【京王線沿線】梅や紅葉の名所!
四季を感じる日本庭園
東京都日野市に広がる多摩丘陵の一角にある「京王百草園(けいおうもぐさえん)」は、四季折々の草花が楽しめる日本庭園です。
園内には約50種500本の梅の木があり、都内でも有数の梅の名所として広く知られています。
5月は藤、6月はアジサイ、9月は曼珠沙華と、季節ごとにさまざまな花が咲き乱れ、秋にはモミジやイチョウが鮮やかに色づきます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
草花と野鳥の楽園!樹齢300年越えの梅も
京王線「百草園駅」から急な坂を登って徒歩10分ほどのところにある「京王百草園」。
その歴史は古く、江戸時代の享保年間(1716年~)に、小田原城主の妻・寿昌院慈岳元長尼(じゅしょいんじがくげんちょうに)がこの地に松連寺を再建したのが始まりです。
江戸近郊の名所として「江戸名所図会」にも紹介され、多くの作家や歌人らにも愛されてきました。
約26,000平方メートルの広い園内にはたくさんの野鳥が訪れます。
春はウグイス、初夏はホトトギスのかわいい声が聞こえてくることも。
季節の草花はもちろん、バードウオッチングも楽しめるので、子供と一緒に双眼鏡やスケッチブックを持ってお出かけするとより一層楽しめますよ。
園の中心部には、寿昌院自らが植樹したと伝えられている「寿昌梅(じゅしょうばい)」があります。樹齢300年を超え今もなお花を咲かせる名木は必見です。
季節ごとにさまざまなイベントを開催!
「京王百草園」の四季の見どころを紹介します。
※イベントの開催状況は毎年異なります。事前に公式サイトでご確認ください。
2月〜3月「梅まつり」
約50種500本の梅の木が白やピンクの花を咲かせ、春の訪れを感じさせてくれます。
11月〜12月「紅葉まつり」
真っ赤に色付いたモミジが園内を鮮やかに染め上げます。
まつり期間中は、例年各種展示やワークショップ、ステージショーなどの催し物も同時に開催されます。
梅の開花状況や紅葉の色づき具合は、公式サイトで確認することができるので、事前にチェックしてからおでかけするのがおすすめです。
どの季節に行っても、その時期の旬の草花が楽しめる「京王百草園」。絶好の撮影スポットがたくさんあるので、美しい花々を背景に子供のベストショットを撮りに行ってみましょう♪
とりっぷノート♪より楽しむコツ
京王線「百草園駅」から「京王百草園」まではかなり急勾配な坂道があるので、京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」や、京王線・多摩モノレール「高幡不動駅」からタクシーで行くのもおすすめです。所要時間は、どちらの駅からも約10分です。(いこーよとりっぷライター・宇都宮薫)
記事を書いた人
宇都宮薫
多摩美術大学卒業。編プロ勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターとして活動。雑誌・ウェブメディアなどへの執筆のほか、書籍(ビジネス書・実用書・コミックエッセイ等)の編集・構成を手掛ける。得意ジャンルは生活情報全般、出産育児、健康、おでかけ、グルメなど。趣味は地図を見ること、まち歩き、絵を描くこと♪
スポット基本情報
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スポット名 | 京王百草園 |
ふりがな | けいおうもぐさえん |
住所 | 東京都日野市百草560 |
電話番号 | 042-591-3478 |
営業時間 | 9:00〜17:00 (11月・12月は16:30まで) |
定休日 | 毎週水曜 (祝日の場合は翌日)、年末年始 ※催事期間中は無休 |
料金 | 大人500円、小学生以下100円 ※障がい者手帳持参の場合は2割引 |
アクセス | 京王線「百草園駅」から徒歩で約10分/京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」からタクシーで約10分/京王線・多摩モノレール「高幡不動駅」からタクシーで約10分 |
駐車場 | 駐車場なし |
備考 | ペットは入園不可 |
公式URL | 公式URLはこちら |