【九州】花菖蒲の名所5選
梅雨が見頃&親子におすすめ!2024
この記事では九州エリアの花菖蒲(はなしょうぶ)の名所&穴場を5カ所ご紹介します。
親子でのおでかけ先に悩みがちな梅雨。この時期おすすめなのが、しっとりと美しく咲く花菖蒲のスポットです。
例年、見頃となる6月にはイベントも数多く開催されます。各スポットの開花時期・見頃もあわせて紹介しますので、参考にしてくださいね。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
【福岡県柳川市】椛島菖蒲園
柳川の川下りコース沿いに3万本の花菖蒲が咲き乱れる
福岡県柳川市の観光といえば、「掘割(ほりわり)」と呼ばれる縦横に走る水路を「どんこ舟」で巡る「川下り(お堀めぐり)」。この川下りコース沿いにあるのが「椛島菖蒲園」です。
管理をされている椛島さんが「お客さんに楽しんでいただけるように」と丁寧に手入れをされており、約20種・3万本の紫、白、黄色の花菖蒲が見事に咲き誇ります。
■スポット概要&開花情報
所在地:福岡県柳川市本町84
開園期間:例年5月中旬~6月上旬
開園時間:9:00~17:00
料金:入園無料
アクセス:
電車:西鉄天神大牟田線「柳川駅」からバスに乗車、「市役所前」バス停下車後、徒歩で約3分
車:九州自動車道・みやま柳川ICから柳川市役所まで約15分、市役所から徒歩で約3分
【佐賀県佐賀市】大和中央公園花しょうぶ園
約100種類・約4万株もの花菖蒲が園内一面で咲き競う
佐賀県佐賀市にある「大和中央公園花しょうぶ園」では、毎年5月中旬から6月中旬にかけて園内一面に花菖蒲が咲き誇り、その数は約100種類・4万株にもなります。
この大和中央公園花しょうぶ園は花菖蒲の開花時期のみ開園し、まちの特産品も販売されます。
■スポット概要&開花情報
所在地:佐賀県佐賀市大和町川上3294
見頃の時期:例年5月中旬~6月中旬
開園期間:2024年5月20日(月)~6月17日(月)※花菖蒲開花時期のみ開園、期間中無休
開園時間:9:00~18:00
料金:高校生以上510円、小・中学生300円
アクセス:
電車:JR長崎本線「佐賀駅」佐賀駅バスセンターから昭和バス「中極経由小城」行きに乗車、「大橋」バス停下車後、徒歩で約6分
車:長崎自動車道・佐賀大和ICから約7分
【大分県別府市】神楽女湖花しょうぶ園
伝説につつまれた湖の湖面を花菖蒲が淡い紫色に染め上げる!
大分県別府市にある「神楽女湖花しょうぶ園」は、花菖蒲の開花時期にあわせて開園する花菖蒲の名所です。
神楽女湖(かぐらめこ)は、平安時代に鶴見岳社の歌舞女が住んでいたといわれるなど、伝説につつまれた湖。
見頃の時期には鶴見の山々に抱えられたこの湖を、約80種類・1万5千株の花菖蒲が淡い紫色に染め上げ、神楽女湖花しょうぶ園は神秘的な空間に変わります。
■スポット概要&開花情報
所在地:大分県別府市大字神楽女5106-1
見頃の時期:例年6月中旬~7月上旬
開園期間:2024年6月7日(金)~30日(日)
開園期間:平日8:30~18:00、土日8:00~18:30
料金:入園無料
アクセス:電車:JR日豊本線「別府駅」からバスで約40分
車:大分自動車道・別府ICから約20分
【熊本県玉名市】高瀬裏川水際緑地
川沿いには数十本もの矢旗が掲げられ情緒ある花菖蒲の名所
熊本県玉名市を流れる高瀬裏川の一帯は、1980年に国土庁が行った水際緑化モデル地区としての指定を受け整備された、市民の憩いの場。川沿い約700mの距離に約6万6,000本の花菖蒲が植えられており、例年5月下旬から6月上旬にかけて見頃を迎えます。
シーズン中は高瀬裏川沿いの道に数十本もの矢旗が掲げられ風にはためき、情緒ある花菖蒲の名所となります。
2024年イベント情報:高瀬裏川しょうぶまつり
毎年、見頃の時期にあわせて「高瀬裏川しょうぶまつり」が催されます。
玉名観光物産展やコンサート、ゆるキャラステージといった楽しい企画が行われるほか、花を手入れする花摘み娘の姿も見学できます。夜間には花菖蒲のライトアップも!
開催期間:2024年5月17日(金)~6月1日(土)※メインイベントは5月25日(土)
開催時間:企画により異なる。ライトアップ:日没~22:00
入場料:無料
■スポット概要&開花情報
所在地:熊本県玉名市高瀬
見頃の時期:例年5月下旬~6月上旬
料金:無料
アクセス:
電車:JR鹿児島本線「玉名駅」からバスに乗車、「玉名下町」または「玉名中町」バス停で下車後、徒歩で約5分
車:九州自動車道・菊水ICから約15分
【鹿児島県湧水町】三日月池
国指定の天然記念物に指定されている花菖蒲
鹿児島県姶良郡湧水町にある三日月池に咲くノハナショウブは花菖蒲の原種とされ、1938年(昭和13年)に国指定の天然記念物に指定されています。
ノハナショウブはアジア大陸東北部と日本だけに自生し、ここ三日月池が自生南限地。ほかの自生地よりひと足早く、例年5月下旬から6月中旬にかけて濃紫色の美しい花が開花します。ピーク時でも数十株と数は少なめです。
また、この三日月池は椋鳩十(むくはとじゅう)の動物物語で有名な「大造爺さんと雁」の舞台になっており、記念碑が建立されています。
■スポット概要&開花情報
所在地:鹿児島県姶良郡湧水町木場
見頃の時期:例年5月中旬~6月中旬
アクセス:電車:JR肥薩線「栗野駅」から徒歩で約20分、あるいは町営ふるさとバス南まわりに乗車(約5分)、「三日月池」バス停で下車後すぐ
九州地域にある花菖蒲の名所をご紹介しました。梅雨の時期だからこそ出会える幻想的な景色を、ぜひ親子で一緒に楽しんでくださいね!
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年9月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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