雪解けの乗鞍高原で大自然を満喫<br/>親子で楽しむ初夏のハイキング
更新日2022年07月08日/公開日2022年06月17日

雪解けの乗鞍高原で大自然を満喫
親子で楽しむ初夏のハイキング

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「乗鞍高原(のりくらこうげん)」は北アルプスの南端に位置し、標高3026mの「乗鞍岳」の裾野に広がる高原です。「乗鞍エコーライン」を通って標高2700m地点までバスで乗り入れできるので、気軽に手つかずの大自然を満喫できます。

「乗鞍高原」は、自然のほかにも温泉やグルメまで楽しめるため、近年人気を集めている山岳リゾートの一つ。そんな「乗鞍高原」の初夏の楽しみ方をご紹介します。

子供でも楽しめる!見どころいっぱいの乗鞍高原

「中部山岳国立公園」内にある「乗鞍高原」は、広大なエリアにたくさんの見どころがたくさん! 近くにある上高地も人気ですが、上高地とは違い、高原の途中までマイカーで入れるのが嬉しいポイント。人気のビューポイントや散策ポイントのすぐそばに車を停めて散策することもできますよ。

もっと「乗鞍高原」を満喫するなら、マイカー規制の先にある「乗鞍エコーライン」を通り、日本一高いところにあるバスターミナル「畳平バスターミナル」まで、バスやタクシーで行ってみるのをおすすめします。

標高2702mの「畳平バスターミナル」から歩いて約15分で山頂にたどり着けるハイキングコースも楽しめます。バス停を降りてすぐ山頂まで登れるのは、「乗鞍高原」ならでは。

乗鞍高原の初夏を彩るオレンジ色の景色を見に行こう!

「乗鞍高原」の春は少し遅れてやってきます。

「乗鞍高原」は、例年5月の初旬ごろに雪解けを迎え、春の訪れを告げるミズバショウやスモモが美しく咲き始めます。その後6月中旬には、レンゲツツジが見頃を迎えます。

「乗鞍高原」内にある「一の瀬園地」のレンゲツツジは約10万株もあると言われ、残雪の残る山の景色と赤色の絨毯のコントラストはとても美しく、忘れられない思い出になりそうです。

ちなみに、「一の瀬園地」のレンゲツツジの群落は松本市の特別名勝に指定されています。

気軽に楽しめるガイド付きの高原トレッキング

「一の瀬園地」は自由に散策できますが、「乗鞍高原」が初めての方や、効率良く名所を巡りたいという方におすすめなのが、ガイド付きの高原トレッキングプラン。

牛留池
牛留池

「牛留池」のすぐそばにある「休暇村乗鞍高原」が販売するトレッキングプランでは、約4kmの道のりを休暇村のスタッフのガイドを聞きながら一緒に歩けます。

申し込みは宿泊者だけではないので、気軽に参加できますよ。

■ガイド付き高原トレッキング
開催日:2022年6月1日(水)~7月8日(金)の水・金曜日
時間:10:00~12:00
ルート:休暇村~善五郎の滝~オルガン橋~白樺の小径~一の瀬ツツジ園~口笛の小径~牛留池~休暇村
参加費:1人1,600円(税込)
※休暇村乗鞍高原レストランでの昼食が付きます
※宿泊者の入浴は無料です
定員:20人(最小催行2人)
予約:休暇村 乗鞍高原(0263-93-2304)
※予約可能時間9:00~21:00
※前日まで要予約

さわやかな空気に包まれる初夏の「乗鞍高原」は、夏休みが待ちきれないファミリーにピッタリ。車で乗り入れられる一の瀬園地までなら、週末旅行でも気軽に楽しめますよ。

乗鞍高原の公式HPはこちら

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。

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