公園全体が桜に包まれる

千葉県館山市の南側に位置する城山公園。城山公園にはかつて戦国時代の武将、里見氏の居城がありました。

公園の駐車場から階段や坂を上っていくと、山頂には館山城(八犬伝博物館)がそびえます。山頂までのルートは様々で、児童遊園や、万葉の径、つばきの径、つつじ園などを通過していくことになります。館山城の中には入ることができ、天守からは館山の街を一望することができます。そのほか頂上付近には、枯山水、せせらぎ、桜、楓、松、梅を有した日本庭園と茶室があり、小さな桃源郷のような景色に心癒されること間違いなしです。

城山公園全体に桜が植えられていて、山頂までのそれぞれのみちも美しい桜並木が彩ります。山頂では館山城と桜のコラボがみられ、たくさんのお花見客が訪れます。

桜・お花見情報

桜の見頃:3月下旬~4月下旬
アクセス:バス:JR「館山駅」からバスで約15分。

茂原公園

弁天池にかかる朱塗りの橋と桜が艶やか

千葉県茂原市のほぼ中央に位置し、「日本さくら名所100選」にも選ばれている茂原公園。山や湖の自然はそのままに、展望広場や散策道、多目的広場、弁天池にある弁財天のお堂を有しています。

茂原公園には約2580本ものソメイヨシノ・サトザクラがあり、量感たっぷりの桜を楽しむことができます。朱塗りの橋と桜が美しい弁天池や、近くを流れる豊田川(天の川)、一宮川沿いの桜並木は特に人気の撮影スポットとして賑わいます。

桜の開花情報

桜の見頃:3月下旬~4月下旬
アクセス:電車:JR「茂原駅」から徒歩で約26分。
バス:JR「茂原駅」からバスで約14分車:圏央道「茂原長南IC」から約15分。

安房神社

安房神社の参道は桜の名所

安房神社は今から約2670年前、神武天皇が初代の天皇として即位した皇紀元年に創始されたといいます。

この地域でも社格の高い神社で、現在も多くの人々が参拝に訪れます。桜の名所としても知られ、白い神明鳥居をくぐると、参道の両脇に植えられた桜が美しい並木を作り出します。

桜の開花情報

桜の見頃:3月下旬~4月下旬
アクセス:車:首都圏中央連絡自動車道「松尾横芝IC」から約10分。

笠森観音

日本唯一の「四方懸造り」の観音堂を飾る桜

笠森観音は784年に最澄上人により開基され、鎌倉時代には日蓮上人が参籠し、江戸時代には松尾芭蕉が訪れて句を奉納しました。

敷地内には、後一条天皇の勅願により建立され、国の重要文化財に指定されたている日本唯一の「四方懸造り」の観音堂があります。周辺の山々は「県立笠森鶴舞自然公園」に指定されており、特に観音山は「国指定天然記念物笠森自然林」として保護されています。

笠森観音には枝垂桜・八重桜・花桃が植えられ境内を飾ります。また4月8日には、お釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」が開催され、お釈迦様の像に甘茶をかけてお祝いします。

桜の開花情報

桜の見頃:3月下旬~4月下旬
アクセス:バス:①JR外房線「茂原駅」からバス「上総牛久駅」行き「笠森」下車、徒歩で約5分。②小湊鉄道「上総牛久駅」からバス「茂原駅」行き「笠森」下車、徒歩で約5分。

抱湖園

ひと足早く春を実感

全国でも有数の花の産地として知られる、南房総市和田町。

花作りの先駆けとなったのは間宮七郎平という薬剤師で、その昔、安房で初めて花づくりに成功、大正9年から出荷を開始しました。抱湖園(ほうこえん)は昭和8年に間宮七郎平によって手がけられた花木園で、桜の名所として知られています。

抱湖園(ほうこえん)の桜は、少し濃いめのピンク色をした早咲きの寒桜で、見頃は例年1月下旬〜2月末頃。旧暦の元旦の朝ごろに花が咲き始めることから「元朝桜」と呼ばれています。

また、同時期に菜の花が見頃を迎え、桜と菜の花のコラボレーションが見事。一足早く春の訪れを感じられます。桜の開花期間中の2月上旬から2月末まで桜まつりも開催されているので、ぜひ足を運んでみましょう。

桜の開花情報

桜の見頃:2月上旬~2月下旬
アクセス:電車:JR内房線「和田浦駅」から徒歩で約18分。
車:館山自動車道「君津IC」から房総スカイライン・鴨川有料道路経由で約60分。

魚見塚一戦場公園

家族連れに人気のお花見スポット

鴨川市の嶺岡山系東端の景勝地に位置する、魚見塚一戦場公園。

この公園には恵まれた自然が生かされており、その昔石橋山合戦で敗れた源頼朝が房総に逃れ、この場所で地元の豪族との戦いに勝って天下取りの足掛かりを作ったという歴史が残っています。

魚見塚一戦場公園は鴨川市の桜の名所として知られ、家族連れに人気のお花見スポットにもなっています。芝生広場に広がる桜は約100本。レジャーシートを広げてのんびりお花見を楽しめます。

また、夜には桜のライトアップが行われ、一転、幻想的な雰囲気に。夜桜見物をした後は、魚見塚展望台から眺める鴨川市街の夜景も楽しみましょう。

桜の開花情報

桜の見頃:3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:JR外房線・内房線「安房鴨川駅」から徒歩で約30分。
バス:JR外房線・内房線「安房鴨川駅」から路線バス乗車(約10分)「八岡」下車、徒歩15分。
車:館山道「木更津南IC」からR410経由、安房鴨川方面へ約60分。

千葉県の外房エリアは歴史を感じられるお花見スポットが多数あります。また周辺エリアは自然も豊かで家族でのお出かけにもぴったり。この春は、千葉県外房エリアにぜひおでかけしてみてくださいね。


※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2021年3月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。桜まつりやイベント情報、桜の開花満開情報などの内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

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記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

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