2つの会場で約650匹が空を舞う
群馬県伊勢崎市「粕川の鯉のぼり」
群馬県伊勢崎市(いせさきし)に流れる粕川(かすかわ)。川の周辺では、例年4月上旬~5月中旬にかけて、「粕川の鯉のぼり」が開催されます。
会場は、堀下町にある「赤堀せせらぎ公園」周辺と、鹿島町にある「鹿島親水広場」周辺。伊勢崎市内の2つのエリアで、たくさんのこいのぼりが掲揚され、毎年多くの来場者を楽しませています。
※本記事は例年の開催状況をもとにしています。内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
2つの会場で開催される「粕川の鯉のぼり」
「粕川の鯉のぼり」は、粕川沿いにある2つの会場でそれぞれ開催される「堀下鯉のぼり」「鹿島鯉のぼり」という2つのこいのぼりイベントの総称です。
「粕川の鯉のぼり」の開催当初は、各会場で掲揚するこいのぼりの数は100匹にも満たないほどでした。しかし、近隣住民などの寄付により、650匹ほどのこいのぼりが掲揚されるようになりました。
それでは、それぞれのイベントについてご紹介していきましょう。
「堀下鯉のぼり」とは
「堀下鯉のぼり」は、周辺に立つ「赤堀南小学校」に新しく入学する子供たちを歓迎したいという思いから始まりました。
「赤堀せせらぎ公園」から「赤堀南小学校」のさらに南方まで、約1.2kmの区間に約500匹のこいのぼりが掲揚される予定です。
こいのぼりのなかには、地元の保育園や幼稚園の子供たちなどが手描きでデザインしたオリジナルのものもあります。ぜひ探してみてください。
■堀下鯉のぼり
開催期間: 2024年4月6日(土)~5月12日(日)
開催スポット:赤堀せせらぎ公園 南粕川沿い
住所:群馬県伊勢崎市堀下町
問い合わせ: 0270-62-3682
※電話窓口は「堀下鯉のぼりを揚げる会」です
アクセス:
【電車】JR両毛線「伊勢崎駅」から、いせさきしコミュニティバス(カリビアンビーチ行き)乗車、バス停「八坂神社前」下車後、徒歩で約10分
【車】北関東自動車道・伊勢崎ICから約10分
駐車場:駐車場あり
「鹿島鯉のぼり」とは
「鹿島鯉のぼり」は、1997年(平成9年)から始まったといわれています。家庭での役割を終えたこいのぼりを集め、さらに修復を行い、約150匹のこいのぼりが掲揚されるようになりました。
会場となるのは、公園や遊園地、運動施設を有する総合公園「華蔵寺(けぞうじ)公園」の付近にある「鹿島親水広場」です。
粕川の上空を泳ぐこいのぼりをぜひ眺めましょう。
【編集部おすすめ情報】「鹿島親水広場」の周辺には遊園地が!
「鹿島鯉のぼり」の会場である「鹿島親水広場」から徒歩10分ほどの場所には、「Auto Mirai華蔵寺遊園地」があります。
こいのぼりを観賞したあとは、遊園地を訪れて、アトラクションを楽しめば、子供も大満足の1日になりそうですね!
■鹿島鯉のぼり
開催期間:2024年4月21日(日)~5月7日(火)
開催スポット:鹿島親水広場 粕川沿い
住所:群馬県伊勢崎市鹿島町
問い合わせ:0270-24-6698
※電話窓口は「鹿島鯉のぼりの会」です
アクセス:
【電車】鹿島鯉のぼり:JR両毛線「伊勢崎駅」から、いせさきしコミュニティバス(カリビアンビーチ行き)乗車、バス停「華蔵寺公園東」下車後、徒歩すぐ
【車】北関東自動車道・波志江スマートICから約5分
駐車場:駐車場あり
2024年の「粕川の鯉のぼり」の楽しみ方
それぞれの会場のこいのぼりの個性を見比べてみるのも楽しい「粕川の鯉のぼり」。
「堀下鯉のぼり」と「鹿島鯉のぼり」は、開催期間が異なります。おでかけ前には、確認を忘れないようにしてくださいね。
また、「堀下鯉のぼり」と「鹿島鯉のぼり」の会場間は、車で10分ほどの距離があり、それぞれ駐車場もあるので、車で訪れるのがおすすめです。
川の上空を伸び伸びと舞うこいのぼりを眺めて、親子で端午の節句をお祝いしましょう。
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
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