【京都 東山区・西京区】桜お花見おすすめスポット8選!2024
更新日2024年03月01日/公開日2024年03月01日

【京都 東山区・西京区】桜お花見おすすめスポット8選!2024

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古都・京都の情緒あふれる街並みと桜のコントラストは、春の京都の魅力の一つ。歴史的な寺院や静かな庭園、隠れた名所まで、京都市の東山区と西京区で特におすすめの桜お花見スポットをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

清水寺

清水の舞台も桜色に

京都観光の中でも、特に人気の高い清水寺は、桜や紅葉の名所でもあり、舞台から眺める季節ごとの景色はまさに絶景です。

境内にある桜の木の数は約1,000本。その本数からもダイナミックな桜風景が見られることがわかることでしょう。満開の時期には、ピンク色の雲海に浮かぶような清水の舞台が見られるほか、本堂と桜の競演が見られる奥の院からの景色など見どころが多数あります。

桜・お花見情報

桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:①京阪電車「祇園四条駅」・阪急電車「河原町駅」から市バス「清水道・五条坂」から徒歩で約10分。②JR「京都駅」から市バスで約15分車:名神高速道「京都南IC」から約40分。
駐車場:なし

円山公園

「祇園の夜桜」で知られる桜の名所

八坂神社や知恩院に隣接する円山公園(まるやまこうえん)。公園のシンボルである「一重白彼岸枝垂桜」(通称「祇園の夜桜」)をはじめ、680本の桜の木が植えられている桜の名所です。

樹高12メートルという大木に花が咲き誇る姿は息を呑む美しさです。実はこの「祇園の夜桜」は二代目ということをご存じでしょうか。天然記念物にも指定されていた初代の枝垂れ桜は昭和22年に枯死し、その桜から採取した種子を受け継いだ木が現在の二代目です。

桜・お花見情報

桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:京阪電気鉄道「四条駅」から徒歩で約10分。
車:名神高速道「京都東IC」から約20分。
駐車場:あり

高台寺

豊臣秀吉の正室北政所ねねが秀吉の菩提を弔うため創建された高台寺(こうだいじ)。重要文化財である「高台寺蒔絵」で知られ、その優美な様は桃山美術の傑作と称されるほどです。

春の境内には、その絢爛豪華な文化を象徴するかのような桜の花が咲き誇ります。古くからこの寺を象徴する桜として有名な「コウダイジザクラ」のほか、波心庭に咲く枝垂れ桜も見どころです。

桜・お花見情報

桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:京阪電気鉄道「四条駅」から徒歩で約10分。
車:名神高速道「京都東IC」から約20分。
駐車場:あり

祇園白川

はんなりと咲く桜が京情緒を感じさせてくれる

左京区北白川の山中から流れる白川はこの祇園あたりで鴨川に合流します。白川南通沿い付近のほとりには桜の木があり、祇園の風情溢れる街並みと桜を楽しめるお花見スポットです。

ソメイヨシノとしだれ桜を合わせても本数は約40本と決して多くはありませんが、だからこそはんなりとした情緒を感じられることでしょう。柳の木の新緑とのコントラストも美しい光景です。

桜・お花見情報

桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:京阪「祇園四条駅」から徒歩で約3分。
車:名神高速道「京都南IC」から約40分。
駐車場:なし

鴨川(賀茂川)沿い

穏やかな春の休日を過ごせる観桜スポット

鴨川(賀茂川)には多くのお花見スポットがあり、桜シーズンには多く人がお花見に訪れる人気スポットです。左岸の三条通から七条通のあたりは「花の回廊」と呼ばれる美しい景色が楽しめるポイント。

春になるとこのエリアを中心に、約2Kmも続く桜並木が現れます。また、北山橋からの「半木の道(なからぎのみち)」には、しだれ桜が桜色のアーチをつくり、多くの人たちの心を春にいざないます。

のどかに流れる川沿いを散歩しながら桜を楽しむ、京都の春を満喫できる桜スポットです。

桜・お花見情報

桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:花の回廊:阪急電鉄京都線「河原町駅」から徒歩約5分。
半木の道:地下鉄烏丸線「北大路駅」または「北山駅」から徒歩約10分
駐車場:なし

蹴上インクライン

廃線を包むように咲く桜のアーチ

南禅寺の近くに位置する蹴上(けあげ)インクラインは、琵琶湖から京都市内を結んだ琵琶湖疏水の途中に敷設された全長582mの傾斜鉄道の跡地です。

現在は役割を終えて使用されていませんが、廃線跡は京都市の重要文化財に指定され、観光名所になっています。

春には線路沿いに植樹されている約90本の桜が満開に。ソメイヨシノのほか、濃いピンク色のヤマザクラが線路の上の空を包み込むように春色に染め上げます。

桜・お花見情報

桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩で約3分。
車:名神高速「京都東IC」から約20分。
駐車場:なし

善峯寺

3万坪の境内が桜色に染まる春景色

西京区の大原野にある山寺「善峯寺(よしみねでら)」。

3万坪の境内は、春にはヒガンザクラ、シダレザクラ・ヤマザクラ・ソメイヨシノなどなど500本もの多彩な品種の桜が次々と咲き競い、遠方からは山がピンク色になったように見えるほどです。

徳川五代将軍の生母・桂昌院お手植えのシダレザクラもあり、樹齢300年に及ぶ名木。モミジとの寄せ植えが特徴で、JR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」で放映され有名になりました。

山の中腹にあることから、桜と共に京都市内や比叡山を一望できる眺望も見どころで、桜の名所となっています。

桜・お花見情報

桜の見頃:例年4月上旬〜4月下旬
アクセス:電車:JR京都線「向日町駅」から阪急バス「善峯寺」行きで約30分、終点下車、徒歩で約8分。
車:京都縦貫道「大原野IC(ハーフインター)」から約15分。
駐車場:あり

勝持寺

桜を愛した西行法師ゆかりの「西行桜」がある花の寺

「勝持寺(しょうじじ)」は、飛鳥時代に天武天皇の勅命により役行者が開いたとされる天台宗の古刹です。

平安時代後期には歌僧・西行法師が庵を構えたと伝わり、西行が手植えした八重桜「西行桜」があることから「花の寺」と呼ばれる桜の名所。西行法師「ねがわくは花の下にて春死なん。そのきさらぎの望月の頃」と詠んだのもこの桜によるものとされています。

毎年春には西行桜をはじめソメイヨシノなど約100本の桜が咲き、参道の途中から桜色に染まります。市街地から離れているため、比較的混みにくいのも特徴です。

桜・お花見情報

桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:阪急京都線「東向日駅」から阪急バス「南春日町」行きで約20分、終点下車、徒歩で約20分。
車:京都縦貫道「大原野IC(ハーフインター)」から約5分。
駐車場:あり

清水寺などの桜の名所から、はんなりとした雰囲気で桜を愛でることができそうな穴場スポットまで、京都市の東山区と西京区エリアには様々なお花見スポットが点在しています。この春は、京都でお花見を他の楽しみませんか。

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2021年3月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。

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