「新発田まつり」の見どころ紹介!
花火やパレードなどイベント多数
新潟県北部に位置する新発田(しばた)市で、2024年8月17日(土)~29日(木)に、江戸時代から続く新発田市最大のお祭り「城下町新発田まつり」が、開催されます。
迫力ある「しばた台輪」(だいわ)と呼ばれる独特な山車(だし)の奉納やパレード、花火など、新発田のまちが熱気に包まれます。
「城下町新発田まつり」の見どころや魅力をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「城下町新発田まつり」とは
「城下町新発田まつり」が行われる新潟県新発田市は、江戸時代には十万石の城下町として栄えたまち。「新発田城」は、現在でも「日本100名城」のひとつとして人気の観光名所になっています。
夏の恒例行事である「城下町新発田まつり」が、現在のような活気あるお祭りになったのは、江戸時代といわれています。
1693年(元禄5年)、当時の新発田藩主だった溝口直治(みぞぐちなおはる)が「諏訪(すわ)神社」の祭りをにぎやかなものにするため、「飾り人形の屋台を出すように」とおふれを出し、「しばた台輪」ができ、勇壮(ゆうそう)なお祭りに変わっていきました。
祭りの華!約300年の歴史を受け継ぐ「しばた台輪」とは
現在の「城下町新発田まつり」の華といえば、「しばた台輪」の運行です。山車のようなもので、各町内によってさまざまな人形が飾られるなど、趣向を凝らした装飾が施されています。
2024年の運行は、8月27日(火)の早朝5時に各町内から出発し、諏訪神社に奉納されます。
また、帰り台輪の運行は、8月29日(木)の18時に諏訪神社から出発し、各町に帰っていきます。
見逃せない!最大の見どころ!台輪の「あおり」
「しばた台輪」の最大の見どころは、「あおり」と呼ばれる場面です。
日本各地のお祭りで山車の曳回し(ひきまわし)が行われますが、「しばた台輪」は台輪を曳き回すのではなく、台輪の前輪を持ち上げては下ろす動作を繰り返す、独特の「あおり」が行われます。6つの町内の「しばた台輪」が一斉にあおる姿はまさに圧巻の一言!
台輪の上下の激しい動きにも耐えられる工夫がされている“匠の技”にも驚かされます。
未来を担う子供たちによる「金魚台輪」も必見!
また、祭り期間中は、子供たちが引っ張るかわいらしい「金魚台輪」も各町内を巡ります。
「金魚台輪」は、新発田に古くから伝わる金魚の形をした山車のようなもの。各町内会の子供たちが主役となる「金魚台輪地域廻り」も必見です。
市街地に打ち上げられる迫力満点の花火
8月25日(日)の19時からは、「市街地花火と和太鼓の饗宴」が開催されます。
仕掛け花火や、音楽にあわせて舞い上がる花火が祭りを彩ります。
花火の打ち上げの前には、和太鼓の演奏が行われます。参加団体が全員参加する迫力満点の合同演奏も予定されています。
■市街地花火と和太鼓の饗宴
開催日:2024年8月25日(日)
※予備日は8月26日(月)、和太鼓演奏は雨天中止
開催時間:19:00~20:30頃
※和太鼓演奏は18:15~、市街地花火は19:30~
会場:公式サイトにてご確認ください
ほかにも、子供が楽しめる企画がいっぱい
「城下町新発田まつり」は、子供が楽しめる企画が多いのも特徴です。8月27日(火)に開催される「しばたっ子の祭典」では、地元の子供たちによる太鼓や金管楽器の演奏などの披露が行われます。
8月28日(水)に開催される「まつりパレード」では、人気のキャラクターなどの仮装行列などが行われパレードを盛り上げます。
■しばたっ子の祭典
開催日:2024年8月27日(火)
開催時間:14:00~16:30
階催場所:公式サイトにてご確認ください
■まつりパレード
開催日:2024年8月28日(水)
開催時間:18:30~21:00
階催場所:公式サイトにてご確認ください
300年以上の歴史をもつ「城下町新発田まつり」。歴史と伝統を受け継ぐ台輪の運行から、子どもたちが楽しめるプログラムまで、親子で多彩な催しを楽しみましょう。
■城下町新発田まつり(2024)
開催日:2024年8月17日(土)~29日(木)
開催時間:催しによって異なる
開催場所:新発田城址公園、陸上自衛隊新発田駐屯地、ヨリネスしばた札の辻広場、諏訪神社ほか
記事を書いた人
浜田彩
いこーよとりっぷ編集部員/好奇心の赴くままに生きる娘2人のママ。大人も子供も楽しめて、おトク感があるおでかけ場所の情報収集中! 郷土料理や地酒、二次元が好き。限定ものにとことん弱い。
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