【鎌倉】桜お花見おすすめ・穴場スポット10選!2024
この記事では、鎌倉でおすすめの桜のお花見スポットをご紹介します。由緒ある寺院の庭園から、隠れた小道、海を望む絶景ポイントまで、鎌倉ならではの桜の名所でこの春、花見を楽しんでみませんか。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
鶴岡八幡宮
源氏池に映る桜模様が花見客をもてなす
鎌倉の中心に位置し、国の史跡に指定されている「鶴岡八幡宮」。ソメイヨシノ、ヤエザクラなどが源氏池の周りを囲むように咲き誇り、水面に映る桜模様がをより一層の風情を作り出します。薄ピンク色の桜と朱色の橋のコントラストが美しく、まるで日本画を見ているかのような気持ちになれますよ。
明治時代まで何も植えられてませんでしたが、現在は、「日本の桜名所100」にも選ばれている桜の参道があるのも特徴的。また、東側の島にある旗上弁財天社から見る景色は絶景です。そのほか、白旗神社や
旗上弁財天社からは大島桜などが咲き誇る桜景色が楽しめそうです。
桜・お花見情報
桜の見頃:3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:JR・江ノ島電鉄「鎌倉駅」から徒歩で約10分。
その他お花見情報:ライトアップ期間・時間:なし、アルコール類持ち込みの可否:不可、ゴミ箱設置情報:なし、トイレ設置情報:境内にあり、お花見期間中の屋台・出店の有無:有り(出店時間は日中のみ)※期間は不明
走水水源地
水源地に咲き誇る桜と青い海のコラボ
約120本のオオシマザクラやソメイヨシノが咲き誇る「走水水源地」。海に面した花見スポットとして、多くの観光客が訪れます。横須賀市水道の水源地なので普段は入場できませんが、シーズン中のみ開放。隣接する駐車場と国道16号線の間の斜面が穴場で、青い海と桜のコントラストは他では見れない絶景です。
また、走駐車場敷地内に設置された水栓から、水の湧水(ヴェルニーの水)も楽しめます。 降水後20数年を経て涌き出る水は、一日約1,000立方メートル、カルシウムなどを多量に含み、おいしいことで有名。天然の湧き水を飲んで、自然と一体化してお花見をより一層楽しめそうですね。
桜・お花見情報
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
アクセス:バス:京急「馬堀海岸駅」から「観音崎」行き「伊勢町」バス停下車、徒歩で約2分。
その他お花見情報:桜の本数:120本、ライトアップ:なし、アルコール類持ち込み:可、ゴミ箱設置:持ち帰り、トイレ設置:男性用5箇所、女性用6箇所、車イス対応用1箇所、お花見期間中の屋台:なし
湘南平(高麗山公園)
平塚八景に選ばれた、江戸時代からの花見名所
平塚市と大磯町にまたがる約140haの「湘南平(高麗山公園)」。湘南地域全域を見下ろす絶景が楽しめる約24haの湘南平ゾーンは、「平塚八景」や「神奈川県の景勝50選」にも選ばれた桜と眺望の名所として知られます。
ソメイヨシノやオオシマザクラなど、約2,000本の桜が咲き乱れ、江戸時代末期頃から桜の名所であったといわれています。山頂への途中に桜のトンネルができ、山頂全体が桜に覆われ見応え十分。湘南の海岸線や箱根の山々、富士山まで見渡せる眺望は素晴らしく、夜になると、関東が一望できる夜景は最高です。
また「湘南平展望レストランFlat」では、平塚産食材を活用したカジュアルな料理が楽しめます。ハイキングコースにもなっているため、景色を見ながら気軽にハイキングをして見るのもおすすめですよ。
桜・お花見情報
桜の見頃:3月下旬~4月中旬
アクセス:バス:JR「平塚駅」から「松岩寺(しょうがんじ)」行き「下万田(しもまんだ)」下車(約13分)、徒歩で約20分。
その他お花見情報:桜の本数:約2,000本、ライトアップ:なし、アルコール類の持ち込み:可ゴミ箱設置情報:なし、トイレ設置情報:あり(高麗山頂上のレストハウスや駐車場にあります)、お花見期間中の屋台:なし、その他:桜開花時期は渋滞や満車で混雑が予想されますので公共機関でのご来場をおすすめします
源氏山公園
源氏を彩るように舞う桜吹雪
山の地形を利用して造られ、豊かな自然に囲まれた桜の名所として知られる「源氏山公園」。源頼朝像周辺と葛原岡神社周辺で満開時にはソメイヨシノを中心に約270本の桜が公園一帯をピンクに染めます。
源義家が後三年の役で奥州に向かうとき、源氏の象徴である白旗を立て、勝利を祈願したことに由来する源氏山公園。高さ2mもの源頼朝の坐像がある広場のほか、葛原岡神社の参道では古都の趣を感じながら情緒あふれる美しい桜も楽しめます。
また、公園にある国指定史跡の日野俊基の墓や、鎌倉七切通しのひとつ、化粧坂への散策も可能で、北鎌倉、高徳院(鎌倉大仏)へ抜けるハイキングコースもあります。葛原岡神社前のこもれび広場にはテーブルとイスも設置されており、源頼朝像周辺ではシートを広げて花見ができるので、お弁当とお酒を持って楽しい花見にでかけましょう。
桜・お花見情報
桜の見頃:4月上旬〜4月中旬
アクセス:電車:JR・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」西口より徒歩で約20分。
その他お花見情報:桜の本数:約300本、ライトアップ:なし、アルコール類の持ち込み:可、ゴミ箱設置:ゴミは持ち帰ること、トイレ設置:あり、お花見期間中の屋台:なし
衣笠山公園
三浦半島に春の訪れを告げる公園
1907(明治40)年、横須賀市のほぼ中央にあたる丘陵地に開園した「衣笠山公園」。歴史ある公園に約2000本のソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラなどが咲き誇り、三浦半島に春の訪れを告げます。桜の開花にあわせて「衣笠さくら祭」が開催され、期間中は夜桜鑑賞も楽しめますよ。
大楠山へと続くハイキングコースもあり、山頂展望台からは大楠山越しに富士山が、東京湾方面には海ほたる、ランドマークタワー、猿島、房総半島が一望でき、三浦半島の絶景を堪能できます。JR「衣笠駅」には、TV番組の和洋スイーツ職人王で優勝した三代目店主がいる「和菓子司いづみや」があるので、お花見のお供にもおすすめです。
桜・お花見情報
桜の見頃:3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:JR横須賀線「衣笠駅」から徒歩で約30分。
バス:京急本線「横須賀中央駅」から京急バスで約20分、「衣笠山公園」で下車して徒歩で約10分。
その他お花見情報:桜の本数:約2,000本、ライトアップ:あり、お花見期間中の屋台:あり
寒川神社
鎌倉屈指のパワースポットで春の訪れを感じる
寒川町にある「寒川神社」は、鎌倉の鶴岡八幡宮と並び相模國の一之宮と称され、約1600年の歴史を持つ格式高き神社です。八方除けのパワースポットとしても有名となっています。
約1km続く表参道の両側には桜とマツが混在しており、3月下旬から4月上旬にかけて、薄紅色に色づいた桜の花びらが、参道を彩ります。また、神社外庭1本、ひときわ鮮やかな濃いピンク色の花びらを咲かせる「横浜緋桜」も見どころです。
荘厳な雰囲気漂う神社で、春の訪れを感じてみてはいかがですか?
桜・お花見情報
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
アクセス:電車:JR相模線「宮山駅」から徒歩で約10分。
その他お花見情報:桜の本数:約250本(ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、オオシマザクラ、ボタンザクラほか)、ライトアップ:あり、トイレ設置:あり、お花見期間中の屋台:あり
大船観音寺
白衣の観音様と桜のコントラストが美しい
JR大船駅を降り立つとお出迎えをしてくれる、ひときわ目立つ観音様。この白衣の観音様は、曹洞宗のお寺「大船観音寺」にある高さ25m幅19mの上半身のみの像で、圧倒的な存在感から大船のシンボルともなっています。
観音様は、中に入ることもできます。4月上旬にかけては周囲の桜が見頃を迎え、白衣の観音様とピンクの桜、バックの青空が見事なコントラストを作り出します。また、例年見頃の時期に合わせて夜間のライトアップも実施され、幻想的な観音様と夜桜を鑑賞することができますよ!
桜・お花見情報
桜の見頃:4月上旬
アクセス:電車:JR「大船駅」から徒歩で約5分。
その他お花見情報:桜の本数:約40〜50本(ソメイヨシノ)、ライトアップ:あり、トイレ設置:あり
妙本寺
静寂に包まれた寺院で桜を愛でる
鎌倉駅から徒歩10分ほどの静寂の中に佇む「妙本寺」は、日蓮宗最古の寺院として知られています。
また、大町エリアの中で桜の名所としても名高く、鎌倉の他の桜の名所に比べて少し早くソメイヨシノが開花を迎えます。ソメイヨシノの見頃が終わるころ、本堂前のシダレザクラや、鎌倉最大級の木造建築である、祖師堂の前の海棠(カイドウ)が見頃を迎え、鮮やかなピンク色の花びらが境内を彩ります。
静寂に包まれた中で、ゆったりとお花見をしたい方に特におすすめです。
桜・お花見情報
桜の見頃:3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:JR・江ノ島電鉄「鎌倉駅」から徒歩で約10分。
鎌倉山桜並木
「かながわの花の名所100選」選出の名所
「鎌倉山」は、鎌倉市西部にある標高約100mほどの丘陵で、自然の中に住宅地が点在するエリアです。「かながわの花の名所100選」にも選出されている、鎌倉を代表する桜の名所としても知られています。
常盤口バス停から鎌倉山までの約3kmに渡って約200本以上のソメイヨシノの並木が続き、例年3月下旬から4月上旬にかけて美しい桜のトンネルを形成します。ゆったりと散策しながらお花見を楽しんではいかがですか?
桜・お花見情報
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
アクセス:バス:JR・江ノ電「鎌倉駅」からバスで約20分。
その他お花見情報:桜の本数:約200本、ライトアップ:なし、トイレ設置:なし、お花見期間中の屋台:なし
本覚寺
アクセス抜群!圧巻のシダレザクラが見どころの穴場お花見スポット
JR鎌倉駅から徒歩5分ほどに位置する「本覚寺」は、1436年建立の歴史あるお寺。本覚寺のある場所は鎌倉幕府の裏鬼門にあたり、源頼朝が鎮守として夷堂を建てた場所で、その後足利持氏が円覚寺を建立しました。
商売繁盛のご利益でも有名となっています。隠れた桜の名所で、3月下旬から4月上旬にかけて、ピンク色に色づいた桜が境内を彩ります。特に、御分骨堂前にあるシダレザクラが見どころ!満開に咲いた花で枝がしなだれる様子は圧巻です。
桜・お花見情報
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
アクセス:電車:JR・江ノ電線「鎌倉駅」から徒歩で約5分。
2024年の桜の季節は、鎌倉の歴史ある風景と共に、一層特別なものになるでしょう。穏やかな春の日に、家族や友人と一緒に桜の花の下でのひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2021年2月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
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