氷柱が入った水槽で健康を祈願!<br/>鐵砲洲稲荷神社の新年伝統行事
2025年1月12日

氷柱が入った水槽で健康を祈願!
鐵砲洲稲荷神社の新年伝統行事

第70回寒中水浴大会(寒中禊)(2025年)
かんちゅうすいよくたいかい かんちゅうみそぎ
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東京都中央区

東京都中央区にある「鐵砲洲(てっぽうず)稲荷神社」では、2025年1月12日(日)に「第70回寒中水浴大会(寒中禊)」が行われます。

寒空の下、気合を入れて冷たい水に入水する参加者らから元気を分けてもらいましょう!

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「寒中水浴大会(寒中禊)」とは?

鐵砲洲稲荷神社では、毎年1月の第2日曜に境内で「寒中水浴大会(寒中禊)」を開催しています。

鐵砲洲稲荷神社の「寒中禊」は、故・中川正光名誉宮司が1955年(昭和30年)から始めたもの。氏神様の御前で冷たい水に心身を沈め清めて感謝の気持ちを表し、自分自身と家族が健康で過ごせることを祈念する行事です。

現在では、中央区の新年の風物詩として多くの人に知られており、2025年は70回目の開催となります。

船を漕ぐ動作で体を温め、氷柱入り水槽へ入水!

参加者全員がお祓いを受けたあと、鐵砲洲稲荷神社のまわりをぐるりと一周走って体を温めます。

境内に戻ったあとは、和歌を唱えながら櫓(ろ)で船を漕ぐ動作をする「鳥船」(とりふね)、下っ腹に力を入れて雄叫びを上げる「雄健」(おたけび)、二本の指で邪気を斬る動作をする「雄詰」(おころび)などの行事を行います。

これらは、身体の邪気を発散させ、心と霊魂を浄化統一する作法です。

巨大水槽の中に大きな氷柱を投入!
巨大水槽の中に大きな氷柱を投入!

直径5m、深さ0.8mの巨大な水槽には、約135kgもの氷柱2本が設置されていて、見るからに冷たそうです。

頭には白鉢巻き、男性はふんどし、女性は白衣の姿で入水(にゅうすい)していきます。凍てつく寒さの1月に氷入りの水槽に入水する姿にはドキドキさせられます。

2025年の「寒中水浴大会」は?

コロナ禍の寒中水浴大会では、密を避けマスク姿で入水
コロナ禍の寒中水浴大会では、密を避けマスク姿で入水

2025年の寒中水浴大会は、1月12日(日)11時から開催されます。宮司のおはらいの後、入念な準備運動を行った約80人が氷柱が入った水槽に入ります。

寒中水浴大会は、参加者を一般公募しています。興味のある人は、「 鐵砲洲稲荷神社弥生会」の公式サイトまたはFacebookをチェックして心と体の準備をしましょう。

とりっぷノート!子供に教えたい豆知識

「鐵砲洲」という変わった地名は、京橋川と隅田川に合流する細長い洲が鉄砲の形をしていたことに由来するそうです。(いこーよとりっぷライター・宇都宮薫)

記事を書いた人

宇都宮薫

多摩美術大学卒業。編プロ勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターとして活動。雑誌・ウェブメディアなどへの執筆のほか、書籍(ビジネス書・実用書・コミックエッセイ等)の編集・構成を手掛ける。得意ジャンルは生活情報全般、出産育児、健康、おでかけ、グルメなど。趣味は地図を見ること、まち歩き、絵を描くこと♪

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名第70回寒中水浴大会(寒中禊)(2025年)
ふりがなかんちゅうすいよくたいかい かんちゅうみそぎ
主催者名鐵砲洲稲荷神社(行事運営は鐵砲洲稲荷神社弥生会)
開催期間2025年1月12日
開催時間11:00~
開催スポット鐵砲洲稲荷神社
住所東京都中央区湊1-6-7
電話番号03-3551-2647
料金観覧無料(禊参加は有料 1人3,000円/初穂料、お弁当代、湊湯入浴料含む)
アクセス【電車】JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅から徒歩で約5分
【バス】都営バス東15(東京駅八重洲口~深川車庫)乗車、バス停「鉄砲洲」下車すぐ
駐車場駐車場なし
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公開日2024年11月22日/更新日2024年11月22日