
福岡県田川市で470年以上続く祭礼
伝統の川渡り神幸祭を見学しよう!
福岡県田川市では、2025年5月17日(土)、18日(日)の2日間にわたって、「風治八幡宮」の例大祭である「川渡り神幸祭」が開催されます。
福岡県五大祭りの一つに数えられるこの祭りは、彦山川を神輿が渡る「川渡り神事」や、色鮮やかな山笠が町を練り歩く様子が見どころです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「川渡り神幸祭」とは

「川渡り神幸祭」は、風治八幡宮の神様が年に一度、町を巡り住民の安寧を祈る神事です。起源は永禄年間(1558〜1570年)に疫病平癒を願って始まったと伝えられています。

祭りの見どころは、神輿が彦山川を渡る「川渡り神事」と、11地区から出駕する山笠が町を練り歩く「山笠巡行」。
さらに「獅子が舞わねば神輿が動かぬ」と伝えられる獅子楽の奉納も、祭りの重要な儀式として受け継がれています。
2025年の開催情報
2025年の「川渡り神幸祭」は、例年通り5月17日(土)、18日(日)の2日間で開催されます。
17日は風治八幡宮から御旅所(武徳殿)へ、18日は御旅所から風治八幡宮への還幸の日程です。
【5月17日(土)】 川渡りと山笠競演会
【5月18日(日)】 還幸の日
「駅から最も近い」神社の祭り

「川渡り神幸祭」の大きな特徴は、会場となる風治八幡宮が田川伊田駅のすぐ目の前にあることです。
駅を出てすぐに祭りの賑わいを感じられる、アクセス抜群の祭りです。電車の中からも彦山川を渡る橋梁から、五色のバレンをなびかせる山笠や金色の神輿を見ることができるかもしれません。
駅前交差点の向こうに見える風治八幡宮、祭り最大の見せ場「川渡り神事」の彦山川、昼は露店で賑わい夜はライトアップされた山笠で煌びやかな御旅所、すべてが「駅チカ」なのが魅力です。
アクセス情報 - 鉄道がおすすめ
川渡り神幸祭への交通手段は鉄道がおすすめです。田川伊田駅には、北九州-日田を結ぶJR日田彦山線と、直方-行橋を繋ぐ平成筑豊鉄道の2つの鉄道会社が乗り入れています。
バスでのアクセスも可能です。福岡~飯塚・田川直通バス「筑豊特急」なら、天神バスターミナルから乗り換えなしで田川市役所まで行くことができます。市役所からは会場行のシャトルバスも運行されています。
圧倒的な山笠の迫力と川渡り神事の勇壮な姿、そして駅から近いアクセスの良さが魅力の「川渡り神幸祭」。ぜひ家族で訪れ、福岡の伝統を感じる素晴らしい祭りを体験してみませんか。
とりっぷノート♪ 山笠ライトアップも見逃せない!
川渡り神幸祭の夜は、御旅所(武徳殿)周辺で山笠がライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
夜の祭りも楽しんでみてはいかがでしょうか。また、祭りでは交通規制が実施されますので、公共交通機関での来場がおすすめです。近隣の商業施設には駐車しないよう注意してください。(いこーよとりっぷ編集部)
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 風治八幡宮 川渡り神幸祭(2025年) |
ふりがな | ふうじはちまんぐう かわわたりじんこうさい |
主催者名 | 川渡り神幸祭実行委員会 |
開催期間 | 2025年5月17日 〜 2025年5月18日 |
開催時間 | 【5月17日】12:00~17:30(予定) 【5月18日】12:00~16:30(予定) |
開催スポット | 彦山川周辺/風治八幡宮、彦山川、御旅所(武徳殿) |
住所 | 福岡県田川市大字伊田 |
アクセス | 【電車】JR日田彦山線・平成筑豊鉄道「田川伊田駅」下車すぐ 【バス】西鉄バス筑豊特急で「田川市役所」下車、シャトルバスに乗り換え |
備考 | 祭り期間中は交通規制があります。公共交通機関のご利用をおすすめします |
公式URL | 公式URLはこちら |