2025茨城県つくば市の観光名所6選<br/>夏休みに日帰りで学び旅&自然満喫
更新日2025年08月02日/公開日2024年03月21日

2025茨城県つくば市の観光名所6選
夏休みに日帰りで学び旅&自然満喫

体験する
学びにつながる

茨城県つくば市は首都圏からのアクセスも良く、日帰りのおでかけ先としてもおすすめのまち。

そこで今回は歴史が感じられる神社や、緑いっぱいの植物園など、自然が多いつくば市ならではの観光名所をピックアップしてご紹介します。

夏休みや週末を利用して、ぜひおでかけしてみてください。子供の学びにもきっと役立ちますよ!

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

関東近郊のおすすめ観光スポット

筑波山

日本百名山、日本百景のひとつ

筑波山は、山全体のエリアがとても広く、茨城県のつくば市、石岡市、桜川市にまたがっています。山頂が2つあるので、遠くから見てもひと目でわかる形をしています。霞ヶ浦から筑波山を見ると、向かって右側が女体山、左側が男体山です。

標高は女体山が877m、男体山が871mであり、“日本百名山の中で一番標高の低い山”とされています。

山中には珍しい1,000種以上の植物が群生しており、四季を通じて美しい景色を見せてくれます。また植物研究の宝庫でもあり、登山・ハイキングなど年間を通して自然に親しめるのも魅力。

ケーブルカー、ロープウェイで手軽に山頂へ

筑波山から見た初日の出(画像提供:Icchyou / PIXTA)
筑波山から見た初日の出(画像提供:Icchyou / PIXTA)

ケーブルカー、ロープウェイを使えば簡単に山頂にたどり着くことができ、子供からお年寄りまで誰もが筑波山からの美しい眺望を楽しむことができます。

関東で一番早く初日の出を迎えるスポットとしても人気の場所です。

■スポット概要
所在地:茨城県つくば市筑波1222
アクセス:
車:常磐自動車道「土浦北IC」から約30分/北関東自動車道桜川「筑西IC」から約30分
電車:つくばエクスプレス「つくば駅」の「つくばセンター」から「筑波山シャトルバス」に乗車(約40~50分)、「筑波山神社入口」または「つつじヶ丘」バス停で下車
駐車場:あり

JAXA 筑波宇宙センター

最先端の宇宙開発を楽しく学ぼう

筑波研究学園都市の一画に位置する、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の「筑波宇宙センター」は、1972年に開設しました。約53万平方メートルの敷地内に、研究学園都市にふさわしい緑溢れた環境と最新の試験設備を備えた総合的な事業所です。

ロケットや人工衛星、宇宙環境利用などの展示を通して、JAXAが行なっている宇宙開発や研究の現場をわかりやすく紹介しています。

屋外には約50mもの長さの本物のロケットが間近に見れる「ロケット広場」、企画展やお買い物を楽しめる施設「プラネットキューブ」も併設されています。

ガイド付きの見学ツアーも人気

展示館・スペースドームでは「こだま」等の人工衛星について説明。国際宇宙ステーション「きぼう」の実物大模型の中に入ることもできたりと、日本の宇宙研究の技術にふれることができます。

またガイド付きの見学ツアー(要予約)も実施しており、宇宙ステーション試験棟など展示室以外も見学が可能です。日本の宇宙開発について楽しく学び、宇宙を身近に感じることができますよ。

■スポット概要
所在地:茨城県つくば市千現2-1−1
アクセス:
車:常盤自動車道「桜土浦IC」から約5分
電車:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス「つくば駅」からバスで約15分
駐車場:あり

つくばエキスポセンター

「つくばエキスポセンター」外観
「つくばエキスポセンター」外観

「つくばエキスポセンター」は、科学のふしぎを見て、ふれて、楽しく学べる科学館です。

屋外には実物大のH-IIロケットがそびえ立ち、記念撮影にぴったり! 館内には、エネルギーや宇宙がテーマの体験型展示がいっぱいで、子供の「なぜ?」を引き出します。

サイエンスショーでは、私たちの生活の中に隠れている“身近な科学”や家庭や学校ではできない先端科学を実験(実演)で紹介
サイエンスショーでは、私たちの生活の中に隠れている“身近な科学”や家庭や学校ではできない先端科学を実験(実演)で紹介

世界最大級のプラネタリウムで見る迫力満点の星空も必見! サイエンスショーや天体観望会など、家族で楽しめるイベントも盛りだくさんで、科学に興味を持つきっかけ作りに最適なスポットです。

新しい発見をしに、ぜひ親子で足を運んでみてくださいね。

■スポット概要
所在地:茨城県つくば市吾妻2‐9
アクセス:
車:常盤自動車道「桜土浦IC」から約15分/圏央道「つくば中央IC」から約10分
電車:つくばエクスプレス「つくば駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり

茨城県つくば美術館

身近に芸術を感じることができる

つくばエクスプレス「つくば駅」から徒歩で約3分の公園内にある「茨城県つくば美術館」は、水戸市にある「茨城県近代美術館」の分館として開館しました。

優れた作品を紹介する企画展を年3回ほど開催、それ以外は貸しギャラリーとして地域作家や一般の方の色々な美術発表の場として利用されています。

ワークショップや土曜講座が人気

学芸員さんたちによる土曜講座が実施されており、学芸員ならではの体験や学びを無料で聴講できるため人気があります。

また、絵画教室などのイベントやワークショップ、コンピューターを使用したお絵かきCGコーナー、美術番組、子供向けプログラムを自由に視聴できるビデオライブラリーなどもあり、親子で一緒に楽しめます。

さらに、「中央図書館」が隣接しており、館内には約32万冊の図書、約200種類の雑誌などが揃っています。こちらもあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:茨城県つくば市吾妻2-8
アクセス:電車:つくばエクスプレス「つくば駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり

筑波山神社

心落ち着くパワースポット

「筑波山神社」は関東平野の北東部、茨城県つくば市に聳える筑波山を御神体としている神社。約3千年の歴史がある古社で、山頂からは関東全域を一望できます。

筑波男大神と筑波女大神を御祭神とし、 縁結び・夫婦和合などの神として信仰を集めています。

782年(延暦元年)に、法相宗の僧であった徳一によって、筑波山に知足院中禅寺が開いたことにより神仏習合が行われたとされ、以来、筑波山は修験道の道場となりました。

北条から拝殿に向かう参道は、“つくば道”の愛称をもっており、“日本の道100選”に選定されています。

毎年4月1日・11月1日には例大祭が行われ、年間を通して多くの人々が参拝に訪れます。

■スポット概要
所在地:茨城県つくば市筑波1
アクセス:
車:常磐自動車道・土浦北ICから国道125号線経由で約40分
電車:つくばエクスプレス「つくば駅」から筑波山シャトルバスに乗車(約40分)、「筑波山神社入口」バス停で下車後、徒歩で約10分
駐車場:あり

国立科学博物館 筑波実験植物園

日本のおもな植物や世界の珍しい植物が楽しめる

植物の研究機関である「国立科学博物館 筑波実験植物園」は、1983年(昭和58年)10月開園し、通称つくば植物園として親しまれています。敷地面積は約14ヘクタールあり、世界の生態区、生命を支える多様性区の2つに分かれています。

園内には日本のおもな植物や、私たちの生活にかかわりの深い植物、世界の熱帯や亜熱帯、乾燥地域に生育する珍しい植物など、およそ7,000種の植物が植栽され、そのうちの約3,000種を見ることができます。

衣食住に関わる植物も

ゴボウの花
ゴボウの花

なかでも、日本の維管束植物、東アジアのシダ、ソテツ、サトイモ類、南アメリカのラン科植物を数多く収集展示しています。また四季によって植物が美しく変化する姿なども楽しむことができます。

館内では衣食住や行事に利用される植物も見られます。普段食べている野菜の花に、大人も子供も興味津々!

入園料もリーズナブルなので、気軽に親子で植物とのふれあいや学習ができますよ。「夏休み植物園フェスタ」ほか企画展やセミナー、クラフトなどのイベントも数多く開催されています。

自然にあふれた園内を歩くと、きっとリフレッシュできるはずです。

■スポット概要
所在地:茨城県つくば市天久保4‐1−1
アクセス:
車:常磐自動車道・桜土浦ICから約8km
電車:つくばエクスプレス「つくば駅」から「テクノパーク大穂」行きバスに乗車(約10分)、「筑波実験植物園前」バス停で下車
駐車場:あり

子供の感性や知的好奇心を育むスポットがいっぱい。事前の下調べもしっかり行い、学びを深める楽しい旅を計画してくださいね♪

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年3月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2025年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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