東本願寺の日本庭園「渉成園」で
秋の夜間特別拝観イベント開催！

京都市下京区にある東本願寺の飛地境内、300年の歴史を持つ日本庭園「渉成園」で、2024年11月16日（土）～12月15日（日）までの30日間、秋の夜間特別拝観イベント「渉成園秋灯り」が開催されます。

普段は非公開の美しい庭園を、幻想的なライトアップとともに楽しむことができる貴重な機会です。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

四季の彩りをコンセプトにした照明演出

渉成園は、周囲に枳殻（からたち）を生垣として植えたことから、枳殻邸（きこくてい）の名でも親しまれています。

また、庭園には四季折々の花が咲きほこり、変化に富んだ景観は「十三景」と称されています。

イベントでは、そのような四季折々の自然の美しさを活かし、「四季の彩り」をコンセプトにした照明演出が行われます。

｢色彩豊かな春｣や｢紅葉のグラデーション｣など、自然の色彩を取り入れた照明演出でお庭が彩られます。

お庭の特徴である中央の｢印月池｣では、水鏡効果による水面に映る庭園の情景や、歴史ある建築物の美しさを引き立てる照明にも注目です。

特別公開される普段は立ち入れない場所も

期間中は、普段は立ち入ることができない場所も特別公開されます。印月池では、和舟に乗って庭園を周遊する「夜の舟旅」（有料・事前予約制）が体験できますよ。

また、通常非公開の書院「閬風亭」では、室内から眺める秋の庭園の景色を楽しめます。

そのほか、能登節の夕べやオリガミランプワークショップ、書道体験ワークショップなど、特別な和の体験も用意されています。

親子で秋の夜の庭園散策を楽しみながら、日本の伝統文化にふれられるこのイベント。ライトアップされた美しい庭園と特別な体験で、思い出に残る一夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。