川崎市で島根県の伝統芸能を体感
「石見神楽」特別公演が開催決定

神奈川県川崎市の「NEC玉川ルネッサンスシティホール」で、2024年8月24日（土）に、「川崎市市制施行100周年記念事業 川崎市・益田市都市交流 石見神楽特別公演」が開催されます。

島根県石見地域の伝統芸能「石見神楽」を、川崎市内で観られる貴重な機会です。豪華絢爛な衣装と勇壮な演舞をぜひ会場でご覧ください。

日本遺産にも登録された伝統芸能「石見神楽」とは？

石見神楽は、島根県西部の石見地域で演じられる神職神楽で、平安末期から室町時代に起源を持ちます。

江戸時代には演劇的要素が加わり、明治以降は地域の人々によって受け継がれてきました。

勇壮な演舞とテンポ、明快なストーリー展開が特徴で、2020年には日本遺産にも認定されています。

当日の演目は？

当日は、午前と午後の2公演が行われ、それぞれ異なる演目が上演されます。

■上演演目
・午前の部：十羅 / 紅葉狩 / 大蛇
・午後の部：天神 / 大江山 / 大蛇

女神と鬼女の戦いを描いた「十羅」、武将が鬼女に惑わされる「紅葉狩」、道真公の無念を描いた「天神」、酒呑童子征伐の武勇伝「大江山」、そして人気No.1演目「八岐大蛇」など、バラエティに富んだ演目を楽しめます。

石見神楽を受け継ぐ「石見神楽神和会」

公演を務めるのは、島根県益田市の石見神楽保存団体「益田市石見神楽神和会」。明治以降、地域の人々によって受け継がれてきた石見神楽を、現在は11団体で活動し、日本の伝統芸能として普及に努めています。

この機会に、家族揃って、迫力ある石見神楽の世界を体感してみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。