鎌倉・光明寺で除夜の鐘つき体験!
参加方法&スケジュールを紹介
神奈川県鎌倉市にある「光明寺」では、2023年12月31日(日)に除夜の鐘つきを行う「除夜会」が開催されます。
この1年で溜まった悩みやモヤモヤを鐘をついてはらい、晴れやかに新年を迎えませんか?
参加方法や当日スケジュールのほか、光明寺の歴史もあわせてチェックしてみましょう。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「除夜の鐘」とは?
「除夜の鐘」は大晦日の夜、お寺の梵鐘(ぼんしょう)をつく仏教の伝統行事です。
新年を迎えるための大切な儀式で、鐘をつく回数は108回。“108”は仏教で、人の心を悩ませる煩悩(ぼんのう)の数とされています。
なお、光明寺では108回を超えても、希望者は鐘つきができます。
除夜の鐘をつくことで、これらの煩悩を断ち切り、晴れやかに新年を迎えられると考えられています。
「光明寺」の歴史
浄土宗の大本山「光明寺」は、鎌倉時代の1243年(寛元元年)創立、浄土宗三代目の然阿良忠(ねんなりょうちゅう)上人が開いたお寺です。
良忠上人は島根県に生まれ、深い学問を達成した僧で、38歳で聖光上人(しょうこうしょうにん)の弟子となり、法然上人(ほうねんしょうにん)の教えを受け継ぎ浄土宗の三祖(さんそ/三代目の意味)になった人物です。
浄土宗に関する多くの書物を残しており、死後に伏見天皇より、徳の高い僧侶に送られる称号「記主禅師」(きしゅぜんじ)の名が与えられました。
光明寺の前に広がる海、材木座和賀江島(わがえじま)築堤には、海から鎌倉に入る港であった痕跡が残っています。急速に都市化した幕府開創当時には、おびただしい量の物資が海から陸揚げされていました。
港に船が着くと、目の前には光明寺の壮大な山門がそびえ立っていたそうです。
ちなみに、光明寺があるエリアは「材木座」という地名で、ここに建築木材の集積が陸揚げされていたことが由来とされています。
2023年「除夜の鐘つき」開催情報
2023年の「除夜の鐘つき」は、12月31日(日)の22時30分から整理券が配布され、23時55分頃から開始される予定す。
最初の1打は執事の方がつき、その後、整理券配布順についていきます。1人1打限定で、1グループ4名ほどまで同時にそれぞれ綱を持ち、鐘をつくことができます。
人数制限はなく、志納(しのう/こころざしとして納めること)としてお賽銭をすれば、誰でも参加可能です。
とりっぷノート♪公式サイトでリモート参拝!
「光明寺」では、遠方や参拝に来られない人のために、参拝を体験できる動画を公式サイトで配信しています。境内各所の解説もあるので、参拝前にチェックしてみましょう。(いこーよとりっぷライター・笹間聖子)
記事を書いた人
笹間聖子
大阪在住のフリーライター、時々編集者。書籍・雑誌・WEB・PRツールに携わっています。メインジャンルは、幼児教育、ホテル、医療、発酵、人の生き方・働き方。累計10,000人に取材した経験から、専門用語が頻発する事柄を、分かりやすい文章にまとめるのが得意に。また、誰かの「普通」に面白さを見出し、その魅力を伝えるのが好きです。
イベント基本情報
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イベント名 | 光明寺 除夜会(2023年) |
ふりがな | こうみょうじ じょやえ |
主催者名 | 浄土宗大本山 光明寺 |
開催期間 | 2023年12月31日 |
開催時間 | 翌0:00頃~(整理券配布は22:30~)予定 |
開催スポット | 浄土宗大本山 光明寺 |
住所 | 神奈川県鎌倉市材木座6-17-19 |
電話番号 | 0467-22-0603 |
料金 | 志納としてお賽銭 |
アクセス | 【車】横浜横須賀高速道路・朝比奈ICから鎌倉方面へ、車で約20分 【電車】JR横須賀線「鎌倉駅」東口から徒歩で約30分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 【アクセス情報の注意点】「鎌倉駅」からタクシー乗車で10分程度ですが、年末年始はかなりの混雑が見込まれます/年末年始は鎌倉市内に交通規制があり、例年一般車は寺まで入れなくなっているため必ず事前にご確認ください |
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