深川七福神巡りのお土産にいかが?
「富岡八幡宮」近くの人気甘栗店
東京都江東区の「イシイの甘栗 深川店」は、熟練の職人が焼き上げる香ばしい栗の匂いが、道行く人を立ち止まらせる甘栗専門店。「富岡八幡宮」の鳥居から東にすぐのところにあります。
深川七福神がご開帳するお正月は甘栗の季節! 寒くなるほどに甘さを増す、おいしい甘栗が楽しめます。
【写真】 氏家岳寛
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。また、写真の価格は2022年取材時のものです。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
おいしさにこだわり、希少な中国・青龍県産の栗のみを使用
「イシイの甘栗」のおいしさのヒミツは、使用する栗にあります。中国河北省・万里の長城付近でしか採れない甘栗のなかで、もっとも高品質とされる青龍県産の栗のみを使用しています。
日本では「天津甘栗」と呼ばれることが多い焼き甘栗ですが、じつは中国・天津ではほとんど甘栗が採れません。主に天津の港から出荷されていたためにそう呼ばれ、名前として定着したのだとか。
栽培時の寒暖差が大きいほど甘味が増すといわれる甘栗。栗栽培の北限とされる青龍県で採れる甘栗は甘さや風味、柔らかさが際立っているものの数が少なく、大変貴重です。
熟練の職人がその日の気温や栗の状態を確認しながら焼き上げる
甘栗はお店にある専用の釜で、販売される分だけ、その日ごとに焼き上げられます。
「イシイの甘栗」は深川店のほかにも数店舗あり、すべての店舗において、その店の職人が栗を選別し、専用の釜で時間をかけて焼いています。
深川店の脇衆一(わきしゅういち)店長は、この道30年以上の熟練した栗焼職人。その日の気温や使用する栗の状態を確認し、おいしさを一番引き出せるように、釜の温度、時間を細かく調整しながら丁寧に焼き上げています。
焼き上がった栗は160g、230g、690gなど重さ別に詰められ、販売されています。
※「イシイの甘栗」では現金のみ利用できます
これは簡単!「くりわり」を使えば甘栗がパカッとむける
「イシイの甘栗」には、栗をパカッとむくことができる、便利な「くりわり」が入っています。使い方を脇店長に教えてもらいました。
「くりわり」のギザギザの爪を、写真のように、栗皮の側面に押しつけて横にすじを入れていきます。そして両側からギュッと押せば…。
このようにパカッと開きます!
パカッと割って、むくのも楽しい「イシイの甘栗」。昔ながらの甘栗をポケットに入れて子供と一緒に食べながら、下町情緒を感じる深川で七福神巡りを楽しんではいかがでしょうか。
とりっぷノート★取材こぼれ話を紹介!
「七福神のご開帳期には、店の前で甘栗を販売しますから、ぜひお立ち寄りくださいね」と、イシイの甘栗 深川店の店長・脇衆一さん。お正月の時期には、寒さが増すほどにおいしくなるという「イシイの甘栗」を求める人々で店内がいっぱいになるのだとか!(いこーよとりっぷライター・林ぶんこ)
記事を書いた人
林ぶんこ
静岡県生まれ。金融業界で融資実務に携わり稟議書を数年間書き続けたのち、商社などの広報を経てフリーライターへ。夫の転勤で愛媛県宇和島市に8年間移り住んだ後、横浜市に戻る。まち歩きや酷道探索が好き。
スポット基本情報
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スポット名 | イシイの甘栗 深川店 |
ふりがな | いしいのあまぐり ふかがわてん |
住所 | 東京都江東区富岡1-22-27 |
電話番号 | 03-3642-2227 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 夏季(6月~9月)のみ木曜 |
アクセス | 【電車】東京メトロ東西線、都営地下鉄大江戸線「門前仲町駅」より徒歩で約3分 |
駐車場 | 周辺にコインパーキングあり |
備考 | 「深川七福神」ご開帳期間の営業日:2024年1月1日(月・祝)~7日(日) ※毎日営業 |
公式URL | 公式URLはこちら |