静岡市の伝統行事が4年ぶりに開催<br/>巴川を流れる3,000挺の灯籠
2023年7月16日

静岡市の伝統行事が4年ぶりに開催
巴川を流れる3,000挺の灯籠

清水巴川灯ろうまつり(2023)
しみずともえがわとうろうまつり
体験する
歴史・文化を感じる
静岡県静岡市

静岡県静岡市清水区で、2023年7月16日(日)に「清水巴川灯ろうまつり」が4年ぶりに行われます。

250年余りの歴史がある夏の伝統行事で、灯籠(とうろう)流しのほかにも、手筒(てづつ)花火や商店街の夜市などが楽しめます。

2023年の「清水巴川灯ろうまつり」の開催情報や見どころについてご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「清水巴川灯ろうまつり」ってどんな行事?

「巴川」周辺が厳かな雰囲気に包まれます
「巴川」周辺が厳かな雰囲気に包まれます

「清水巴川灯ろうまつり」は、静岡市清水区の「巴川」(ともえがわ)とその周辺で、毎年7月16日に行われる夏の恒例行事です。

巴川に架かる稚児(ちご)橋〜港(みなと)橋間に設けられた5カ所の流し場から、亡き先祖を思い、家内安全や無病息災を祈願して、毎年3,000挺もの灯籠が流されます。

祭り期間中は、灯籠流しのほかにも、川沿いで夜店の出店や手筒花火が披露されるなど、お楽しみがいっぱいです。

「清水巴川灯ろうまつり」の歴史

250年余の伝統を誇る「清水巴川灯ろうまつり」。一時は中止になったこともありましたが、1934年(昭和9年)に復活しました。

その後、1973年(昭和48年)に河川の汚染の問題から再び中止となり、1984年(昭和59年)に再度復活したという歴史があります。

今では、夏を告げる清水区の夏祭りとして市民に親しまれています。

2023年の開催情報

さまざまな夜店が登場! たくさんの家族連れでにぎわいます
さまざまな夜店が登場! たくさんの家族連れでにぎわいます

2023年の「清水巴川灯ろうまつり」は、7月16日(日)に開催されます。今年は4年ぶりの開催です!

手筒花火も必見!

シャワーのように降り注ぐ鉄粉に注目!
シャワーのように降り注ぐ鉄粉に注目!

祭り当日は、巴川にかかる稚児橋の上で手筒花火が披露されます。

手筒花火とは、長さ約1mの竹筒に3kgほどの火薬を詰めて、「揚げ手」と呼ばれる人が筒を脇の横に抱え、巨大な火柱を噴出させる花火です。

竹筒から吹き上がる火粉は、迫力満点! 見ている子供も大興奮すること間違いなしです。

同時に、打ち上げ花火もあがりますよ。

古くから地域に受け継がれてきた「清水巴川灯ろうまつり」に、ぜひ家族で足を運んでみてください。

とりっぷノート♪そのほかの祭りもチェック!

「清水巴川灯ろうまつり」が開催される静岡市清水区では、2023年7月6日(木)〜9日(日)まで「清水七夕まつり」が開催されます。色とりどりの竹飾りがJR清水駅周辺にある商店街を彩ります。(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)

記事を書いた人

飯田佐智(Clay)

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名清水巴川灯ろうまつり(2023)
ふりがなしみずともえがわとうろうまつり
主催者名清水巴川灯ろうまつり実行委員会
開催期間2023年7月16日
開催時間18:30~20:30
開催スポット稚児橋から港橋までの巴川流域
住所静岡県静岡市清水区江尻町~清水町
電話番号054-353-3402
※電話窓口は「清水巴川灯ろうまつり実行委員会」です
料金無料
※灯籠は1挺1,000円
アクセス【車】東名高速道路・清水ICから約10分
【電車】JR東海道本線「清水駅」から徒歩で約20分
駐車場駐車場なし
備考【駐車場情報】周辺のコインパーキング利用可
公式URL公式URLはこちら
公開日2023年06月16日/更新日2023年06月16日