体長64mの巨大な龍体が練り歩く
ステージイベント＆伝統芸能披露も

秋田県潟上（かたがみ）市の「大久保駅前広場」では、2025年8月10日（日）に、「第57回八郎まつり」が開催されます。

祭りの目玉となるのは、体長64mにもおよぶ「八郎太郎龍」（たろうりゅう）の練り歩き！　約80人の担ぎ手たちにより巨大な龍体が進む光景はまさに圧巻です。

今回は、主催者の「八郎まつり実行委員会」に「第57回八郎まつり」の見どころや開催情報を教えていただきました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「第57回八郎まつり」会場周辺の天気

情報提供：

「八郎まつり」とは

「八郎太郎龍」は約2時間かけて会場まで練り歩きます

「八郎まつり」は、毎年8月中旬に開催される、潟上市の伝統的な祭りです。

祭りでは、体長64mの大きさを誇る「八郎太郎龍」が地域に鎮座する「八郎神社」から会場の「大久保駅前広場」までを練り歩く圧巻の光景が見られます。

約80人の担ぎ手によって担がれる「八郎太郎龍」の龍体パレードは「八郎太郎伝説」を今に蘇らせ、守り伝えています。

さらに、会場では伝統芸能の披露をはじめ、さまざまなパフォーマンスが行われるステージイベントも開催！　子供から大人まで、1日を通して楽しめる内容になっています。

「八郎まつり」の歴史を知ろう！

大きく口を開いた「八郎太郎龍」の迫力に子供も興味を持つこと間違いなし！

かつて秋田県の八郎潟は、琵琶湖に次ぐ日本第2位の面積を持つ湖として知られていました。

しかし、戦後から昭和40年代にかけて進められた干拓事業により、その姿は大きく変わりました。

そうした背景の中、湖とともに暮らしてきた地域の人々が八郎潟への敬意を込め、1967年（昭和42年）に、湖にまつわる伝説の龍神「八郎太郎」を祀る祭りとして「八郎まつり」が誕生しました。

2025年の開催情報

会場には出店も登場し、多くの人々でにぎわいます

「第57回八郎まつり」は、2025年8月10日（日）に開催されます。

今年も、「八郎太郎龍」の龍体パレードに加え、ステージイベントといった催しが行われます。それぞれの開催情報をご紹介します！

龍体パレード

祭りの大きな目玉となる「八郎太郎龍」

「八郎太郎龍」は、14時から「八郎神社」を出発します。

その後、「湖南交流センター前」、「千田佐市商店前」、「上町集会所前」の3カ所での休憩をはさみながら、16時頃に会場の「大久保駅前広場」に到着します。

ステージイベント

なまはげ太鼓の披露の様子。ダイナミックな演奏に感動！

ステージイベントでは、秋田県ならではの「なまはげ太鼓」や、郷土芸能披露である「新関（にいせき）ささら」など、迫力満点の演目が披露されます。当日のタイムスケジュールをチェックしておきましょう♪

地域に伝わる伝説にちなんだ「第57回八郎まつり」。ぜひ親子で訪れて、潟上市の伝統や文化にふれてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！