草津温泉の秋の日帰り観光名所10選<br/>2024湯畑ライトアップや楽しみ方も
更新日2024年09月06日/公開日2024年04月03日

草津温泉の秋の日帰り観光名所10選
2024湯畑ライトアップや楽しみ方も

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群馬県にある草津温泉は、有馬温泉、下呂温泉と並ぶ“日本三名泉“のひとつ。その源泉となる「湯畑」の風情あるまち並みや、散策しやすい温泉街が魅力です。

今回は日帰りや1泊で満喫できる草津温泉の人気観光スポットをご紹介。まち歩きの服装や楽しみ方のポイントも解説します。

秋の連休や週末に、ぜひ親子でおでかけしてみてください。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

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★おでかけ前にチェック★草津での服装は?

草津温泉は標高が高いため、年間を通して涼しい気候です。春と秋は、宿にある浴衣に茶羽織姿の人や、長袖に羽織姿が多いですが、夜や天気の悪い日は、少し寒いこともあるのでご注意を。

温泉との温度差での湯あたりや、湯冷めしないよう暖かめの服装がおすすめです。

また、まちに点在する足湯には脱衣所などはありません。そのため大人も子供も、ボトムスは膝あたりまでまくりあげることができる服装で過ごすとよいでしょう。女性の足元はストッキングやタイツではないほうが便利です。

草津温泉の効能とは?

草津温泉の特徴は高い湯温と、硫黄を多く含む酸性のお湯。神経痛、切り傷、筋肉痛、疲労回復、皮膚病、美肌などさまざまな効能が謳われています。多くの温泉施設には、入浴方法が記されているのでチェックしてみてください。

【関連サイト】草津温泉の正しい入浴法

湯畑(ゆばたけ)

草津を代表する源泉地

草津の観光名所でありシンボルといえば日本三大名泉の源泉の「湯畑」。草津を代表する源泉地の1つで、52度の温泉が湧き出しています。中央の7本の桶に高温の源泉を流すことで、高温の温泉を冷ましていきます。その後、宿や共同浴場に供給されていきます。

近くまで行ってみると、硫黄のにおいと、ほのかな温かさがつたわってきます。昼間も多くの観光客でにぎわっています。

草津温泉の湯畑はゆっくり一周しても15分程度。湯畑の周りには、温泉饅頭や、温泉卵のお店、湯もみショーで有名な「熱乃湯」など観光名所がギュッと集まっているので、散策の計画も立てやすいですよ。湯畑に面するコンビニエンスストアには、タオルや日用品、ATMなどがあり困ったときに便利です。

湧き出した温泉は木製の桶を通り、この湯滝を勢いよく流れていきます。ドドドという音と、エメラルドグリーンの滝つぼは神秘的。見ていて飽きない不思議な景観です。

湯畑で写真を撮るなら、この湯滝前が定番。気温が低かった日は、こんなにもくもくと湯けむりが立ち、ちょっとした順番待ちに。

足湯は2カ所

湯畑には無料で入れる足湯が2カ所あります。タオル持参で訪れましょう。

「手洗乃湯」も登場!

2021年2月より、湯畑周辺に「手洗乃湯」が3カ所設置されました。足湯に入らずとも気軽に温泉を肌で感じることができるうえ、「食べ歩きをした際にちょっと手を洗いたい」というニーズにもマッチ。ぜひ利用してみてください。

そのほか地蔵エリア、西の河原公園内にも「手洗乃湯」が設置されています。

夜のライトアップは必見!

草津温泉の湯畑は日没から、25時までライトアップをしています。草津にきたら夜の湯畑も必見ですよ! 

夜の草津温泉も、昼と変わらす賑わい、その場にいるだけで非日常感が味わえます。

ちなみに、湯畑周辺の多くのお土産屋さんは、18時頃から次第に閉まってしまうので、注意してください。

湯畑キャンドル「夢の灯り」

石段が1,200個のキャンドルで幻想的な光景に

湯畑前の「光泉寺」では、階段を使ったキャンドルライトアップが開催されています。このキャンドルライトアップも草津温泉街の人気観光イベント。

1,200個以上ものキャンドルにともされた、幻想的な空間は観光の思い出になること間違いなし!!

点灯会場は湯畑前、「光泉寺」山門下の階段です。

※天候によっては中止になる場合があります。※当日の実施可否については、草津温泉観光協会公式ページ「湯Love草津」にてご確認ください。

草津温泉観光協会公式ページ「湯Love草津」

湯もみ(熱乃湯)

草津観光ならやっぱりここ!

草津温泉の湯畑を楽しんだら、人気の観光名所、熱乃湯の「湯もみ」を楽しむのもおすすめ。熱い源泉の温度を、お湯を薄めることなく下げるために、厚板で湯を和らげる湯もみが考案されました。

湯畑に面した「熱乃湯」では「湯もみと踊りのショー」が楽しめます。

熱乃湯の「湯もみ」は毎日行われています。熱乃湯のチケット売り場でチケットを買い、講演時間に熱乃湯に向かいましょう。

祝日や長期休みのおでかけシーズンは、入場のためにショーの15分前くらいから列ができることも。観覧席は1階、2階とあるので、入りきれないということはあまりないそうですが、早めに訪れることをおすすめします。

ちなみに1階や2階の最前列が見やすい席です。1階最前列は、湯もみ娘(湯もみガールズ)たちとの距離も近く、写真も撮りやすいですよ。

湯もみ体験に参加してみよう!

湯もみ体験は、湯もみ娘が板の持ち方、動かし方をちゃんと教えてくれるので、誰でも気楽に参加できます。板は思ったよりも重い! 手を離したら沈んでしまいそうですのでご注意を。

また、湯もみお姉さんに頼めば、湯もみ体験中の写真も撮ってくれるので、観光の思い出作りにぴったりです。

毎週日・月曜11時30分~13時00分に開催されています(最終受付12時50分)。料金は小学生以上300円です。

西の河原公園

温泉の川で贅沢に足湯

草津の独特の景観を楽しめる西の河原公園。草津温泉の湯畑から西の河原通りに沿って徒歩約10分、温泉街の西に位置します。

園内のいたる所から温泉が湧き出しており、湯けむり漂う散策エリアです。草津を世に広めたベルツ博士や、斎藤茂吉・水原桜子など、偉人・文人の歌碑や記念碑も園内にあります

西の河原公園の端から端まで散策だけなら20分程度、園内には足湯もあるのでそちらを含めると40分程度です。草津観光で歩き疲れたら「足湯」に浸かって回復しましょう。

草津三湯の「西の河原露天風呂」は公園の奥まで進むとたどり着きます。なお、西の河原公園の散策道の入り口付近にはトイレが設置されています。

また、駐車場は無料の「天狗山第一駐車場」が一番近く、300台ほど駐車可能です。

草津穴守稲荷神社

穴場の観光スポット

西の河原公園の中にある「草津穴守稲荷神社」。

赤い鳥居が何本もたっているので一目でわかります。階段を上ると、持ち帰りできるお砂が。商売繁盛や家内安全などには、玄関入り口に撒くと良いそうです。

草津片岡鶴太郎美術館

併設の売店ではポストカードなどのお土産も充実

西の河原公園に行く途中には、「草津片岡鶴太郎美術館」があり、常時130点の作品を展示しています。温泉を楽しんだ後の絵画鑑賞は、心落ち着くひと時です。

隣接するカフェ、売店のみの利用も可能で、草津のひと味違ったお土産探しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

西の河原露天風呂

草津の森林に囲まれた開放的な露天風呂

草津温泉の湯畑から徒歩で約10分、西の河原公園の奥に位置する露天風呂です。広々とした露天風呂は、高温の湯の供給口付近や端の方など好みの温度を探してゆったりできます。

こちらでは万代鉱源泉を使用しており、湯冷めしにくいのが特徴です。草津の涼しい風が心地よく、これぞ温泉! という満足感が味わえる草津観光のおすすめの温泉です。

洗い場はなく、ドライヤーなどもないので髪を濡らさないように注意が必要。温泉の外には、ちょっとした待合スペースがあるので、そこで涼む人が多いです。

受付には、フェイスタオル、バスタオルのほか、湯上りにぴったりなパックのコーヒーなどを売っています。

ここに限らず、タオルをレンタルしている温泉はあまりないので、はしご湯の場合は最初に利用した温泉で購入してしまうのも手です。

御座乃湯

湯上りに涼める大広間が魅力!

草津温泉の湯畑に面している「御座乃湯」は、「湯畑」と「万代鉱源泉」の2つを楽しめます。浴室は吹き抜け、暗めの照明で深くリラックスできます。

2階には畳の大広間があり、湯上りにごろんと寝転ぶことができます。シャンプー、ボディソープ、ドライヤーがあるので、湯めぐり観光の締めにも便利です。レンタルタオルはないので、持参するか受付で購入しましょう。

大滝乃湯

「美人の湯」を利用した多彩な温泉を満喫

草津温泉の湯畑から徒歩約10分の「大滝乃湯」は、露天風呂付の大浴場のほか、温度の違う湯を順に入る合わせ湯が味わえます。食事処や、ラウンジ、お土産処などもあり、家族でくつろげます。

西の河原公園とは反対側、湯畑から徒歩約10分の大滝乃湯は「美人の湯」といわれる煮川源泉を使用。草津でこの源泉を楽しめるのは、ここと共同浴場の煮川乃湯だけです。

大滝乃湯が人気の理由は、合わせ湯、露天風呂、打たせ湯、サウナ、大浴場とたくさんの楽しみかたがある点。

合わせ湯は、古くから草津に伝わる入浴方法で、ぬる湯から順に高い温度の浴槽に入っていきます。一番温度の低い浴槽は38℃~40℃、一番温度の高い浴槽は45℃~46℃だそうです。

お土産処やご飯処も充実!

大滝乃湯で温泉を楽しんだら、コーヒーやアイスクリームをいただけるラウンジカフェや、お食事処、お土産処、50畳の無料休憩室も利用してみましょう。

ついつい長居してしまうので、時間には余裕をもっていくと心置きなく楽しめそうです。

3つの温泉にお得に入場できる「ちょいな三湯めぐり手形」

草津にはたくさんの温泉がありますが、どうせなら異なる趣向の温泉を楽しみたいですよね。草津三湯とよばれる「御座乃湯」、「大滝乃湯」、「西の河原露天風呂」は、それぞれ異なる源泉のお湯を使用しているので、草津が初めての方はこの3つからめぐってみるのもおすすめ。

草津三湯の各受付では、お得に入場できる「ちょいな三湯めぐり手形」が販売されています。有効期限がないので、一度に周りきれなくても大丈夫。入館の際に、手形を出してスタンプをもらうだけなので、小銭を出したりする手間がないのも意外と便利。

3カ所の通常入浴料、大人合計2,700円が1,950円、子供1,350円が900円に割引になりますよ。

※詳しくは草津三湯めぐりの公式サイトをご覧ください

「草津三湯めぐり」公式サイト

草津熱帯圏

たくさんの動植物が生息する「トロピカル・ジャングル」

大滝乃湯まできたら、その近くにある「草津熱帯圏」にもぜひ行ってみてください。屋外には猿山や、ヤギ、ウサギなどが飼育されています。目玉は、温泉熱を利用した、高さ15mの熱帯ドームです。

階層構造になっていて、想像以上にたくさんの生物がいます。動物たちのとの距離がとにかく近く、ワニや、蛇は迫力があります。「こんなにさわっていいの!?」と驚くほど、いろいろな動物とふれあえます。

カピバラのふれあい&エサやり体験が大人気

大人気のカピバラにもエサやりができ、なでることもできます。赤ちゃんカピバラにもふれることができますよ! お尻を撫でたら、ゴロンと横になってくれて、とても人懐っこいのがわかります。

カピバラはファミリーで飼育されているので、それぞれの性格の違いが出ていて興味深いです。

滞在時間は、じっくりまわって1時間半ほど。人によりますが1時間~2時間くらいが目安のようです。

年中無休、開園時間は8時30分から17時まで、朝早くからやっているので観光の予定にも組み込みやすいですね。隣接の駐車場は、無料です。

全国屈指の人気温泉スポット・草津温泉。日本らしい趣のあるまち並みと、多彩な温泉が楽しめるだけでなく、面白いスポットがたくさんあります。ぜひ立ち寄って、ひと味違った草津観光を満喫してくださいね!

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2021年3月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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