2025東京再発見!葛飾区の名所14選 <br/>夏休みに定番&穴場を日帰り観光
更新日2025年08月01日/公開日2025年08月01日

2025東京再発見!葛飾区の名所14選
夏休みに定番&穴場を日帰り観光

体験する
歴史・文化を感じる
東京都葛飾区

都内に住む親子も意外と知らない、“東京の魅力あふれる名所”をご紹介! 今回は葛飾区の観光スポットのなかから、親子におすすめの名所と穴場をピックアップします。

国民的映画「男はつらいよ」シリーズや、大人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台として知られる葛飾区。このほか、歴史ある神社や広大な公園、海外からも注目されている庭園など、魅力がいっぱいあります。

日帰り観光はもちろん、泊りがけでも満喫できること間違いなし。記事を参考におでかけを楽しんでくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

【柴又】葛飾柴又寅さん記念館

「男はつらいよ」の世界を満喫できるミュージアム

2025年4月にリニューアルされた「葛飾柴又寅さん記念館」
2025年4月にリニューアルされた「葛飾柴又寅さん記念館」

「葛飾柴又寅さん記念館」は、映画やドラマで親しまれる「男はつらいよ」の世界を体感できるスポットです。

映画シリーズは1969年〜1995年までに全48作が公開され、1997年には特別篇も制作されました。さらに、2019年には第1作公開50周年を記念して第50作「男はつらいよ お帰り 寅さん」も公開され、今なお多くの人々に愛されています。

作中で使用された小道具や貴重な資料が展示されています
作中で使用された小道具や貴重な資料が展示されています

館内には、寅さんがいつも帰ってきた柴又の団子屋「くるまや」のセットが再現されており、映画の世界をリアルに感じられます。

そのほか、寅さんのトランクの中身や、実際の撮影で使われた小道具も展示。さらに、NASAが地球に持ち帰り「TORAJIRO」(寅次郎)と名付けた彗星の塵(ちり) も見ることができます。

「山田洋次監督のミュージアム」の様子
「山田洋次監督のミュージアム」の様子

併設の「山田洋次ミュージアム」では、「男はつらいよ」の監督・山田洋次さんの世界をご紹介。半世紀にわたり映画制作を続けてきた監督のフィルムへのこだわりや、長年追い続けてきた「家族」というテーマへの想いに触れることができます。

親子で訪れれば、山田監督のメッセージをより深く感じられるはずですよ。

■スポット概要
所在地: 東京都葛飾区柴又6-22-19
アクセス:【電車】京成金町線「柴又駅」から徒歩で約8分
駐車場:あり(有料)

【柴又】葛飾区 山本亭

国内外から高い評価を受ける書院庭園

登録有形文化財にも指定されています(画像提供:SUYA / PIXTA)
登録有形文化財にも指定されています(画像提供:SUYA / PIXTA)

「葛飾柴又寅さん記念館」 のすぐ裏手にある「山本亭」は、和風の書院造に洋風建築を取り入れた、和洋折衷の珍しい建物。その歴史的な価値から、葛飾区の登録有形文化財にも指定されています。

もともとは、地元のカメラ部品工場を創業した山本栄之助さんの自宅として、大正末期から昭和初期にかけて建てられたもので、当時はまだ珍しかった二世帯住宅の形をとっています。

美しい庭園の様子(画像提供:Chaniii / PIXTA)
美しい庭園の様子(画像提供:Chaniii / PIXTA)

見どころのひとつは、四季折々の表情を楽しめる美しい庭園です。アメリカの日本庭園専門誌による2019年 のランキングでは、国内第4位に選ばれるなど、海外からも注目を集めています。

静かで落ち着いた雰囲気のなか、親子でのんびり過ごすのにもぴったりなスポットです。

■スポット概要
所在地:東京都葛飾区柴又7−19−32
アクセス:【電車】京成金町線「柴又駅」から徒歩で約8分
駐車場:専用駐車場なし(柴又公園駐車広場
を利用(※有料)

【柴又】柴又帝釈天(帝釈天題経寺)

彫刻ギャラリーと邃渓園は必見

柴又帝釈天 (しばまたたいしゃくてん)「二天門」の様子(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
柴又帝釈天 (しばまたたいしゃくてん)「二天門」の様子(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

約400年の歴史を誇る「柴又帝釈天(帝釈天題経寺)」は、日蓮上人が自ら彫ったとされる帝釈天の板仏(いたぼとけ)を本尊とする、由緒あるお寺。江戸時代から「帝釈天」の名で親しまれてきました。

境内には、荘厳な帝釈堂や本堂、鐘楼堂が建ち並び、落ち着いた雰囲気が漂います。

二天門の左側には、映画「男はつらいよ」シリーズの主人公・寅さんが産湯に使ったといわれる「御神水」(ごしんすい)が湧き出しており、地元の人々に親しまれています。

歩きながら庭園全体を鑑賞できる「邃渓園(すいけいえん)」(画像提供:Gengorou / PIXTA)
歩きながら庭園全体を鑑賞できる「邃渓園(すいけいえん)」(画像提供:Gengorou / PIXTA)

帝釈堂の中は靴を脱いで上がることができ、法華経の物語を題材にした繊細な彫刻ギャラリー(有料)が並びます。

さらに奥には、池泉回遊式 の日本庭園「邃渓園(すいけいえん)」も。屋根付きの回廊が整備されているため、雨や日差しを避けながらゆったりと散策できますよ。

■スポット概要
所在地:東京都葛飾区柴又7-10-3
アクセス:【電車】京成金町線「柴又駅」から徒歩で約3分
駐車場:あり(有料)

【柴又】柴又帝釈天門前参道

映画「男はつらいよ」シリーズのロケ地

「柴又帝釈天門前参道」の様子(画像提供:Ystudio / PIXTA)
「柴又帝釈天門前参道」の様子(画像提供:Ystudio / PIXTA)

「柴又帝釈天門前参道」は、京成金町線「柴又駅」から「柴又帝釈天」へと続く、約200mの参道です。1912年(大正元年)に発足した商店街は、映画「男はつらいよ」シリーズの舞台としても知られています。

柴又名物が並ぶ老舗の商店街(画像提供:ケイセイ / PIXTA)
柴又名物が並ぶ老舗の商店街(画像提供:ケイセイ / PIXTA)

まち並みには昔ながらの木造建築が並び、柴又名物の団子屋やせんべい屋、川魚料理のお店などが軒を連ねています。お日さまが昇ると店が開き、通勤・通学する地元の人々を見守ってきたという、地域に根ざした温かさもこのまちの魅力です。

柴又帝釈天門前参道の名物・草だんご(画像提供:masao / PIXTAけんさん / PIXTA)
柴又帝釈天門前参道の名物・草だんご(画像提供:masao / PIXTAけんさん / PIXTA)

お土産には、草だんごや葛餅、木彫りの民芸品などがおすすめ。レトロな雰囲気に包まれながら親子でのんびり散策し、食べ歩きも楽しんでみてくださいね。

■スポット概要
所在地: 東京都葛飾区柴又7
アクセス:【電車】京成金町線「柴又駅」から直結
駐車場:なし

公式サイト

【柴又】フーテンの寅像

寅さんの故郷、柴又に建つ銅像

柴又駅前に立つ寅像(画像提供:キャプテンフック / PIXTA)
柴又駅前に立つ寅像(画像提供:キャプテンフック / PIXTA)

京成金町線「柴又駅」の正面に立つのは、柴又を舞台にした名作「男はつらいよ」シリーズの主人公、車寅次郎(通称・「寅さん」)の銅像です。

この銅像は、渥美清さん演じる寅さんが旅に出る前に妹・さくらの方を振り返る名シーンをモチーフに、1999年に地元商店会と観光客の募金によって建立されました。足元には、山田洋次監督が綴った寅さんの故郷・柴又への思いも刻まれています。

寅さんを見送る妹さくら像(画像提供:うらやす / PIXTA)
寅さんを見送る妹さくら像(画像提供:うらやす / PIXTA)

そして2017年には、そんな寅さんを見送るさくらの銅像も登場。まるで映画のワンシーンのようなふたりの姿に、思わず足を止めて見入ってしまうはずです。

柴又を訪れたら、親子で一緒に「寅さんのふるさと」の空気を感じてみてくださいね。

■スポット概要
所在地:東京都葛飾区柴又4−8−14
アクセス:【電車】京成金町線「柴又駅」から直結
駐車場:なし

【柴又】矢切の渡し

都内に残る渡し舟

矢切りの渡し(画像提供:route134 / PIXTA)
矢切りの渡し(画像提供:route134 / PIXTA)

「矢切の渡し」は、柴又と千葉県松戸市を結ぶ江戸川の渡し船。農民渡船をルーツに持つ歴史ある船で、現在も観光や地域の足として運行されており、実際に乗船することができます。

その始まりは、江戸時代初期。対岸に農地を持つ人々のために幕府が設けたもので、「柴又帝釈天」への参詣ルートとしても長く利用されてきました。

矢切りの渡し(画像提供:route134 / PIXTA)
矢切りの渡し(画像提供:route134 / PIXTA)

所要時間は約5分。料金は、片道大人300円、子供100円です。夏季は毎日10時〜16時頃まで、冬季は土日祝日と、60日に一度めぐってくる「庚申(こうしん)の日」に、同じ時間帯で運航されています。

帝釈天を訪れた際には、親子でゆったり川の渡し船に乗ってみるのもおすすめです。

■スポット概要
所在地:東京都葛飾区柴又7-18
アクセス:【電車】京成金町線「柴又駅」から徒歩で約8分
駐車場:なし

【亀有】こち亀像

人気漫画の銅像がいっぱい!

「亀有駅」北口の様子(画像提供:彩恵 / PIXTA)
「亀有駅」北口の様子(画像提供:彩恵 / PIXTA)

1976年〜2016年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、国民的人気を誇った漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(通称「こち亀」)。

全200巻が刊行され、その巻数は2016年に「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されました。連載終了後も新たなエピソードが描かれ、2025年現在は第201巻まで発売されています。

作品の舞台となった亀有には「こち亀像」と呼ばれる銅像が15体設置されており、ファンの聖地としても人気です。主人公の両津勘吉をはじめ、中川圭一や秋本カトリーヌ麗子など個性豊かなキャラクターたちがまちのあちこちに登場し、ベンチに座って一緒に写真を撮れるスポットもあります。

「亀有公園」では「ダブルピース両さん像」が見られます(画像提供:sunny / PIXTA)
「亀有公園」では「ダブルピース両さん像」が見られます(画像提供:sunny / PIXTA)

さらに、2020年〜2021年にかけては「こち亀マンホール」も設置され、まち歩きの楽しみが広がりました。

なお、銅像やマンホールをめぐるには、駅改札周辺や「亀有銀座商店街 ゆうろーどサービスカウンター」などで配布されているガイドマップが便利です。親子で楽しめる、ちょっとユニークなまち歩きにで出かけてみませんか?

■スポット概要
所在地:東京都葛飾区亀有3
アクセス:【電車】常磐線「亀有駅」からすぐ
駐車場:なし

【亀有】亀有香取神社

「こち亀」の世界が広がるユニークな神社

「香取神社」の様子
「香取神社」の様子

「亀有香取神社」は、鎌倉時代に創建されたと伝わる、地域にゆかりの深い神社です。御祭神の「経津主大神」(ふつぬしのおおかみ)や「武甕槌大神」(たけみかづちのおおかみ)は、古くから「勝負運」や「厄除け・開運」の神さまとして信仰されてきました。

さらに、「岐大神」(くなどのおおかみ)は道案内の神さまとして知られ、「足腰健康」や「家内安全」にご利益があるといわれています。

地名「亀有」に因んだ、阿吽一対の亀像
地名「亀有」に因んだ、阿吽一対の亀像

境内には「こち亀像」のひとつが設置されており、ファンにとって嬉しい撮影スポットとなっています。

また、願いごとを書ける「こち亀絵馬」は、必勝・所願成就・開運招福の3種類があり、通常の御朱印に加えて「こち亀御朱印」(全2種)も頒布されています。

「少年よ、あの星を目指せ!両さん像」もあります
「少年よ、あの星を目指せ!両さん像」もあります

のんびりと境内を歩きながら、親子で「こち亀」の世界観にふれる時間を楽しんでみてくださいね。

■スポット概要
所在地: 東京都葛飾区亀有3-42-24
アクセス:【電車】JR常磐線「亀有駅 」から徒歩で約3分
駐車場:あり

【東水元】業平山 南蔵院(しばられ地蔵尊)

縄でぐるぐるに縛られた「しばられ地蔵」

しばられ地蔵の様子(画像提供:koro / PIXTA)
しばられ地蔵の様子(画像提供:koro / PIXTA)

創建から600年以上の歴史を持つ「業平山 南蔵院」(なりひらさん なんぞういん)は、平安時代の歌人・在原業平(ありわら の なりひら)ゆかりのお寺。1348年に林能法師が創建しました。

業平が隅田川での舟遊び中に船が転覆し、多くの命が失われたという伝承があり、その人々を弔うために仏像を刻み、法華経を写して塚に納めたのが「業平塚」の由来とされています。

境内は、白い砂利が隅田川、参道が業平橋、石が「業平の舟石」と、隅田川の風景を表現した造りになっています。

しばられ地蔵の様子(画像提供:Masa / PIXTA)
しばられ地蔵の様子(画像提供:Masa / PIXTA)

見どころのひとつは「しばられ地蔵尊」。高さ約1mの石地蔵で、盗難除けや厄除け、病気平癒、縁結びなどのご利益があるとされています。

願いを込めて縄で地蔵をしばり、叶ったら縄をほどくという独特の信仰が特徴。例年大晦日の23時からは「縄解き供養」が行われ、多くの参拝者でにぎわいます。

■スポット概要
所在地:東京都葛飾区東水元2−28−25
アクセス:【電車】JR常磐線・東京メトロ千代田線「金町駅」、・京成金町線「京成金町駅」から京成バスに乗車、「しばられ地蔵」バス停で下車後、徒歩で約3分
駐車場:あり

【水元】水元公園

水辺の自然とふれあえる広大な公園

「水元公園」のポプラの並木道(画像提供:momo / PIXTA)
「水元公園」のポプラの並木道(画像提供:momo / PIXTA)

南蔵院のすぐ裏手に広がる「水元公園」は、江戸時代に造られた用水池「小合溜(こあいだめ)」に沿って整備された、自然豊かな水辺の公園です。

1975年までは「都立江戸川水郷自然公園」に指定されており、都の天然記念物「オニバス」や、絶滅危惧種「アサザ」が自生する、貴重な自然環境が残されています。

水郷の向こうには埼玉県三郷市の「みさと公園」が見えます(画像提供:momo / PIXTA)
水郷の向こうには埼玉県三郷市の「みさと公園」が見えます(画像提供:momo / PIXTA)

園内にはポプラ並木や花菖蒲園、メタセコイアの森が点在し、四季折々の風景を楽しめます。「水辺のさと」では水生植物や江戸金魚の展示(9時〜16時30分/月曜・年末年始休館)も見学可能。

また、バードサンクチュアリーでは、8カ所の観察舎から水辺の鳥たちを間近に観察できます。双眼鏡を片手に歩けば、ちょっとした自然探検気分も味わえますよ。

■スポット概要
所在地:葛飾区水元公園3-1
アクセス:【電車】JR常磐線・東京メトロ千代田線「金町駅」、・京成金町線「京成金町駅」から京成バスに乗車、「水元公園」バス停で下車後、徒歩で約7分
駐車場:あり(有料)

【白鳥】葛飾区郷土と天文の博物館

葛飾の歴史と宇宙がテーマの博物館

「葛飾区郷土と天文の博物館」の外観
「葛飾区郷土と天文の博物館」の外観

白鳥にある「葛飾区郷土と天文の博物館」は、“「かつしかの歴史と宇宙”」をテーマにした博物館。2階の常設展示では、地形模型や再現家屋を通して、葛飾の暮らしや文化の移り変わりを体感できます。

また、地球の自転を実感できる「フーコーの振り子」も設置。このほか、期間限定の企画展も開催されているので、何度訪れても新たな発見があります。

館内にはプラネタリウムも備えています
館内にはプラネタリウムも備えています

3階の天文展示室では、月や星座について学べるほか、太陽望遠鏡がとらえた現在の太陽の姿や、実物の隕石を見ることができます。

また、併設のプラネタリウム(2025年10月31日まで休止中)は、ストーリー・音楽・映像をすべて館内で制作。解説員が映像を操作しながら語るライブ解説が魅力です。

■スポット概要
所在地:東京都葛飾区白鳥3−25−1
アクセス:【電車】京成本線「お花茶屋駅」から徒歩で約8分
駐車場:あり

【堀切】堀切菖蒲園

約200種約6,000株の花菖蒲を楽しめる!

江戸系花菖蒲の名所「堀切菖蒲園」(画像提供:Masa / PIXTA)
江戸系花菖蒲の名所「堀切菖蒲園」(画像提供:Masa / PIXTA)

堀切にある「堀切菖蒲園」は、江戸時代から続く花菖蒲の名所。かつては観光地として親しまれ、安藤広重や歌川豊国などの浮世絵師たちがその風景を描いてきました。

現在の菖蒲園は、戦後に復興された「堀切園」の一部を受け継ぎ、歴史ある景観を今に伝えています。

園内には、静かな庭園を眺めながら喫茶や会食を楽しめる「静観亭」もあり、ゆったりとしたひとときを過ごせます。

色とりどりの花菖蒲(画像提供:ジャバ / PIXTA)
色とりどりの花菖蒲(画像提供:ジャバ / PIXTA)

例年6月上旬から中旬にかけて、約200種類・6,000株の花菖蒲が見頃を迎え、園内は色とりどりの花々で彩られます。この時期には「葛飾菖蒲まつり」も開催され、多くの人でにぎわいます。

もちろん、花菖蒲の季節だけでなく、梅や藤、ロウバイ、トキワマンサクなど、季節ごとにさまざまな花が咲き、年間を通して自然の美しさを楽しめるのも魅力です。

■スポット概要
所在地:東京都葛飾区堀切2-19-1
アクセス:【電車】京成本線「堀切菖蒲園駅」から徒歩で約10分
駐車場:なし
※土日祝日は「堀切橋駐車広場」を利用できます(500円/全日)

【立石】プラネターリアム銀河座(證願寺)

お寺に併設された全国でも珍しいプラネタリウム

ワクワクが詰まったちょっと不思議なお寺
ワクワクが詰まったちょっと不思議なお寺

「プラネターリアム銀河座」は、1600年に創建された歴史あるお寺「證願(しょうがん)寺」の境内にあります。湯島や浅草を経て1932年に現在地へ移転し、戦後に本堂が再建されました。

建物の壁には大きなクジラが描かれ、境内には恐竜やライオンなどのオブジェが点在。冒険気分を味わえるユニークな外観は、地元でも親しまれています。

全25席の小空間で楽しめる星空体験
全25席の小空間で楽しめる星空体験

境内には、中学生以上向けの本格プラネタリウムを併設。毎月第1・3土曜に各1回、完全予約制で開催され、希少な光学式機器と最新の4Kデジタルドームシステムによる、臨場感あふれる星空体験を楽しめます。

プログラムは、「星空解説」「オリジナル番組」「デジタル・プラネタリウム」の3部構成。天文に詳しい住職さんと解説員による軽快な掛け合いにも注目してみてくださいね。

■スポット概要
所在地: 東京都葛飾区立石7-11-30 證願寺(しょうがんじ)内
アクセス:【電車】京成押上線「立石駅」から徒歩で約7 分
駐車場:あり

公式サイト

【四つ木】キャプテン翼像

サッカー好き親子にぴったり

「京成四ツ木駅」の様子(画像提供:黒田涼 / PIXTA)
「京成四ツ木駅」の様子(画像提供:黒田涼 / PIXTA)

四つ木は、世界的に人気のサッカー漫画「キャプテン翼」の作者・高橋陽一さんの出身地です。その縁で、「四つ木公園」や「四ツ木駅前ポケットパーク
」など、まちのあちこちに登場キャラクターの銅像が点在しています。

「四つ木つばさ公園」にある大空翼像(姉妹サイト「いこーよ」ユーザー投稿) (c)高橋陽一/集英社 
「四つ木つばさ公園」にある大空翼像(姉妹サイト「いこーよ」ユーザー投稿) (c)高橋陽一/集英社 

2013年には「四つ木つばさ公園」に、主人公・大空翼(小学生時代)の等身大銅像が設置され、これが第1号となりました。現在は全部で9体の銅像があり、「キャプテン翼」ゆかりの地めぐりを楽しめます。

銅像めぐりマップは、京成線「四ツ木駅」「立石駅」や「テクノプラザかつしか」で配布中。親子でお気に入りのキャラを見つけて、記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地: 東京都葛飾区東四つ木4-15-10
アクセス:【電車】京成押上線「四ツ木駅」から徒歩で約2分
駐車場:なし

自然豊かな公園や歴史ある神社、そして誰もが一度は見たことのある映画や漫画の舞台まで、葛飾区には親子で楽しめるスポットが満載。ぜひ親子でおでかけして、葛飾区の魅力を再発見してくださいね!

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年2月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。また 一部の情報は2025年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています

記事を書いた人

わかめ

ライター・占い師・音楽家。 朝は原稿、夜はタロット、週末はヘブンアーティスト「わかめとミュゼット」でアコーディオンを演奏する子育て主婦です。

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