まるで平安時代にタイムスリップ<br/>三重「斎王まつり」2025開催情報
2025年6月7日

まるで平安時代にタイムスリップ
三重「斎王まつり」2025開催情報

第42回斎王まつり
だい42かいさいおうまつり
見る
三重県多気郡明和町

三重県明和町(めいわちょう)の「さいくう平安の杜(もり)」周辺では、2025年6月7日(土)に、「第42回斎王まつり」が開催されます。

この祭りでは、明和町に斎王がいらっしゃった頃の光景を再現した「斎王群行」という華やかな歴史行列を見ることができます。

今回は、主催者の「斎王まつり実行委員会」に「第42回斎王まつり」見どころや開催情報を教えていただきました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「斎王まつり」とは

「斎王まつり」は毎年多くの来場者でにぎわう、明和町の初夏の風物詩です
「斎王まつり」は毎年多くの来場者でにぎわう、明和町の初夏の風物詩です

「斎王まつり」は、毎年6月の第1土曜に行われる、平安時代の風景をおよそ100人もの参加者で再現する、絢爛豪華(けんらんごうか)な祭りです。

最大の見どころは、斎王が京の都から伊勢へと群行された様子を再現した「斎王群行」。群行では、平安時代の王朝絵巻さながらの優雅な光景を見ることができます。

群行前に行う出発式での「禊の儀」や、斎王が無事に到着したことを報告する「社頭の儀」と、群行の前後に行われる儀式も必見です。

祭りは「斎王まつり実行委員会」が中心となり、ボランティアで運営されているのも特徴。斎王役をはじめ、「斎王群行」の参加者も一般公募で選出されるという、みんなで作り上げる参加型の祭りです。

斎王とは?

斎王の美しさに子供も心を奪われるはず!
斎王の美しさに子供も心を奪われるはず!

斎王とは、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神(あまてらすおおみかみ)にお仕えしていた女性のこと。

天皇の近親者のなかから未婚の女性が選ばれ、明和町にあった斎宮(さいくう)で神にお仕えしていました。

「斎王群行」とは?

華やかな衣装に身を包んだ人々が史跡・斎宮跡を練り歩きます
華やかな衣装に身を包んだ人々が史跡・斎宮跡を練り歩きます

斎王に選ばれた女性は、都から遠く離れた斎宮(明和町)へ、5泊6日かけて旅をしたと伝えられています。列をなして斎宮に向かうその様子を「斎王群行」といいます。

祭りでは、この「斎王群行」を再現した様子が見られます。平安時代の装束をまとった人々がゆったりと列をなして進む姿は、まるで絵巻物から抜け出してきたかのような美しさです。

2025年の開催情報

華やかな行列は必見!
華やかな行列は必見!

「第42回斎王まつり」は、6月7日(土)に開催されます。

当日のタイムスケジュールをご紹介します!

13:00~ 檜扇継承・禊の儀・発遣の儀・切麻の儀(斎王の森)
13:50~ 斎王群行(斎王の森~さいくう平安の杜会場)
14:30~ 社頭の儀(さいくう平安の杜会場)
15:10頃~ ライブイベント
19:20頃~ 宵の群行…夜にも「斎宮群行」が行われます

平安時代にタイムスリップした気分を味わえる「第42回斎王まつり」。親子で訪れて、日本の歴史や文化にふれる一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

とりっぷノート♪出店イベントにも参加しよう!

当日は、町内外からキッチンカーなどが出店する「いつきのみやMARKET」も行われます!

会場は復元道路・御舘広場会場で、11時~20時30分の時間で開催されます。

ぜひ、親子でグルメやショッピングを楽しんでくださいね。(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)

記事を書いた人

杞山穂花(Clay)

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名第42回斎王まつり
ふりがなだい42かいさいおうまつり
主催者名斎王まつり実行委員会
開催期間2025年6月7日
開催時間11:00~20:30
開催スポットさいくう平安の杜周辺
住所三重県多気郡明和町斎宮2800周辺
電話番号0596-52-0054
料金無料
アクセス【車】伊勢自動車道・玉城ICから約15分
【電車】近鉄山田線「斎宮駅」から徒歩で約10分
駐車場駐車場あり
公式URL公式URLはこちら
公式SNS
公開日2025年05月01日/更新日2025年05月01日