先祖供養の灯籠と花火大会
戸田の夏の夜を彩る恒例行事

静岡県沼津市のおたね川では、2024年8月16日（金）に、夏の恒例行事「戸田灯ろう流し」が開催されます。

ご先祖さまのご供養のために行われる「戸田灯ろう流し」の見どころや開催情報をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、主催者へお問い合わせください

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「戸田灯ろう流し」とは

「戸田港」へと流れていく灯籠（とうろう）

「戸田灯ろう流し」は、例年8月16日に行われます。

戸田港へと続くおたね川の河口から流された、たくさんの先祖供養の灯籠が、帯のように連なって流れていく光景は、戸田の夏の風物詩として知られています。

2024年の開催情報

灯籠の光が川面をほんのりと照らします

2024年の「戸田灯ろう流し」は、8月16日（金）に開催されます。

例年と同じく、おたね川で行われ、灯籠を流す場所は、おたね橋の付近となります。

飲食店「シーホース」（静岡県沼津市戸田212-50）を目印に行くと分かりやすいです。

ご先祖さまや大切な人のことを思いながら戸田港へ流れていく灯籠を見送りましょう。

前日には盆踊り大会＆海上花火大会も！

「戸田港」の海上で打ち上げられる花火

「戸田灯ろう流し」とセットでぜひ訪れたいのが、前日の8月15日に例年行われている盆踊り大会と花火大会。

盆踊り大会は、「戸田港中央桟橋」に組んだやぐらを囲い、みんなで踊ります。一般参加も大歓迎。戸田の情景を歌った「戸田音頭」をはじめ、「炭坑節」（たんこうぶし）、「東京音頭」など、おなじみの楽曲で盛り上がりましょう。

海上花火大会は戸田港から打ち上げられます。海の上で炸裂する海上スターマインは必見！　三方を山に囲まれているため、花火の打ち上げ音が幾重（いくえ）にもこだまします。

「お盆って何？」「 灯籠流しや盆踊りは何のためにするの？」実は、親自身も深い意味はあまり知らないことも多い日本の風習。

「戸田灯ろう流し」を見物しつつ、日本の風習について親子で語り合ってみるのは、母国の文化についてより知ることができるいい機会になるかもしれませんね。

記事を書いた人

徳島麻緒

故郷の新潟をこよなく愛するフリーライター。東京のマスコミ系専門学校在学中の20歳の時からデザイン事務所や出版社、編プロを渡り歩く。趣味は日本酒と映画鑑賞とゲーム。男2、女1の3児の母で、子どもと遊びに行くときは綿密なスケジュールを立てるタイプ。