豪華絢爛！海に花開く花火に感動！
柏崎市で恒例の花火大会開催

新潟県柏崎市の中央海岸一帯で、2024年7月26日（金）に「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」が開催されます。

海を舞台にした花火大会で、海中花火をはじめ圧倒的なスケールの演出が魅力。「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の見どころをたっぷりとご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」とは？

過去開催の様子

柏崎市では、2024年7月24日（水）～26日（金）に、「ぎおん柏崎まつり」が開催されます。

地元の小・中学生による「マーチングパレード」や、観客を巻き込んで踊りの輪を広げる「民謡街頭流し」、山車（だし）が勇ましく練り歩く「たる仁和賀（にわか）パレード」など、さまざまな催しが行われます。

3日間にわたって開催される祭りの最終日を飾るメインイベントが「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」です。

国内でもトップクラスの長さを誇る海岸線沿いで開催される花火大会で、打ち上げ範囲は世界でも類を見ない広さ。打ち上げられる花火の数も1万6,000発と、壮大なスケールの花火大会です。

「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の歴史とは

過去開催の様子

「ぎおん柏崎まつり」、および「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の名前に入っている「ぎおん」は、柏崎市内にある「八坂神社」の「祇園祭」から始まったことに由来します。

1950年（昭和25年）に「商工祭」と合同開催されることになり、「ぎおん柏崎まつり」と名前が変わりました。

「ぎおん柏崎まつり」が始まった当時は、花火大会は行われていませんでしたが、「祇園祭」でも奉納花火が打ち上げられていたことがあり、1965年（昭和40年）頃から花火も打ち上げられるようになったそうです。

現在「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」は、“越後三大花火”のひとつとして知られるほど、大人気の花火大会になりました。

「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の見どころをチェック！

柏崎の夜空を花火が埋め尽くす大圧巻の「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」。趣向を凝らしたさまざまな花火が上がるプログラムのなかから、見どころをご紹介します。

【見どころ1】ビックリする人続出！海に打ち込まれる「海中空スターマイン」

海中空スターマイン

「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の1番の見どころが「海中空スターマイン」です。

本来空に打ち上げられる花火が曲線を描きながら海に打ち込まれます。初めて見ると驚く人も多いそう。

海に沈んだ花火は、海面に蓮（はす）の花が開花したかのような、美しい半円の形に広がります。

空中に打ち上げられる花火との共演は、柏崎の海の壮大なスケールを生かした演出です。

【見どころ2】1.5kmにわたって打ち上げられる「尺玉100発同時打ち」

尺玉100発同時打ち

尺玉が100発連続で打ち上げられる「尺玉100発同時打ち」。

尺玉とは、直径30cmの大きさの花火で、打ち上げられて開くと直径250～300mになる大型の花火です。

大きな花火が、1.5kmの範囲で一斉に打ち上げられるぜいたくなひととき。大輪の花火が100発連続で打ち上がる光景は、忘れられない思い出になりそうですね。

【見どころ3】約6分間の尺玉300連発と市民の願いを込めた大花火！

柏崎市民の協賛金で打ち上げられる「柏崎市民一同」

柏崎市民の思いを込めて打ち上げられる「柏崎市民一同」も注目のプログラムです。

海上、海中、ワイドなど、数種類の花火が打ち上げられ、夜空のキャンパスを豪華絢爛（けんらん）に彩ります。

尺玉300連発

尺玉を約6分間に渡り、300連発する怒涛の「尺玉300連発」は、感動のフィナーレにふさわしい大迫力です。

2024年の観覧について

「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の観覧には、有料観覧席と無料観覧席があります。

有料観覧席

花火との距離が一番近い「マス席」のほか、テーブル付きの「イス・テーブル席」などがあります。一般申込期間は、2024年4月22日（月）〜5月7日（火）で、申込多数の場合は抽選となります。詳しくは公式サイトを確認しましょう。

無料観覧席

例年、花火大会の当日7時から先着順で解放されます。

交通情報

花火大会当日は、会場付近の道路が17時以降車両通行止めになるため、時間に余裕をもっておでかけしましょう。

海で行われる花火大会だからこその圧倒的なスケールで楽しめる「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」。ダイナミックな花火を親子で体験してみてくださいね。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。