
2025館山市の人気&穴場観光地6選
春の日帰りドライブや1泊旅行に◎
今回は、千葉県館山市でおすすめの観光名所をご紹介します。房総半島の南端に位置し、美しい海と南国風景が魅力のこのまちは、歴史深い地域でもあります。
都心から車や電車で約2時間とアクセスも良好。春休みや週末の日帰りドライブにもぴったりです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
館山城・城山公園
城跡にあるのは、「里見八犬伝」の専門博物館

里見氏の居城であった館山城の跡地。史跡としてのお城は残っておらず、現在あるのは1989年に建てられた模擬天守です。
内部は、日本における長編伝奇小説の古典として知られる「南総里見八犬伝」の資料を展示する、「館山市立博物館」の分館となっています。
館山城は、戦国時代の武将である安房里見氏により西暦1580年に築かれました。
ですが、それから30年あまりしか経っていない1614年に、城の無断改修や家臣が多すぎることなどを幕府にとがめられ、館山藩は取り潰しとなります。そして、そのまま館山城も廃城になったのです。
この時の藩主、里見忠義の家臣たちが、「八犬伝」の主人公たちのモデルになったといわれています。
風情ある公園に季節の花が咲き誇る

現在、館山城の周りは「城山公園」として整備されています。
園内には桜や椿、梅などが季節によって咲き誇り、万葉集に登場する植物を集めた「万葉の径(みち)」や、枯山水の日本庭園と茶室、孔雀園など見どころもいろいろ。
また、「ランタンナイト」「梅の実収穫体験」といった、親子におすすめのイベントも多数開催されています。
■スポット概要
所在地:千葉県館山市館山362
開館時間:9:00~16:45(最終入館16:30)
休館日:月曜(祝日は開館し、翌日休館)、年末年始
料金:一般400円、小学生~高校生200円(特別展開期中は異なる)
アクセス:車:富津館山道路・富浦ICから約20分
駐車場:あり
房総フラワーライン
四季の花×海の絶景が楽しめるドライブロード

東京都心よりも一足早く春が訪れる南房総。1〜3月には早くも春の草花が咲き始めます。
なかでも、館山市下町から南房総市和田町を結ぶ、約46kmの海岸線道路は「房総フラワーライン」と呼ばれており、四季折々の花が道沿いに咲き誇ります。
“日本の道百選”にも認定されており、空気の澄んだ日には富士山や伊豆諸島を眺めながらドライブを楽しめますよ
例年1月から菜の花が開花

1月〜春先にかけては菜の花やポピー、夏にはマリーゴールド、秋にはコスモスが咲き、南房総に訪れた旅人を鮮やかに迎えてくれる房総フラワーライン。
道路の周辺には、一面に咲く菜の花畑や10万株のポピーが咲き乱れるファミリーパークなど、日本の四季を楽しめる観光スポットが点在。東京都内からのアクセスも便利なので、小旅行にいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:千葉県館山市
アクセス:車:富津館山道路・富浦ICから約40分
大福寺
1,300年間の風化に耐えてきた摩崖仏

「崖の観音」として地元で知られるお寺です。その歴史は西暦717年にまでさかのぼり、じつに1300年間にもわたっています。境内は山の中腹に広がっており、本堂の奥にある切り立った崖に、観音堂が見えます。
「崖の観音」という呼び名の通り、ご本尊は崖の岩から刻まれた摩崖仏(まがいぶつ)の十一面観音菩薩。切り立った崖に張り付くような姿の観音堂は、この仏像の周りを囲むようにして建てられたためです。
しかし仏像は海風に侵食されて表情が見えなくなっており、今も少しずつ風化が進んでいます。
観音堂はふもとのまち並みと館山湾を一望でき、天気が良い日には伊豆大島まで見渡せる絶景スポット。2015年から2016年にかけて大規模な改修工事が行なわれ、現在は朱塗りの鮮やかな姿がよみがえっています。
■スポット概要
所在地:千葉県館山市船形835
アクセス:
車:富津館山道路・冨浦ICから約5分
電車:JR内房線「那古船形駅」から徒歩で約15分
沖ノ島
砂浜で本土とつながる無人島

周囲1kmほどの小さな島。もとは沖合に浮かぶ無人島だったのですが、現在は200mほど続く砂浜でつながっているため歩いて渡ることができます。
海の水はとても美しく、環境省による海水浴場水質調査では、毎年最高レベルのAAランクに位置づけられています。
ちなみに沖ノ島が地続きになったのは、関東大震災の影響でした。島の周りの地盤が隆起したことで潮の流れが変わり、本土との間に砂が堆積するようになったのです。
釣りや磯遊び、シュノーケリングなど海遊びの宝庫

この砂浜は夏になると海水浴場として開放され、多くの人でにぎわいます。
入り江での磯遊びやビーチコーミング、釣りが楽しめるほか、島の周りにはサンゴが生息しており、シュノーケリングスポットとしても人気があります。
島内を探検するのも楽しい

国定公園に指定されている島内には、ヤブニッケイやタブノキなどの照葉樹、南国感あふれるソテツやシュロといった木々が生い茂り、まるでジャングルのよう。歩くだけで、探検気分が味わえます。
なお、無人島のため自動販売機やお店はありませんが、休憩所やソーラー発電・バイオ分解によるエコトイレは設置されています。
■スポット概要
所在地:千葉県館山市富士見1563
アクセス:電車:JR内房線「館山駅」東口から日東バス「館山航空隊」行きに乗車、終点下車、徒歩約20分
海水浴場の開放時期:例年7月上旬〜8月下旬、遊泳可能時間9:00〜16:00
赤山地下壕跡
国内最大級の地下壕は軍の秘密基地

※2025年3月現在、見学ルートの調査・点検のため休み。4月1日(火)再開予定
第二次世界大戦の頃に、館山海軍航空隊の防空壕として使われていたという「赤山地下壕跡」。
総延長は約1.6kmと全国有数の規模で、発電所の跡があり、また病院施設として利用されていたという証言も残っています。現在は、その一部である250mほどの区間が公開されています。
じつは、この地下壕がいつごろ作られたものなのかはわかっていません。詳しい資料は何も残っておらず、地元の人たちにも気づかれていなかったという、まさに軍の秘密基地だったわけです。
ただ、計画的に作られてはいないであろう構造から、終戦間際に突貫作業で工事が進められたのではないかと考えられています。
道幅がとても狭いため、見学の際に頭をぶつけても怪我をしないよう、入口でヘルメットが貸し出されています。
内部では地層も観察できる

また、中に進むと壁には地層の筋がきれいに現れており、四方八方へ道が伸びていることがわかります。内部の温度は年中一定で、昭和中ごろの一時期はキノコ栽培に利用されていたこともあります。
なお、館山は東京(江戸)を守る要衝とされてきた歴史があり、このほかにも幕末期の砲台跡などさまざまな戦争遺跡が残っています。
■スポット概要
所在地:千葉県館山市宮城192-2
営業時間:9:30〜16:00(受付は15:30まで)
定休日:第3火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
料金:大人200円、小学生~高校生200円
アクセス:車:東京湾フェリー金谷港から約30分
電車:JR「館山駅」から日東バス「館山航空隊行き」で約10分、「みやぎ駅」下車、徒歩約3分
駐車場:あり(大型バス2台、乗用車18台)
豊房いちご園(館山観光いちご狩りセンター)

館山市中心街の東に広がる田園地帯にあるいちご農園。オーナーは高校生の頃からいちご栽培に携わり、半世紀以上もいちご栽培に関わってきたプロフェッショナルです。
園内にはとちおとめ、やよいひめ、紅ほっぺといった品種が大きな実をつけ、甘い香りに包まれながら旬の味覚を味わえます。
いちご狩りのシーズンは例年1月初旬から5月のゴールデンウィーク頃まで。30分間食べ放題です。
時期によっては混雑のため入園制限を行うこともあるので、おでかけ前に問い合わせておくのがベターです。
■スポット概要
所在地: 千葉県館山市大戸16
営業時間:9:00~15:00
開園期間:例年1月初旬~5月(ゴールデンウィーク頃まで)
料金:時期によって異なる(30分食べ放題)
アクセス:車:富津館山道路・富浦ICから約15分
電車:JR内房線「館山駅」からバスで約10分
駐車場:あり
東京アクアラインを利用すれば、東京からも比較的短時間で到着できる館山市。季節ごとに異なる魅力があるので、親子でたくさんおでかけしてみてくださいね。
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年4月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2025年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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