世界最大級のピオニーガーデン!
つくば牡丹園・期間限定開園
茨城県つくば市にある「つくば牡丹園」は、約6万株、約800種類にもおよぶ牡丹やシャクヤクなどが咲き誇る世界最大級のぼたん園。
毎年、牡丹の開花時期のみに開園されます。2024年の開園期間は、2024年4月6日(土)から5月19日(日)まで。2024年の「つくば牡丹園」の見どころをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
30年以上の歴史を持つ、世界最大級のぼたん園
「つくば牡丹園」は、1989年に開園したぼたん園。約2万坪にも及ぶ自然の里山に約6万株ものぼたんとシャクヤクが植えられています。その規模は世界有数で、自然のままに残された景観とともに、花の観賞ができるのも魅力のひとつ。
また、開園当初からこだわっているのが、無農薬・酵素農法による栽培。
つくば牡丹園の園長でもあり、また土職人でもある関浩一さんは、30年以上にわたって土壌改良の研究をすすめており、「つくば牡丹園」でもその研究の成果を生かした「つくば牡丹園オリジナル発酵堆肥」が活用されています。
そのため、「つくば牡丹園」の花は、丈夫で魅力的な花だと評判です。
2024年のつくば牡丹園、注目の牡丹をチェック♪
約800種類もの牡丹とシャクヤクが植えられている「つくば牡丹園」のなかでも、2024年の注目の品種をご紹介します。
金閣、金し(フランス原産)
ゴージャスな中に品格さがあり、グッと見いってしまう花です。花茎が細く、素晴らしい容姿を持つ花が下を向いてしまうのが残念なところです。
ハイヌーン、ブラックパイレイト(アメリカ原産)
花弁は少なくシンプルで中輪が多い品種。原種に近い出立ちにこだわり、黒、赤黒、黄色などの花が楽しめます。
緑胡蝶、陽木(中国原産)
典型的な中国系牡丹(横向き〜下向きに咲く)で、良い香りを出すのが特徴です。
島錦・黄冠(日本原産)
ゴージャスでも花弁は下を向かないよう、品種改良の努力を積み重ねたものでオリジナルの美しさが開発された品種です。
続いて、「つくば牡丹園」の関園長おすすめの牡丹5種類をご紹介します。
玉芙蓉(たまふよう)
花びらがまるで透き通っているかのように見える美しいピンク系の牡丹。花の姿は天女の羽衣を想像させます。
島の司(しまのつかさ)
樹齢約150年もの株のヴィンテージ牡丹です。赤紫系の花が咲き、シックな印象です。4月中旬に見頃を迎えます。
太陽
太陽という名前がふさわしい、真っ赤な色が印象的な樹齢約120年のヴィンテージ牡丹。園内のエントランス付近に植えられています。
春光寿(しゅんこうじゅ )
ピンクの色の濃淡が美しい牡丹です。花びらの数が多く、見た目も豪華な花です。
島の藤(しまのふじ)
花びらの1枚1枚が大きく、気品漂う牡丹です。花びらの色も薄紫色のグラデーションが美しく、目を引きます。
湖面に浮かぶ花たちに癒されよう!
例年5月の週末には、園内のヒーリングエリアにある池に約5,000輪以上のシャクヤクが水面に浮かべられます。
通常シャクヤクは、農家からつぼみの状態で出荷されるので、出荷前に咲いた花は摘まれてから出荷されます。そこで、「つくば牡丹園」では、近隣のシャクヤク農家で花摘みの手伝いをし、集まった花を池に浮かべ、来園者に楽しんでもらえるようにしています。
スタンプラリーや特別アート展示など、盛りだくさんの企画あり
毎年大好評の親子で楽しめるスタンプラリーが今年も開催されるほか、園内のギャラリースペースでは、特別アートの展示販売も行われる予定です。
また、無農薬で育てられたシャクヤクの葉や茎を使ったオリジナルのノンカフェインティーの販売や、無農薬さつまいもを使用したオリジナルスイーツの販売も行われます。ほかにも、牡丹の鉢植えなどの販売も行われるのでお土産も購入できますよ。
1年で、たった40日間ほどしか開園されない「つくば牡丹園」。貴重な豪華な花姿を観賞しに、おでかけしてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
- ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。