編み物アートが池袋のまちを彩る<br/>地域交流で育む新たなまちづくり
更新日2024年02月02日/公開日2022年12月06日

編み物アートが池袋のまちを彩る
地域交流で育む新たなまちづくり

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東京都豊島区では、2023年秋から2024年初冬にかけて、池袋に愛着を持つ人々と一緒に新しい池袋のアート&カルチャーを創出するプロジェクト「としま編んでつなぐまちアート2023」が展開されています。

その一環として、2023年12月1日(金)~2024年1月31日(水)には、「池袋駅」周辺エリア内の全8カ所で公園の樹木や建物を編みくるむアート展示が開催中。地域の人々の思いが詰まったイベントの内容をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「としま編んでつなぐまちアート」とは

「としま編んでつなぐまちアート」は、編み物によるモチーフ制作から木々などへの編みものアート展示まで地域一体で展開しているプロジェクト。2023年の今回が3回目の開催となります。

約700人が参加して二ットアートを制作

2023年は、9月から数回にわたり池袋内の各所で「編みふくろうの森」をテーマにしたワークショップなどが開催されてきました。

参加したのは、豊島区介護センターの利用者や豊島区の職員、文化服装学院ニットデザイン科の学生のほか、池袋エリアの民間企業の社員など総勢約700人。編みもので公園の樹木や建築物を飾るニットアート「ヤーンボミング」の制作に携わりました。

ニットアートが池袋のまちを温かく彩る

ワークショップなどで制作され完成した「ヤーンボミング」は、イケ・サンパークや南池袋公園などの公園をはじめ池袋エリア8か所で展示され、池袋のまちを彩ります。また、展示期間終了後の作品の一部は、芝生で使用できる敷物などに姿を変え、池袋の公園などへ寄贈される予定です。

池袋エリア全8カ所の展示をチェック♪

編み物デコレーションが行われるのは池袋駅やサンシャインシティを含む全8カ所。それぞれの見どころをご紹介します!

1.イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)

災害時には防災の拠点となる区内最大面積の公園「イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)」では、イチョウ並木が編みものでデコレーションされています。

木々1本ごとに個性があふれる編みふくろうの顔を散歩しながら見たり、並木を通る「イケバス」から眺めたりするのがおすすめ。

■イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)
所在地:東京都豊島区東池袋4- 42
開園時間:5:00~22:00

公式サイト

2. サンシャイン60展望台 てんぼうパーク

2023年4月にオープンした「てんぼうパーク」は、サンシャイン60ビルの最上階に位置する空の公園。海抜251mから眺める360度の東京パノラマは絶景です。

芝生に編みもののラグを敷いて座ったり、ふちが編みもので彩られ、カラフル仕立てになったネットのベンチでくつろいだりしながら景色を楽しむのがおすすめ。

■サンシャイン60展望台 てんぼうパーク
所在地:東京都豊島区東池袋3- 1
営業時間:11:00~21:00(最終入場20:00)

公式サイト

3.南池袋公園

広々とした芝生広場を望む場所に、カフェが併設する「南池袋公園」には、ワークショップなどで制作されたさまざまなモチーフが展示されています。

例えば、園内の木々には、カラフルな編みふくろうが大集合。大人も子供も楽しめる編みものアートで彩られています。階段状のウッドデッキ「サクラテラス」で編みものを眺めながら一息つくのがおすすめ。

■南池袋公園
所在地:東京都豊島区南池袋2- 21-1
開園時間:8:00~22:00
休館日:年末年始(12月31日~1月3日は閉園)

公式サイト

4.中池袋公園

映画館やレストラン、ショップが入る複合施設「Hareza池袋」の前庭である「中池袋公園」場。園内各所がお花のモチーフをした編みもので彩られています。フクロウ像や木に下がるフクロウモチーフは見どころのひとつ!

■中池袋公園
所在地:東京都豊島区東池袋1- 16-1
開園時間:7:30~22:00

公式サイト

5.WACCA IKEBUKURO

「つながり」をテーマにした商業施設「WACCA IKEBUKURO」には、施設内の各所に飾られたモチーフや、花壇を彩る編みものが見どころです。

■WACCA IKEBUKURO
所在地:東京都豊島区東池袋 1-8-1
開園時間:10:00〜26:00(店舗・曜日により異なる)

公式サイト

6. 西武池袋本店 屋上 食と緑の空中庭園

「西武池袋本店」の屋上にある「食と緑の空中庭園」は、季節の草花が観賞できる「睡蓮(すいれん)の庭」や、四季を感じる緑の壁面「グリーンウオール」が春夏秋冬の風景を織りなす屋上庭園。
期間中は、3体のベアツリーが編みもので彩られます。編みものをまとったベアツリーを眺めながらフードカートエリアで食事を楽しむのもいいですね。

■西武池袋本店 屋上 食と緑の空中庭園
所在地:東京都豊島区南池袋1丁目 28-1
営業時間:10:00~20:00

公式サイト

7.JR池袋駅構内いけふくろう

JR「池袋駅」東口の待ち合わせスポット「いけふくろう」。たくさんの人に親しまれている「いけふくろう」が、期間中はカラフルで温かな編みふくろうへ変身していますよ。

■JR池袋駅構内いけふくろう
所在地:東京都豊島区南池袋1丁目1-28

8. 自由学園明日館

「自由学園明日館(みょうにちかん)」は、1921年に建設された重要文化財に指定されている建物。入口にたたずむ「明日館の梟(ふくろう)」や、付近のフェンスが編みもので彩られています。親子でいろいろな形の編みものを見つけて写真を撮るのもおすすめです。

■自由学園明日館
所在地:東京都豊島区南池袋1- 28-1
見学時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)
夜間見学日:第3金曜の18:00~21:00(入館は20:30まで)
休館日:月曜(月曜が祝日または振替休日の場合、翌日)、年末年始 不定休あり、要事前確認

公式サイト

編みものアートが飾られているのは、池袋駅から気軽に歩いて行ける場所ばかり。まちを歩きながら、アート作品を楽しんでみてくださいね。

【公式サイト】としま編んでつなぐまちアート2023 編みものアート展示

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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