群馬県富岡市の観光名所&穴場6選<br/>日帰りOK!冬のドライブにも◎2024
更新日2024年12月06日/公開日2024年03月22日

群馬県富岡市の観光名所&穴場6選
日帰りOK!冬のドライブにも◎2024

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群馬県の南西に位置する富岡市は、世界遺産があるまちとして有名です。山や川、湖などの自然に恵まれ、歴史や文化的な見どころもいっぱい! 

そこで今回は、富岡市のスポットのなかから、おすすめの観光名所をピックアップしてご紹介。都内から車で約75分、電車で95分とアクセスしやすく、冬の日帰りドライブにもぴったりです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

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富岡製糸場

世界遺産に登録された日本初の官営製糸工場

群馬県富岡市といえば、真っ先に思い浮かべるのが富岡製糸場。2014年に世界遺産に指定されたことも記憶に新しいところです。

富岡製糸場は、日本初の官営器械製糸工場として1872年(明治5年)に設立されました。

開国直後、政府は外貨獲得のために生糸の輸出に力を入れており、フランス式の器械を多数用いた富岡製糸場は当時、世界最大級の規模を誇っていました。

これを模範として、日本全体の製糸業の発展と近代化を図る目的もあったのです。やがて、民営化や戦争などの歴史を経て1987年に操業停止しますが、富岡市による地道な活動の末に世界遺産に登録されました。

親子で楽しめるイベントも開催

世界遺産登録後は観光スポットとしても注目を浴び、さまざまなイベントが催されています。当時の工女さんの袴姿でまち歩きをしたり、夏のライトアップや場内の探検イベントなど、大人から子供まで楽しむことができます。

また、シルク製品はもちろんのこと、シルク原料の石鹸や化粧品、繭や蚕をモチーフにしたスイーツなどもお土産として女性に人気。周囲にはたくさんのお店があるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

■スポット概要
所在地:群馬県富岡市富岡1-1
営業時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
定休日:年末(12月29日〜31日)
料金:大人1,000円、高校・大学生(要学生証)250円、小中学生150円(富岡市民は入場無料)
アクセス:
車:上信越自動車道 富岡ICから約10分
電車:上信電鉄上信線「上州富岡駅」から徒歩で約15分
駐車場:なし。近隣の市営駐車場やコインパーキングを利用

群馬サファリパーク

いつものドライブが探検ツアーに!?

ホワイトタイガー
ホワイトタイガー

「群馬サファリパーク」は、自然豊かな景勝地、大塩湖に隣接する自然動物園です。ライオンやホワイトタイガー、キリン、ユキヒョウなど約100種類の動物が間近で見られます。

サファリバスや餌やり体験バスだけでなく、自家用車のまま園内を巡ることもできるので、いつものドライブがそのまま探検ツアーに!

ライオンと草食動物たちにエサをあげられる「エサやり体験バス」
ライオンと草食動物たちにエサをあげられる「エサやり体験バス」

園内は、アジアゾーン、アメリカゾーン、日本ゾーン、アフリカゾーンにそれぞれの地域の動物がいるほか、ライオンゾーンとトラゾーン、ウォーキングサファリゾーンがあります。

ウォーキングサファリゾーンの一角には「Wild CATS World」があり、ネコ科の動物たちを上から下から、さまざまなアングルで観察することができます。

一度は体験してみたい!期間限定のナイトサファリツアー

例年4月から10月にかけては、土日を中心に「夕暮れサファリ」「ナイトサファリツアー」が開催されています。

専用のサファリバスに乗って、いざ未知の世界へ! 昼間とは違う、動物たちの野生の顔が見られるチャンスですよ。

■スポット概要
所在地:群馬県富岡市岡本1番地
入園受付時間:3月11日〜11月10日9:30〜16:00(17:00閉園)/11月11日〜3月10日9:30〜15:30(16:30閉園)
休園日:水曜(祝日・春休み・GW・夏休み・年末年始を除く)
料金:高校生以上3,200円、3歳〜中学生1,700円、65歳以上(要年齢証明)2,400円
アクセス:
車:上信越自動車道 富岡ICから約5km
電車:JR高崎駅「水上駅」からタクシーで約40分、上信電鉄上信線「上州富岡駅」からタクシーで約15分
駐車場:あり

群馬県立自然史博物館

視野が広がる!群馬と地球を旅するミュージアム

群馬県立自然史博物館は、群馬の自然のみならず、自然界そのものの構造や世界の成り立ちについて学ぶことができる博物館です。

常設展と年3回の企画展があり、世界スケールの幅広い知識を扱っています。

常設展では、地球の生い立ちから恐竜、ダーウィン、ヒトの物語、未来についてなどがさまざまな模型や標本を用いて展示されています。

その表現方法は体験型でダイナミック! どれも分かりやすく、また驚きとともに見られるよう工夫が凝らされています。特に恐竜の化石の展示は大迫力で、子供も大人も夢中になります。

太古の生物や恐竜のグッズをお土産に

壮大な進化の歴史をたどったら、思わず欲しくなってしまうのがお土産品。

心配ご無用、ミュージアムショップには太古の生物や恐竜のグッズがたくさん揃っています。かわいらしいぬいぐるみからマニアックなフィギュアまで、普段は目にしない珍しい生き物がいっぱい。

料金もリーズナブルなので、何度でも来たくなる博物館です。

■スポット概要
所在地:群馬県富岡市上黒岩1674-1
開館時間:9:30〜17:00(最終入館16:30)
休館日:毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金:①企画展開催中(3月16日~5月12日):一般 800円、大学・高専・高校生450円②その他期間(常設展のみ):一般 510円、大学・高専・高校生300円 ※中学生以下無料
アクセス:
車:上信越自動車道 富岡ICまたは下仁田ICから約7km
電車:上信電鉄上信線「上州富岡駅」からタクシーで約15分、上信電鉄上信線「上州七日市駅」または「上州一ノ宮駅」から徒歩で約25分

妙義神社

“日本三大奇景”のひとつ・妙義山の麓にあるパワースポット

妙義山の主峰白雲山(はくうんざん)の中腹にある神社(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)
妙義山の主峰白雲山(はくうんざん)の中腹にある神社(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)

“日本三大奇景(日本三大奇勝)”のひとつにも数えられ、奇岩の立ち並ぶ妙義山。その東麓に、「妙義神社」があります。その創建は537年と伝えられていますが、現在では女性客の絶えないパワースポットとして人気となっています。

妙義神社は妙義山とともに古くより開運や商売繁盛、火防、農耕養蚕などに御利益があるとして篤く祀られてきました。

関東平野の北西に位置することから、天門(陰陽道で、忌むべき方向のこと)を鎮める神社として江戸の歴代将軍からの信仰も篤かったといいます。

小惑星の名前に採用された天空の社

荘厳な権現造り・黒漆塗りの本殿(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)
荘厳な権現造り・黒漆塗りの本殿(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)

訪れた際に驚くのは、本社(本殿)に到るまでに登る、見上げるような石段です。

背の高い杉が両脇に立ち並ぶ中、深い山へ足を踏み出すと、敬虔な雰囲気が漂います。神社内にいくつもパワースポットと呼ばれる場所がありますが、大鳥居の左側、樹齢500年を超える3本の杉の真ん中が、唯一の公認パワースポットとなっています。

また、2014年には、渡辺和郎氏が発見した小惑星に「Myogizinzya」の名称が正式登録されており、宇宙のパワーをも取り込んだ神社としてますます人気を高めています。

■スポット概要
所在地:群馬県富岡市妙義町妙義6
アクセス:
車:上信越自動車道 妙義ICから約5分関越自動車道 松井田ICから約5分
電車:JR信越本線「松井田駅」からタクシーで約10分JR信越本線「磯部駅」からタクシーで約15分
駐車場:あり ※「道の駅みょうぎ」の無料駐車場を利用

道の駅 みょうぎ

新鮮な農産物や花木、名産品が豊富
新鮮な農産物や花木、名産品が豊富

名峰「妙義山」のふもとにある道の駅です。個性的なデザインの物産センターでは、朝一番で収穫したばかりの新鮮な野菜やきのこ類、山菜などの農産物が並びます。

食事処では、ラーメンやそばやうどんのほか、地元食材を楽しめる舞茸のおにぎりやみそおでんなどのメニューがずらり。季節ごとにフレーバーが変わるソフトクリームも人気です。

広々とした駐車場や、ベビーベッドを備えたトイレも完備しており、ドライブ休憩にもぴったりです。

■スポット概要
所在地:群馬県富岡市妙義町岳322-7
営業時間:9:00~16:00(3月~11月は17:00まで)
定休日: 第3水曜(4・5・10・11月は無休)
アクセス:上信越自動車道・松井田妙義ICから約10分
駐車場:あり

【番外編:夏の見どころ】丹生湖ひまわり畑

幸せの黄色い向日葵・10万本に元気をもらおう

丹生湖は富岡市の北西に位置し、丹生川の上流にある周囲約4kmほどの湖で、丹生ダムのダム湖となっています。

丹生湖の西側に向日葵畑が広がっており、毎年約11万本もの向日葵が咲き乱れます。その向こうには妙義山をのぞみ、夏にしか見られない絶景スポットとなります。

向日葵は前・後半と時期をずらして見頃をむかえ、早咲きの前半が例年7月中旬、本数の多い後半が7月下旬から8月上旬にかけて満開となります。

向日葵畑の中には、綺麗な写真が撮れるよう展望台も設けられています(展望台の料金は「お気持ち」を入れましょう)。また、地元住民が特産品の販売などを行う「ひまわりまつり」も毎年盛況ですよ。丹念に育てられた向日葵に、愛と笑顔をもらえること間違いなし!

■スポット概要
所在地:群馬県富岡市下丹下459-2
開園時間:7:00~18:00(日没まで)
料金:入園無料、展望台は有料(料金は“お気持ち”で)
アクセス:車:上信越自動車道 富岡ICから約15分。
駐車場:向日葵畑の西側に駐車スペースがあり(道の脇が少し広くなっているところ)※満車のときは丹生湖駐車場を利用

公式サイト

豊かな自然に囲まれた富岡市は、歴史や文化など幅広いジャンルを学べるまちでもあります。ぜひ親子でおでかけしてみてください♪

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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