
長野の古道で江戸時代体験!
無料で楽しむ歴史ウォーキング
長野県北安曇郡小谷村(おたりむら)で、「第46回 塩の道祭り」が、2025年5月3日(土・祝)に開催されます。
毎年県内外から約3,000人が参加する人気の恒例行事で、国内で最も長い約120kmにおよぶ千国街道「塩の道」の一部約9kmを歩きながら、江戸時代の物流文化や集落の営みを体験できます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
江戸旅人に変身!新衣装レンタルサービス


今年の塩の道祭りは、従来の魅力に加えて新たな体験が追加されました。「旅姿衣装レンタル」では、本格セットと簡易セットの2種類から選べる衣装を身にまとい、江戸時代の旅人になりきって道中を楽しめます。
当日の衣装レンタルはすでに予約で満員となっていますが、祭り終了後も有料で継続予定とのことです。
また、スマートフォンを活用した「多言語対応の音声ガイドサービス」も登場。道中の石柱に設置されたQRコードを読み込むことで、日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語の5言語で、各スポットの歴史的背景やエピソードを聞くことができます。
地元の味と交流を楽しむ「ふるまい」

塩の道祭りの魅力の一つが、地域住民による「ふるまい」です。沿道では山菜料理や郷土食などのおもてなしが行われ、地元の人々との温かな交流を楽しむことができます。
コロナ禍で中止を余儀なくされた期間もありましたが、2024年には約2,500人が参加し、かつての賑わいを取り戻しつつあります。
豪華賞品が当たるInstagramキャンペーン
祭りの開催に合わせて、Instagramキャンペーンも実施されます。小谷村観光連盟のアカウントをフォローし、指定のハッシュタグを付けて写真を投稿すると、抽選で宿泊券や特産品セットなどの豪華賞品が当たるチャンスがあります。
投稿は、過去の塩の道祭りの写真もOK。応募作品は、パンフレット等に使用される場合があります。
国内で最も長い「塩の道」の歴史と魅力

国内で最も長い「塩の道」は、江戸時代に塩や海産物を新潟県糸魚川市から長野県松本市へと運んでいた重要な経済道路として機能していました。
「敵に塩を送る」の故事で知られる「上杉の義塩」も、この道を通じて行われたと言われています。歴史的な背景を知りながら歩くことで、より深い感動を得られることでしょう。
五感で味わう歴史と文化、そして新緑の美しい季節の小谷村で、特別な一日を過ごしてみませんか。参加費は無料、予約も不要で体験できます。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 第46回 塩の道祭り(2025年) |
ふりがな | だい46かいしおのみちまつり |
開催期間 | 2025年5月3日 |
開催時間 | 受付時間:8:00~9:30 |
住所 | 長野県北安曇郡小谷村 |
料金 | 参加費:無料 ※予約不要 |
アクセス | 受付場所:下里瀬基幹センター周辺 無料シャトルバスあり(JR大糸線南小谷駅、栂池中央駐車場・第二駐車場から運行) |
備考 | 雨天決行 |
公式URL | 公式URLはこちら |