
国指定重要無形民俗文化財「林家舞楽」と勇壮な振り奴!350年以上続く「谷地どんがまつり」
気になるおでかけ情報を見つけやすく
山形県河北町の谷地地区では、毎年9月の敬老の日を含む土・日・月曜の3日間、「谷地どんがまつり」が開催されます。
祭りでは、国指定重要無形民俗文化財の舞楽(ぶがく)が披露されるほか、勇壮な谷地奴(やちやっこ)や囃子屋台(はやしやたい)などがまちを練り歩きます。
350年以上続く「谷地どんがまつり」の歴史と見どころをご紹介します。
※本記事の一部は例年の開催内容をもとに構成しています。最新情報と異なる場合がありますので、おでかけの際は必ず公式サイト等をご確認ください
「谷地どんがまつり」ってどんな祭り?
「谷地どんがまつり」は、「谷地八幡宮」(やちはちまんぐう)の例祭で、毎秋9月の敬老の日を含む土~月曜に行われます。
1日目の午後には舞楽の奉奏や屋台の巡演が楽しめます。なかでも深夜に行われる「かがり火の舞楽」と「御輿渡御」(みこしとぎょ)は、幻想的で厳かな空気に包まれ、心に残るひとときを味わえます。
2日目は、御輿還御(みこしかんぎょ)の2kmにもわたる行列が谷知のまちを練り歩きます。華やかさと迫力に包まれる行列は見応え抜群!
そして3日目は、提灯屋台や伝統行事の競演パレードが行われ、祭りのフィナーレを飾ります。年番によって6~9台の屋台が集まり、太鼓や笛のお囃子、歌や踊りで華やかに競い合います。
祭りの歴史を知ろう!

「谷地どんがまつり」は、350年以上もの歴史を誇る、谷地の伝統的な祭りです。
その昔、藩政時代には10万人もの人が訪れ、1864年(元治元年)には「山形名物番付」で東の大関に選ばれるほど多くの人々が訪れる盛大な祭りとして知られていました。
祭りを行う「谷地八幡宮」の境内では、国指定重要無形文化財である「林家舞楽(谷地の舞楽)」が披露され、その笛や太鼓の「オヒャロドンガ」という音から「どんがまつり」と呼ばれるようになりました。
祭りの見どころを詳しくチェック!
祭りの醍醐味は、なんといっても目の前で繰り広げられる迫力ある伝統芸能や華やかな行列。
「谷地どんがまつり」では、古代の雅を伝える舞楽や勇壮な奴行列、そしてにぎやかな囃子屋台など、見どころが盛りだくさん!
ここからは、その魅力をひとつひとつ紹介していきます。
林家舞楽(谷地の舞楽)
「林家舞楽(谷知の舞楽)」は、およそ1200年前、大坂の四天王寺で楽人を務めていた林氏が谷地に伝え、一子相伝で受け継がれてきた伝統芸能です。
舞は大陸の所作や衣装を色濃く残しており、日本に異文化交流が本格化する以前の古式がそのまま残されている点で、非常に貴重とされています。
その一連の舞は、観る人を悠久の時を超え、古代の世界へといざないます。
谷地奴

「谷地奴」は、御輿還御で先頭を務める伝統芸能です。
青や赤の装束に身を包んだ男たちが、筆のような道具を高く掲げて勇ましく振る姿は迫力満点! かけ声や振り歌を交えながら進む姿は、全国的にも珍しい独自の「振り奴」として高く評価されています。
力強く長く伸ばす独特の掛け声、そして歌いながらの華やかな動きは観る人を魅了します。特に、振りの始まりと締めくくりに行われる「立て」の所作は見事で、圧巻と評判です。
古風で力強い行列の姿は、祭りを象徴する見どころのひとつとなっています。
囃子屋台
囃子屋台(はやしやたい)は、祭りの大きな見どころのひとつ! 祭りが開催される 3日間、谷地のまちを練り歩きながらにぎわいを届けます。
屋台の前にはまちごとの印が掲げられ、若衆が担いだり曳(ひ)いたりして先導役を務めます。各町内は、それぞれに異なる囃子を奏で、踊りを披露。華やかな音と活気あふれる姿が祭りを盛り上げます。
かつては人が担ぎ、明治には荷馬車に、昭和には車に屋台を組み曳くようになるなど、時代ごとに姿を変えながらも、今も変わらぬ熱気で受け継がれています。

華やかさと迫力にあふれる谷地の秋の風物詩である「谷地どんがまつり」。舞楽や奴行列、囃子屋台といった多彩な見どころにふれながら、ぜひ谷地ならではの祭りの魅力を親子で体感してみてください。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
| |
|---|---|
| イベント名 | 谷地どんがまつり |
| ふりがな | やちどんがまつり |
| 主催者名 | 谷地どんがまつり実行委員会 |
| 開催期間 | 毎年9月15日直後の土・日・月曜(敬老の日) |
| 開催時間 | 9:00~21:30 |
| 開催スポット | 谷地地区内 |
| 住所 | 山形県西村山郡河北町谷地224(谷地八幡宮) |
| 電話番号 | 0237-72-3787 ※電話窓口は「谷地どんがまつり実行委員会 (河北町観光物産協会内)」です |
| 料金 | 無料 |
| アクセス | 【車】東北中央道・東根ICから国道287号経由で約10分 【電車】JR奥羽本線(山形線)「さくらんぼ東根駅」からバスで15分、バス停「河北町谷地」で下車後、徒歩で約3分 |
| 駐車場 | 駐車場あり |
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