名古屋文化を楽しむイベント！
「やっとかめ文化祭」開催情報

愛知県名古屋市のまちなかで、2023年10月28日（土）から11月19日（日）まで、「やっとかめ文化祭 DOORS」が開催されます。

約80のプログラムで名古屋の文化や伝統、地域の魅力を体感できる「やっとかめ文化祭 DOORS」をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「芸どころ名古屋」の文化との出会い

名古屋城

名古屋では、江戸時代に尾張徳川家のもとで優れた伝統文化がさまざま育まれてきました。狂言や能、まちに息づく物語や技を伝える和菓子など、多彩な文化が息づいており、“芸どころ名古屋”とも呼ばれています。

そんな名古屋文化を体験できるのが、「やっとかめ文化祭 DOORS」。「やっとかめ」とは、名古屋弁で「お久しぶり」という意味なんだそう。まだ知らない名古屋文化の扉を開けてみましょう。

「やっとかめ文化祭 DOORS」で体験できるおすすめプログラムをチェック♪

「やっとかめ文化祭 DOORS」では、約80もの体験プログラムが予定されています。親子で楽しめるおすすめのプログラムをご紹介します。

まるごと一日やっとかめ祭り in 円頓寺商店街

円頓寺商店街アーケード内MAP

2023年11月5日（日）には、名古屋でもっとも古い商店街のひとつとも言われる「円頓寺商店街」（えんどうじしょうてんがい）で「まるごと一日やっとかめ祭り」が開催されます。

観覧無料で、歌舞伎や狂言、民族楽器のパフォーマンスが楽しめるほか、子供向け茶道体験ワークショップなどもあり、親子で楽しい一日を過ごせます。

民謡・尺八・津軽三味線「未来へ受け継がれし和の音色」

民謡・尺八・津軽三味線に親しめます

「名古屋市昭和文化小劇場」では、2023年11月4日（土）に、「未来へ受け継がれし和の音色」と題して、尺八、津軽三味線がステージで披露されます。

季節の楽曲や、地元名古屋に古くから伝わる楽曲、さらには誰もが知っている曲や映画音楽まで、親子で聞いても楽しめるよう、多彩な楽曲がラインアップされています。

方言学視点で捉える名古屋“らしさ”とは？

方言の視点から名古屋らしさとは何かを考えます

2023年11月5日（日）、「レンタルスペースTsugumi」で開催されるのは、「ナゴヤ学」と題した19講座のうちのひとつ、「方言学」の講座です。

名古屋市立大学大学院の椎名渉子さんと、ゆる言語学ラジオパーソナリティーの水野太貴さんが、方言学の観点から名古屋の「らしさ」を解説してくれますよ。

歴史好き必見！ヤマトタケルとミヤズヒメの恋物語を考える

画像提供：Network2010

名古屋の人気の観光名所のひとつ「熱田神宮」にまつわる講座が、2023年11月10日（金）に「名古屋都市センター」で開催されます。

「熱田神宮」の神秘的な草薙剣（くさなぎのつるぎ）が、“ヤマトタケルとミヤズヒメのロマンチックなエピソードに由来している”という新たな角度から、尾張地域の力関係や王権とのつながりを、わかりやすく解説してくれますよ。

白鳥貯木場跡地の「白鳥庭園」と「熱田白鳥の歴史館」を巡ろう

林野庁中部森林管理局所蔵

かつて大規模な貯木場があった「白鳥庭園」を「白鳥庭園」の所長が案内してくれるプログラムが2023年11月3日（金・祝）に開催されます。

プログラムでは、「白鳥庭園」内の散策のあと、当時の貯木場の写真や資料がある「熱田白鳥の歴史館」へも立ち寄ります。

名古屋のご当地からくり時計めぐり〜万松寺・大須観音・御園通商店街〜

名古屋のまちには、複数のからくり時計があります

2023年11月18日（土）に開催されるのは、名古屋のまちを歩くと出会えるさまざまなからくり時計を「はまなす団」というからくり時計研究サークルと一緒に巡るツアー。

御園通商店街の「白浪五人男」や、大須・伏見周辺の注目のからくり時計を巡ります。

「やっとかめ文化祭 DOORS」は、名古屋の文化と歴史、そして地域の魅力を十分に感じられるイベントです。2023年の秋、親子で新たな名古屋の一面を体感しましょう。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。