【川崎】桜お花見おすすめ・穴場スポット15選!2024
川崎市は、地元の人々に親しまれている桜の名所が多くありますが、この記事ではそんな定番のお花見名所から知る人ぞ知る穴場スポットまで、川崎のおすすめのお花見スポットをご紹介します。桜のシーズンに家族連れからカップル、一人でのんびりとしたい人まで、誰もが楽しめるお花見スポットをチェックしてみてくださいね。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
川崎市多摩区の桜の名所・穴場! 混雑を避けたお花見&桜スイーツも
二ヶ領用水(宿河原堤桜並木)
せせらぎの音を心地よく聴きながら桜並木を散策
江戸時代に造られたという歴史のある用水路「二ヶ領用水」は、多摩区から幸区まで全長約32kmの神奈川県下で最も古い人工用水路です。水辺の散策路として多くの人に親しまれています。
JR南武線「宿河原駅」付近の用水沿道には約340本の桜並木が約2kmに渡って続き、お花見スポットとしても有名。例年3月下旬から4月上旬にかけて、宿河原堤桜並木に並ぶソメイヨシノが見頃を迎えます。水辺を散策しながらお花見を楽しんだり、芝生広場にレジャーシートを敷いてのんびりとお花見を楽しんだり。思い思いに桜を楽しむ人々が集まります。
「船島川橋りょう」はお花見穴場スポット
南武線の線路が通る鉄橋で、ガード下の高さは約1.2m、腰をかがめないと通ることができない場所として知られる「船島川橋りょう」。
ここでは桜の中を走る電車を間近で見ることができるため、迫力と風情ある風景を楽しむことができます。南武線と桜の共演も楽しめる鉄道ファンにも人気のスポットです。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
アクセス:電車:JR南武線「宿河原駅」より徒歩で約2分。
その他お花見情報:桜の本数 約400本(ソメイヨシノ、ヤエザクラなど)、アルコール類持ち込み:不可、トイレ設置:2ケ所、お花見期間中の屋台:なし
稲田公園(通称:くじら公園)
上野に並ぶ花見の名所だった桜を受けつぐ、100本のソメイヨシノ
稲田公園は、少年野球場をはじめ、水遊びのできる「せせらぎ」、大きな鯨のオブジェなどがあり、子どもから絶大な人気を誇る、通称「くじら公園」。園内には約100本のソメイヨシノがあり、春になると一斉に花開き、訪れる家族連れに春を感じさせてくれます。
この稲田公園の桜は、かつて桜の名所「稲田堤の桜」として昭和初期まで上野に並ぶお花見スポットだった土堤のソメイヨシノの代わりに植樹されたもの。この土地の「稲田堤」という名称も、その土堤からきています。
「稲田堤の桜」は最盛期には2000本も植えられ、お花見シーズンには臨時列車が出るほど賑わったとか。そんなストーリーを持つ桜の木々がある公園です。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
アクセス:電車:JR南武線「稲田堤駅」より徒歩で約10分。
その他お花見情報:桜の本数:約100本(ソメイヨシノ)、ライトアップ:なし、アルコール類持ち込み:不可、トイレ設置:あり、お花見期間中の屋台:なし
中原平和公園
噴水や芝生などがある長閑なお花見スポット
東急東横線「元住吉駅」からほど近い場所にある「中原平和公園」。中原平和館を中心とした開放的な公園で、噴水や芝生など自然豊かな風景に包まれています。園内にはソメイヨシノが約150本植えられており、くすのき通りや園内にある二ヶ領用水には桜並木も。
例年、3月下旬から4月上旬にかけて桜が咲き、多くの人がお花見を楽しみに訪れます。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:東横線「元住吉駅」から徒歩で約5分。
その他お花見情報:桜の本数:約150本、ライトアップ:なし、アルコール類持ち込み:可、ゴミ箱設置:なし、トイレ設置:あり、その他:自動車の乗り入れは禁止、火気の使用は禁止。
住吉ざくら
商店街やお祭りで賑わうお花見スポット
昭和26年に地元有志によって植樹された「住吉ざくら」。
元住吉駅の近くの渋川に沿って約250本のソメイヨシノが約2kmにわたって咲き誇り、かながわの花の名所100選にも選ばれています。また、すぐ近くには中原平和公園があり、ここもお花見を満喫できるスポット。
最寄駅周辺の商店街も賑わっており、買い物や食事を楽しめます。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
アクセス:電車:東急線「元住吉駅」から徒歩で約3分。
その他お花見情報:桜の本数:約250本(ソメイヨシノ)、ライトアップ:なし、アルコール類持ち込み:可、ゴミ箱設置:なし(ごみは持ち帰り)、トイレ設置:付近の中原平和公園内に2か所
麻生川
ふるさと麻生八景にも選ばれたお花見スポット
柿生駅近くから古沢方面に流れる「麻生川」。その川沿いは、毎年約250本の桜並木がピンク色のトンネルを織りなします。「ふるさと麻生八景」にも選ばれているお花見スポットです。
「麻生川桜まつり」
例年、桜の見頃である3月下旬から4月上旬の時期に合わせて「桜まつり」も開催され、沿道には近くの商店街から模擬店が多数並びます。
会場では地元の踊りや音楽で大盛り上がり。期間中は、夜になるとライトアップされ、夜桜鑑賞を楽しむことができます。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:小田急線「柿生駅」から徒歩で約3分
その他お花見情報:桜の本数:約250本、ゴミ箱設置:なし(持ち帰り)、トイレ設置:3ヶ所、お花見期間中の屋台:あり
等々力緑地
県内屈指の敷地面積を誇る公園
600本あまりの桜が植えられており、3月下旬〜4月上旬が見頃。陸上競技場正面入口にある120本のソメイヨシノは見ごたえがあります。
また、園内には川崎フロンターレのホームグラウンド等々力競技場をはじめ、野球場、テニスコート、とどろきアリーナといった運動施設が多数あります。
釣り池や四季園、ふるさとの森などの自然とふれあえる施設や、都市と人間をテーマに様々なアートを展示する市民ミュージアムもあります。お花見のついでに1日中楽しめるスポットですよ。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
アクセス:バス:JR南武線・東急東横線「武蔵小杉駅」からバスで約5分、「等々力グランド入口」下車後、徒歩で約7分
その他お花見情報:桜の本数:約600本(染井吉野、里桜、八重桜)、ライトアップ:なし、アルコール類持ち込み:可、ゴミ箱設置:なし(持ち帰り)、トイレ設置:あり、お花見期間中の屋台:なし
生田緑地
1,500本の桜が咲き誇る、市内最大級の観桜スポット
生田緑地は多摩丘陵の一角に位置する川崎市内最大級の公園です。生田緑地で特に桜が密集している箇所は、生田緑地東口から続く180段の階段付近、階段を上った先の「枡形山広場」、そして戸隠不動尊跡地とホタルの里付近です。
中でも「枡形山広場」は毎年多くの人々が訪れるお花見スポット。例年、レジャーシートを敷いてお花見をする人の姿が多く見られます。
東口に位置する「枡形山天望台」からは東京都心や多摩川など360度の大パノラマが見渡せます。生田緑地の桜の全景を望め、ピンク色に染まる山を一望することができるおすすめのポイント。晴れていれば視界の先に富士山やスカイツリーも見えます。
生田緑地には川崎市岡本太郎美術館、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム、カフェやそば処など多数の施設があるので、合わせて訪れたいですね。
桜・お花見情報
桜の見ごろ:3月下旬~4月上旬
アクセス:電車:①小田急線「向ヶ丘遊園駅」より南口から徒歩約13分。②小田急線、JR南武線「登戸駅」より生田緑地口から徒歩約25分。
バス:小田急線「向ヶ丘遊園駅」から、市バス「溝19」おし沼経由溝口駅南口行き「生田緑地入口」下車徒歩約3分。
その他お花見情報:桜の本数:約1,500本(染井吉野、里桜、八重桜、しだれ桜)、ライトアップ:なし、トイレ設置:あり、お花見期間中の屋台:なし
川崎市農業技術支援センター
道を覆うように咲く桜並木
市内農業者へ農産物の生産技術の向上を支援する事業などを行う「川崎市農業技術支援センター」。敷地内には果樹や花木が植えられていて、四季折々の花を楽しむこともできます。
また、施設の前には桜の木が植えられていて、春になると大きな桜の木が道を覆うように咲き、「桜のトンネル」が完成。坂道になっているため桜並木全体を上から見下ろすこともでき、その光景は一見の価値あり。知る人ぞ知る穴場的お花見スポットです。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
アクセス:JR南武線「稲田堤駅」、バス停「城下」から川崎市バス「西菅団地行き」乗車、終点「西菅団地」で下車、徒歩約10分。小田急線「読売ランド前駅」からバス停「読売ランド前駅」から小田急バス「城下行き(菅高校経由)」乗車、「菅高校」で下車、徒歩約10分。
その他お花見情報:ライトアップ:なし
須賀神社
しだれ桜の大木が包み込むように咲き誇る
須賀神社は多摩区生田地区で人気がある桜スポットです。樹齢約45年、高さ約15メートル、幹周りは約2メートルもあるしだれ桜の大木があり、花が咲く時期の存在感は圧巻。遠くからでもわかるほどの見事な美しさです。境内全体をしだれ桜が覆い、桜に包まれたような感覚を楽しめます。
神社の氏子や近所の住民が心を込めて手入れをし、毎年花見客を迎えています。垂れ下がった桜を間近で鑑賞することができるのも魅力。春の参拝とともに、しだれ桜を愛でてはいかがでしょうか。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
アクセス:小田急線「生田駅」南口から徒歩10分。
鷺沼公園
ピクニックにもおすすめなお花見スポット
東急田園都市線の鷺沼駅とたまプラーザ駅のちょうど間くらいのところにある「鷺沼公園」は、鷺沼駅からこの公園に向かう「春待坂」と合わせて、桜の名所となっています。
鷺沼公園の中は広いグラウンドエリアと遊具のエリアに分かれ、桜は公園の周りを取り囲むように生えています。幹の太い立派な桜の木がたくさんあり、見応え十分。トイレやあずまやもあるので、レジャーシートを敷いてピクニック気分でお花見するのにおすすめです。
また、桜並木が美しい「春待坂」は、西向きで日当たりが悪いため桜の開花が遅く、春を待つというイメージからつけられた愛称。約200mの桜のトンネルがすばらしく、昼間の景色はもちろん、夜桜もおすすめです。
桜・お花見情報
桜の見頃:3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:東急電鉄「鷺沼駅」から徒歩で約10分。
緑ヶ丘霊園
緑ヶ丘霊園の参道に桜のトンネルを作り出す
川崎市に2カ所ある市営霊園のひとつで、多摩丘陵の東側、JR南武線「津田山駅」から徒歩約5分の所に位置しています。
春には400本余りの桜が咲き誇る桜の名所。参道の両脇に植えられた桜の中には樹齢50年を越えるものもあり、立派な桜のトンネルが往来する人々を楽しませます。子供たちが遊べる児童公園もあります。
桜・お花見情報
桜の見ごろ4月上旬~4月中旬
アクセス:電車: JR南武線「津田山駅」から徒歩で約5分 車: 第三京浜道路「京浜川崎IC」から約10分。
夢見ヶ崎動物公園
動物たちと桜に癒される
川崎市幸区にある無料の動物公園「夢見ヶ崎動物公園」。レッサーパンダや、フンボルトペンギン、カメなど数十種類の生き物に会うことができます。園内には約400本のソメイヨシノが植えられており、人気のお花見スポットでもあります。
特にラマ舎グランドの2本のソメイヨシノは大きく立派です。夢見ヶ崎動物公園で、動物と一緒に桜を楽しんではいかがでしょうか。
桜の開会情報
桜の見ごろ3月下旬~4月上旬
アクセス:電車:①JR南武線「鹿島田駅」より徒歩20分。②JR横須賀線「新川崎駅」より徒歩15分。
車:JR「川崎駅」西口よりバス川63、64、66系統など乗車、夢見ヶ崎動物公園前下車、徒歩5分。
大師公園
川崎大師近くの桜スポット
京急大師線「東門前」より徒歩10分、川崎大師に隣接した広々とした公園です。野球場、テニスコート、プール、芝生広場などがあります。公園の一角にある中国庭園「瀋秀園」は朱塗りの回廊が美しい人気のスポット。
芝生の広場には桜の木が多数植えられているので、シートを敷いてピクニックをする人も多数。子供たちには、スリル感も楽しめるローラー滑り台が人気です。お花見の前後に川崎大師にも参拝できるので、春のお参りもかねて桜を愛でたいですね。
桜・お花見情報
桜の見ごろ3月下旬~4月上旬
アクセス:電車: 大師線「東門前駅」から徒歩で約10分。
車: 首都高速神奈川1号横羽線・首都高速神奈川6号川崎線「大師IC」から約9分。
若草第一公園
住宅地の中にある、隠れたお花見スポット
東急東横線「元住吉」駅から歩いて約12分。川崎市中原区の若草第1公園は、滑り台やブランコ、鉄棒、砂場のほか、大きな広場のようなスペースがある公園です。
毎年3月下旬から4月上旬頃にかけて敷地内の桜が見頃を迎え、かわいらしいピンク色の花を咲かせます。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:バス:東急電鉄「元住吉駅」から徒歩で約12分。
若草第二公園
公園内の小さな桜スポット
住宅街の中に位置する、川崎市中原区の若草第1公園のすぐ近くの場所に、若草第2公園があります。滑り台、乗り物、ジャングルジムや砂場などがあり、きちんと整備されている公園です。
公園自体はあまり大きくありませんが、それだけに敷地内の桜がひときわ存在感を放ちます。第1公園と併せて、お花見を楽しんではいかがでしょうか。
桜・お花見情報
桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
アクセス:電車:①JR「平間駅」から徒歩で約11分。②東急電鉄「元住吉駅」から徒歩で約14分。
川崎市のおすすめの桜スポットをご紹介しました。有名な二ヶ領用水沿いから、川崎大師近くの穴場スポットともいえる大師公園まで、様々なタイプのお花見スポットがあります。川崎には桜並木も多いので、家族でお花見さんぽもおすすめですよ。
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2021年3月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
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