熊谷市で「熊谷うちわ祭」開催!<br/>3日間の日程&見どころを紹介
更新日2024年06月05日/公開日2023年06月21日

熊谷市で「熊谷うちわ祭」開催!
3日間の日程&見どころを紹介

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埼玉県熊谷市では、2024年7月20日(土)~22日(月)に、関東一の祇園と称される「熊谷うちわ祭」が開催されます。

人形を乗せた豪華な山車(だし)・屋台 が市街地を練り歩く光景は迫力満点! 祭り期間中は、山車と屋台が市内各所に集まり、お囃子(はやし)を打ち鳴らす「叩き合い」が行われます。

3日間にわたって盛大な行事が続く「熊谷うちわ祭」の見どころをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

江戸時代から続く「熊谷うちわ祭」

「巡行祭」では屋台・山車を引く姿をたっぷりと見られます
「巡行祭」では屋台・山車を引く姿をたっぷりと見られます

「熊谷うちわ祭」は、毎年7月20日~22日の3日間にわたって行われる、熊谷市の伝統行事です。市内に鎮座する「八坂神社」の例大祭として行われており、毎年多くの観客が訪れ、関東有数の規模を誇ります。

1日目は神輿(みこし)が練り歩く「渡御祭」(とぎょさい)が、2日目は各町内から全12基の山車・屋台が巡行する「巡行祭」が執り行われます。

そして、最終日は、山車・屋台が一堂に会する「曳っ合せ(ひっかわせ)叩き合い」などが行われ、祭りのフィナーレを飾ります。

「熊谷うちわ祭」の歴史&由来を知ろう

かつて熊谷市では、祭りの日に赤飯を炊いて疫病除けを行うという風習に基づき、商店で赤飯をふるまう「熊谷の赤飯振る舞い」が行われていました。

その後、赤飯の代わりにうちわを配るようになったところ、評判となったため「熊谷うちわ祭」と呼ばれるようになり、現在の祭りへと変化していきました。

「熊谷うちわ祭」の4つの見どころをご紹介!

さまざまな行事が行われる「熊谷うちわ祭」は、2024年は7月20日(土)~22日(月)の日程で開催されます。

特に注目したい、4つの見どころをご紹介します!

【見どころ1】神輿を担いで市街地を練り歩く「渡御祭」(7月20日)

「八坂神社」から出発し、町内を練り歩きます
「八坂神社」から出発し、町内を練り歩きます

祭り初日の7月20日(木)は、早朝からは「渡御祭」が行われます。

「渡御祭」は、「八坂神社」で行われる「発輿祭」(はつよさい)、市内4カ所を巡って地域を清める「途上奉幣祭」(とじょうほうへいさい)、神輿をお祭り広場にある御仮屋(おかりや)へと安置する「着輿祭」(ちゃくよさい)の3つの神事で構成されます。

全行程でなんと約10kmの道のりを、3時間以上かけて、各町内の若者たちが神輿を担いで練り歩きます。勇ましく神輿を担ぐ姿は必見!

開催日:2024年7月20日(土)
開催時間:6:00~
開催場所:八坂神社〜市街地~御仮屋(お祭り広場)

【見どころ2】全12基の山車と屋台が登場する「巡行祭」(7月21日)

2日目からは、市街地や国道にも交通規制が敷かれ、さらに祭りがにぎやかになります
2日目からは、市街地や国道にも交通規制が敷かれ、さらに祭りがにぎやかになります

各町内から全12基の山車・屋台が一列になり巡行する「巡行祭」。山車・屋台は、歴史上の人物や神話の登場人物をモチーフにした人形が乗っており、町内ごとの個性が光ります。

山車・屋台が通る国道17号線は交通規制が敷かれ、歩行者天国になります。沿道には、飲食店の露店などが並び、子供も大満足で楽しめますよ!

開催日:2024年7月21日(日)
開催時間:13:00~15:30
会場:国道17号周辺
交通規制情報:13:00~21:00(市街地および国道17号)

【見どころ3】歴史を感じる口上が見られる「年番送り」(7月22日)

「年番送り」はお祭り広場に設置されたステージで開催されます
「年番送り」はお祭り広場に設置されたステージで開催されます

「熊谷うちわ祭」では、市内の全12町内のうち8つの町内が祭り全体を統括しています。8つの町内で、持ち回り当番「年番」を年ごとに交代で受け持ち、次の祭り終了まで祭りに関するすべての仕事を担います。

祭りの最終日に行われる「年番送り」では、お祭り広場の四方を山車・屋台が囲み、今年の年番町から、翌年の祭りを担当する迎え年番町へと「年番札」が送り渡されます。

「年番札」が送り渡される前には、伝統的な口上も披露されます。

開催日:2024年7月22日(月)
開催時間:20:30~
会場:お祭り広場
交通規制情報:市街地は13:00~22:00、国道17号は18:00~21:00

【見どころ4】お囃子とともに山車・屋台が大集合!「曳っ合せ叩き合い」(7月22日)

山車・屋台に付けられえた提灯(ちょうちん)の光が祭りの夜を照らします/写真提供:熊谷市
山車・屋台に付けられえた提灯(ちょうちん)の光が祭りの夜を照らします/写真提供:熊谷市

祭りの最大の目玉は、最終日の夕方から行われる「曳っ合せ叩き合い」です。

「曳っ合せ叩き合い」とは、各町内の山車・屋台がお祭り広場に集まり、山車・屋台同士が向かい合い、お囃子の力強さを競い合う行事のこと。太鼓や笛などからなるお囃子の音が広場に鳴り響き、祭りは最高潮の盛り上がりをみせます。

なお、祭り1日目の夜にも、山車・屋台が集まりお囃子を鳴らす「初叩き合い」が行われ、観賞しておくとより楽しめます。

開催日:2024年7月22日(月)
開催時間:20:00~
開催場所:お祭り広場

神輿の渡御や、山車・屋台の巡行、さらには祭りならではのお囃子を満喫できる「熊谷うちわ祭」。3日間を通して参加しても、いずれか1日だけでも存分に楽しむことができますよ。

熊谷市の夏を彩る祭りに、親子で足を運んでみてはいかがでしょうか。

■熊谷うちわ祭
開催期間:2024年7月20日(土)~22日(月)
会場:八坂神社、お祭り広場、熊谷市街地など
問い合わせ:048-524-1473(熊谷市商業観光課)

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記事を書いた人

杞山穂花(Clay)

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!

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