冬至の天岩戸神社で伝説の神事
日本の芸術家たちが集う注連縄張り祭
宮崎県西臼杵郡高千穂町の天岩戸神社で、2024年12月21日(土)に、「天岩戸注連縄張神事(あまのいわとしめなわはりしんじ)」が開催されます。
古事記・日本書紀になぞらえ、神話の継承と明るい世の中が末永く続くようにとの願いを込めて行われる伝統行事です。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、主催者にお問い合わせください
注連縄発祥の地で行われる神聖な儀式
2021年から始まった冬至の恒例行事として、御神体「天岩戸」に注連縄を張り替える神事が執り行われます。今回は、登山家の望月将悟氏と天野和明氏が注連縄張り替えを担当します。
豪華アーティストによる奉納行事
当日は、日本神話になぞらえ、国内を代表する芸術家、文化継承者が天岩戸神社に集結し、ご奉納を行います。
元ブルーハーツのドラマー梶原徹也氏をはじめ、武道家の荒谷卓氏、舞踊家の酒井はな氏、島地保武氏、演奏家の阿部一成氏など、各界の著名人らによる演奏・演武・演舞が披露されますよ。
このほか鏑矢奉上の儀や国指定無形文化財の天岩戸神楽なども執り行われます。
伝統の「岩戸投げ大会」に挑戦
また、「天岩戸注連縄張神事」では、かつて天岩戸神社で行われていた畳を投げる「岩戸投げ大会」も開催します。
「岩戸投げ大会」は、天岩戸伝説の中で、天照大御神(あまてらすおおみのかみ)がお隠れになられた天岩戸をこじ開けた力の神様・手力男命(たぢからをのみこと)に由来するものです。
手力男命が投げ飛ばした岩戸は、長野県の戸隠に飛ばされ戸隠山になったと伝えられており、この岩戸を模して重さ約20Kgの畳を投げ、その距離を競うもので、誰でも参加することができます。
神話と伝統が息づく天岩戸神社ならではの神秘的な祭事です。この機会にぜひ、親子で体験してみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
| |
---|---|
イベント名 | 天岩戸注連縄張神事 |
ふりがな | あまのいわとしめなわはりしんじ |
開催期間 | 2024年12月21日 |
開催時間 | 6:40~16:00 |
開催スポット | 天岩戸神社 西本宮 |
住所 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1 |
電話番号 | 0982-74-8239 |
アクセス | 【車】 ・阿蘇熊本空港から約1時間30分 ・宮崎空港から約2時間15分 ・九州道嘉島JCTから九州中央道経由で日之影深角ICから7分 【公共交通機関】 ・熊本駅・熊本空港→宮崎交通 特急バス「高千穂号」→高千穂バスセンター→路線バス→天岩戸神社 ・延岡駅→宮崎交通 路線バス→高千穂バスセンター→路線バス→天岩戸神社 |
公式URL | 公式URLはこちら |