畳24畳分の巨大な凧が大空に舞う
300年以上の歴史を持つ大凧合戦
新潟市南区の白根(しろね)地区、および西白根地区を流れる中ノ口川(なかのくちがわ)の堤防では、2024年6月6日(木)~6月10日(月)の5日間、伝統行事の「白根大凧合戦」が開催される予定です。
江戸時代から続く大凧合戦で、合戦中は合計約300枚もの大凧が空を舞い、観客を楽しませます。
迫力満点の戦いが見られる「白根大凧」の見どころや、開催情報をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
江戸時代から続く地域の伝統行事「白根大凧合戦」
約300枚の巨大な凧があがる「白根大凧合戦」は、例年6月初旬に5日間にわたって開催されています。
東軍(白根側)と西軍(西白根側)に分かれ、各組が20~30枚の凧をあげて合戦に挑みます。
越後平野を流れる信濃川の支流である中ノ口川の堤防両岸から、縦7m×横5m、およそ畳24畳分もの大きさの大凧をあげます。
大空に舞う大凧を空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合い、勝敗を決します。
力いっぱい綱を引いて闘う姿は迫力満点!
大凧合戦の最大の見どころは、なんといっても綱の引き合いです。
凧綱が絡んだら引き合いがスタート! 凧をコントロールするための綱を思いっきり引っ張り、相手の凧綱を切っていきます。
5日間にわたる合戦で使われる大凧は、1年をかけて準備されてきたもの。白根の人々の想いを背負った大凧が空中で闘う様子に、観客たちも手に汗を握ります。
「白根大凧合戦」の由来を知ろう
「白根大凧合戦」は、江戸時代に、白根側に住む人々があげた凧が、対岸の西白根側に落ちて田畑を荒らし、怒った西白根側の人が仕返しにわざと白根側に凧を落としたのが始まりだといわれています。
このような起源から、合戦に使用する大凧は、相手側に向かってあがるように工夫が施されています。
2024年の開催情報は?
2024年の「白根大凧合戦」は、6月6日(木)~6月10日(月)に開催される予定です。
飛び交う大凧の迫力に、子供も熱狂すること間違いないし! 組ごとに大凧の揚げ方が異なるなど個性豊かで、それぞれの凧を比べてみるのもおもしろいですよ。
ワクワク&ドキドキの闘いを親子で観戦してみてくださいね。
とりっぷノート♪開催前日には小学生による「子ども大凧合戦大会」を開催
「白根大凧合戦」開催初日の前日(2024年は6月5日)には、小学生による「子ども大凧合戦大会」が行われます。小学生が、畳6枚分の大凧をあげ、全員で力を合わせて闘う、熱気あふれる試合も見逃せませんね。(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
イベント基本情報
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イベント名 | 白根大凧合戦(2024年) |
ふりがな | しろねおおたこがっせん |
主催者名 | 白根大凧合戦実行委員会 |
開催期間 | 2024年6月6日 〜 2024年6月10日 |
開催時間 | 13:00~ |
開催スポット | 中ノ口川堤防上 |
住所 | 新潟県新潟市南区白根・西白根 |
電話番号 | 025-372-6505 ※電話窓口は「新潟市南区役所産業振興課」です |
料金 | 無料 |
アクセス | 【車】北陸自動車道・新潟西ICまたは三条燕ICから約30分 【電車】JR各線「新潟駅」からバス(潟東営業所行き)、またはJR各線「新津駅」からバス(白根・潟東方面行き)乗車、バス停「五の町」下車、徒歩で約5分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 【交通情報】車で来場した場合、臨時無料駐車場(しろね大凧と歴史の館、千日工業団地など)からシャトルバスをご利用ください |
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