
横浜・三溪園で新春イベント開催!伝統芸能とお正月遊びを親子で楽しもう
神奈川県横浜市中区の国指定名勝「三溪園」で、2026年1月1日(木・祝)〜1月3日(土)まで、横浜市指定有形文化財「鶴翔閣」の特別公開が行われます。
華やかな新春の室礼に彩られた建物内では、「箏曲演奏」「庖丁式」「和妻」など日本の伝統芸能を楽しめるほか、子供が参加できるお正月遊びコーナーも用意されており、家族そろって楽しめるイベントです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
親子で楽しめるお正月遊びコーナー
鶴翔閣の茶の間棟では、かるたや双六、福笑いなど、昔懐かしいお正月遊びを無料で体験できます。日本ならではの伝統的な遊びを通して、親子で日本文化を体感できる貴重な時間となるでしょう。
日本の伝統芸能を間近で鑑賞

1月1日には、日本の伝統楽器「筝(こと)」の演奏会が開かれます。「春の海」「さくら変奏曲」「早春賦」など、耳に心地よい名曲を家族で鑑賞できます。

1月2日には、食材に手を触れず、箸と包丁だけで調理する伝統儀式「庖丁式」が披露されます。これは平安時代に始まったとされる、今に伝わる日本の技です。間近で見られる貴重な機会となっています。

1月3日には、奈良時代に大陸から伝わった「散楽(さんがく)」を起源にもつ日本の伝統手品「和妻(わづま)」が、北見マキさんによって上演されます。この和妻は国の無形文化財に指定されており、子供も楽しく鑑賞できる内容です。
歴史的建造物「鶴翔閣」を特別公開

鶴翔閣は、延床面積950平方メートルという三溪園最大規模の建物で、園の創設者である原三溪が自宅として使っていました。かつては多くの日本画家がここに集い、名作が生まれる文化サロンとしても親しまれました。
館内には、お正月を祝う生け花が玄関や式台などに飾られ、華やかな新春の雰囲気を演出しています。
園内でお正月気分を満喫
また、原三溪の故郷・岐阜県から移築された合掌造りの旧矢箆原家(やのはらけ)住宅では、飛騨地方に伝わる無病息災とその年の豊作を願う花餅(はなもち)が飾られます。
さらに、園内の一角にある三溪園天満宮(旧間門天神)は学問の神様として親しまれており、初詣にもおすすめのスポットです。
新年の始まりには、三溪園で歴史的な建物を見学しながら、古き良き日本文化にふれてみてはいかがでしょうか。鶴翔閣の特別公開は入園料のみで観覧でき、お正月遊びコーナーも無料で楽しめます。
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いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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| イベント名 | 三溪園で過ごすお正月 鶴翔閣公開 |
| ふりがな | さんけいえんですごすおしょうがつ かくしょうかくこうかい |
| 開催期間 | 2026年1月1日 〜 2026年1月3日 |
| 開催時間 | 9:00~16:00 |
| 開催スポット | 三溪園 |
| 住所 | 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1 |
| 料金 | 無料(入園料のみ。大人900円、小中学生200円) |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
