小田原フラワーガーデンの秋バラ
バラを五感で楽しもう！

神奈川県小田原市にある「小田原フラワーガーデン」には、約160品種360株のバラが植えられており、10月下旬から11月中旬にかけて秋バラが見頃を迎えます。

2022年10月15日（土）から11月23日（祝）まで、「オータムローズフェスタ」と題して、バラを五感で楽しむイベントが多数企画されています。秋バラの見どころとイベントの楽しみ方をご紹介します。

花色、香りが際立つ秋バラ

バラには春しか咲かない1季咲きのものもありますが、近年では品種改良も進み、ほとんどのバラは、春と秋の2回、開花のピークがあります。

朝と晩の気温の寒暖差が大きい秋の季節に咲くバラは、つぼみから開花までの時間が長く、その分、色が濃くなり、香りも豊かなバラとして開花します。

春バラは一気につぼみがつき、ボリューム満点の花姿が魅力ですが、秋バラは1輪1輪の花姿や色合い、香りをじっくりと鑑賞できるのが魅力！　

2022年の「小田原フラワーガーデン」の秋バラは、全体的に背丈が高く育ち、凛とした花姿が楽しめますよ。

また、「小田原フラワーガーデン」では、10月から12月まで長い期間にわたってバラを楽しめるよう、剪定の工夫をしています。剪定時期を単純にずらすだけではなく、天候や品種ごとの性質を見極めたうえで複雑に調整しているのだとか。

オータムローズフェアで秋バラを満喫♪

秋バラが一番の見頃を迎える、2022年10月15日（土）から11月23日（祝）まで行われる「オータムローズフェア」では、毎週末、バラ園ガイドツアーやワークショップ、ガーデンコンサートなど、五感をたっぷり使って楽しめる企画がいっぱい！　また、期間限定のグルメやお土産なども販売されます。

プロと一緒に歩けば違った景色が見えてくる！バラ園ガイドツアー

11月3日（祝）と6日（日）に行われるのが、スタッフによるバラ園ガイドツアー。プロの目線ならではの見どころや楽しみ方の話が聞けるほか、育て方などの紹介も。いつもとは違った目線でバラ園を楽しむことができますよ。

多彩なワークショップとガーデンコンサートを楽しもう！

ROSEバスボム作り（作品イメージ）

バラをテーマにした手作りワークショップも。当日申し込みのものがあるので、気軽に参加できるのも嬉しいポイントです。

また、11月6日（日）には、バラ園のなかで、マリンバの音色を楽しむガーデンコンサートも開催されます。

オリジナルローズグルメやお土産もチェック♪

オリジナル「ローズピーチジェラート」400円（税込）

味覚でもバラを感じられる特別なジェラートが登場！　「小田原フラワーガーデン」オリジナルのジェラート「ローズピーチジェラート」は、バラの芳醇な香りと桃の甘みが絶妙に合わさった特別なジェラート。ピンク色の見た目もかわいい一品です。

また、お土産コーナーやフラワーショップ「PICCOLO」で販売されるお土産やバラ苗なども忘れずにチェックしましょう。バラを使用したお菓子や入浴剤などが販売されるほか、バラの苗や秋植え球根も取りそろえられています。

人気品種から新品種までバラエティに富んだラインナップですよ。

園内には、バラのほかにも、年間通じて熱帯植物や亜熱帯植物が楽しめる「トロピカルドーム温室」もあり、1日たっぷりと植物園を満喫できます。秋のおでかけに「小田原フラワーガーデン」におでかけしてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。