切り絵御朱印発祥のお寺へ夏詣
夏限定の涼やかな御朱印に注目
埼玉県熊谷市にある1200年の歴史を持つ「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」。
日本三大厄除け開運大師としても知られていますが、最近は「切り絵御朱印」の発祥のお寺としても注目されています。そんな「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」では、2022年夏限定の「重ね切り絵御朱印」の授与が2022年6月1日(水)~8月末日まで行われています(なくなり次第終了)。
見てるだけでも涼しさを感じる美しい切り絵御朱印の魅力と、新たな日本の風習「夏詣」をご紹介します。
涼やかな御朱印に願いを込めよう!
切り絵御朱印発祥の寺である「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」では、季節ごとに限定の切り絵御朱印の授与が行われています。2022年の夏に授与される期間限定の切り絵御朱印は、花火をモチーフにした切り絵御朱印、うちわをモチーフにした切り絵御朱印の2種類。
花火の切り絵御朱印は、5種類の色の紙を使い、夜空を彩る華やかな花火が表現されています。
夏の風物詩として日本で親しまれている花火は、元々は銃で使われる火薬の技術を応用して誕生したもの。
この花火の切り絵の御朱印には、火薬を武器利用としてではなく、平和利用として使われている花火のように、平和な世の中になりますようにと願いが込められています。
もうひとつは、こちらも夏の風物詩である「うちわ」をモチーフにしたものです。赤い金魚のモチーフと涼やかな色合いをベースにした色とのコントラストがとても美しい御朱印です。
うちわは、災いを払う「打つ翳(は)」が語源とも言われており、魔よけの力を持つと言われています。
また、金魚は、名前に「金」の文字が入っていることから、江戸時代には、幸福や金運を招く縁起の良いものとして扱われていました。
この御朱印には、災いを除いて縁起を招くようにとの願いが込められています。
半年の区切りに祈念する、新たな日本の風習「夏詣」とは?
最近では、1年の始まりに行う初詣から半年が過ぎた7月に行う「夏詣(なつもうで)」が話題です。
夏詣は、1年の前半を無事に過ごせた事への感謝の気持ちと、1年の後半も平穏に過ごせるように願いを込め参拝します。
夏詣は、2014年に東京都台東区にある「浅草神社」が提唱したことが始まり。新しい夏の行事として、年を追うごとに、全国の寺社仏閣に広がっているのだとか。
もちろん、「埼玉厄除け開運大師・龍泉寺」の夏限定のうちわをモチーフにした御朱印にも、「夏詣」の文字が記載されていますよ。
今の子供達が大人になっている頃には、「夏詣」が当たり前の日本の夏の風習になっているかもしれませんね。
夏の時期に、神社や仏閣に出かける機会はあまりないかもしれませんが、残りの半年も無病息災で過ごせるよう、この夏は親子で神社仏閣に足を運んでみてはいかがでしょうか。
■埼玉厄除け開運大師・龍泉寺
場所:埼玉県熊谷市三ヶ尻3712
駐車場あり
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
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