【長野市】人気観光名所&穴場20選
2024秋の週末に日帰りや1泊で満喫
長野県長野市の歴史と自然の絶景を巡る、おすすめ観光スポットを20カ所ピックアップ。善光寺や戸隠神社、松代の城下町など、見どころ満載の穴場&名所をご紹介します。
東京駅から北陸新幹線で最速1時間20分とアクセスも良好! 泊りがけはもちろん、エリアを絞れば日帰りでも満喫できます。
秋の週末や連休に、ぜひ親子で小旅行を楽しんでみてください。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
善光寺郵便局
元旅館、レトロな郵便局で「風景印」を
元旅館のフロント部分を改修した「善光寺郵便局」。旅行の記念に、絵柄の入った消印「風景印」をもらうのはいかがでしょうか。料金は切手代のみで、その土地ならではの「小さな芸術作品」を持ち帰れますよ。
善光寺郵便局の風景印には、善光寺本堂と長野駅前の観音像がデザインされています。
■スポット概要
所在地:長野県長野市大門町515
営業時間:郵便窓口・ATM:平日9:00~17:00
アクセス:電車:「長野駅」から徒歩で約21分
善光寺
親子で一度は「善光寺詣り」を
「一生に一度は善光寺詣りを」といわれ、古くから多くの人に親しまれてきた善光寺。今では、年間600万人もの人が訪れます。
この善光寺の特徴は、どこの宗派にも属さない無宗派の寺院であるという事。そのため古来より、宗派に関係なくたくさんの人々が参拝し、一遍、親鸞などさまざまな宗派の名僧も参拝したと言います。
本堂は善光寺独特の「撞木造り」
約1,400年前に創建され、現在の本堂は江戸中期(1707年)に再建されたものです。
間口約24m・奥行き約54mと大きく、「撞木(しゅもく)造り」という善光寺独特の構造を持ち、大勢の参詣者が一晩の「お籠もり」をした習慣を今に伝えています。
1953年(昭和28年)には国宝に指定されました。
また、1998年(平成10年)に行われた長野冬季オリンピックの開会式では、善光寺梵鐘が世界平和の願いを込めて全世界に向けて響き渡りました。
びんずる尊者
本堂に入ってすぐに祀られている「びんずる尊者」は、自身の痛いところ・悪いところを撫でると治ると言われています。お顔がツルツルになっていますね。
内陣、来迎二十五菩薩像
境内のほかに、本堂内陣・善光寺史料館、山門登楼、経蔵が拝観できます(別途有料)。
約150畳敷きの広大な内陣は、御本尊の近くでお参りができる空間です。江戸時代までは多くの信徒がここで泊りがけのお祈り(お籠り)をしていました。
御本尊が安置されている内々陣とを隔てる欄間にある来迎二十五菩薩像は、信者を極楽浄土に迎えようと菩薩様たちが雲に乗ってやってくる姿を表しています。
お戒壇巡り
善光寺に来たら、体験したいお戒壇巡り。内々陣の奥、右側を進むとお戒壇巡りの入口があります。床下の真っ暗な回廊を手探りで進むと、「極楽の錠前」が。錠前の真上には、お寺の住職でも見ることができない秘仏の御本尊様が安置されています。
錠前にふれることで、真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。入口には、タイ国王より贈られた仏舎利(お釈迦様の御遺骨)とお釈迦様の像が御安置されています。
お朝事(おあさじ)
日の出とともに善光寺本堂で始まる「お朝事」は、善光寺全山の僧侶が出仕して勤める厳かな法要で、365日欠かさず行われています。
善光寺は無宗派の寺院ですが、天台宗と浄土宗の山内寺院によって護持されていますので、お朝事もそれぞれの宗派の法要が1回ずつ行われます。時間はおよそ1時間です。
また、導師を勤めるお二人の善光寺住職は本堂との往復の道中、参道にひざまづいた参拝者の頭を数珠でふれ、功徳を分けてくださいます。これが「お数珠頂戴」です。
朝事の開始時間は、日の出にあわせて分単位で変わるため、詳しくは公式サイトの「お朝事の始まりの時間」をご確認ください。
■スポット概要
所在地:長野県長野市元善町491
営業時間:無休
料金:
①本堂内陣券(本堂内陣・お戒壇巡り・史料館セット):一般600円、高校生200円、小・中学生 50円
②山門拝観料:一般 500円、高校生 200円、小・中学生 50円
③経蔵拝観券:一般 300円、高校生 100円、小・中学生 50円
④共通券(三堂・史料館・お戒壇巡りセット)一般1,200円、高校生400円、小・中学生100円
アクセス:
車:①上信越自動車道・長野ICから約20分 ②上信越自動車道・須坂長野東ICから約20分
電車:①「長野駅」から徒歩で約30分 ②「長野駅」からバスに乗車(約15分)、「善光寺大門」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり。約290台(2時間まで500円)・善光寺第1駐車場(境内北西)・善光寺第2駐車場(境内西)・善光寺第3駐車場(境内北東)・善光寺第4駐車場(境内西)・善光寺第5駐車場(境内西)
藤田九衛門商店
空き家をリノベーション、門前町の個性的なお店巡り
善光寺を参拝したあとは、善光寺界隈の門前町を散策。
このエリアは、空き家だった古民家をリノベーションした個性豊かなレストランやカフェ、ゲストハウス、ギャラリー、和菓子店などが続々とオープンし、活気にあふれています。
木造2階建ての民家を改築した鯉焼き専門店の「藤田九衛門商店」では、鯛焼ならぬ「鯉焼き」を販売。地元産の花豆を使用した餡や、躍動感ある鯉のデザインなど、細部にこだわりを感じます。
売り切れ次第終了してしまうので、来店はお早めに。12月〜2月は7:00から、3月〜11月は6:30から開いているので、「お朝事」のあとに立ち寄るのもよさそうですね。お土産にもぴったりです。
■スポット概要
所在地:長野県長野市東之門町400-2
営業時間:6:30(12月~3月は7:00)~売り切れ次第終了
料金:鯉焼き6匹入り1,500円、鯉焼きアイスモナカ6匹入り3,500円
アクセス:電車:「長野駅」から徒歩で約27分
信州善光寺仲見世通り
長野グルメを食べ歩き♪
仁王門から山門にかけて、参道脇に宿坊や飲食店、土産物屋などが約60店ほど連なっています。
仲見世通りには、信州産りんごを使ったカスタードアップルパイ専門店の「信州りんご菓子工房 BENI-BENI」や、みそソフトクリームと焼むすびが人気の「すや亀」、おやき屋さんやそばクレープのお店など飲食店が多く、おいしそうな匂いが漂っています。
長野ならではのグルメを食べ歩きしてみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:長野県長野市元善町
営業時間:店によって異なる
アクセス:電車:「長野駅」から徒歩で約24分
往生寺
市街地を見下ろすお寺
善光寺から車で約10分、市街地を見渡せる高台に刈萱上人終焉の地として有名な「往生寺」があります。
九州博多の城主、刈萱加藤左衛門尉重氏は出家して等阿法師と名乗り妻と子供から離れ、高野山に隠棲して修行を行っていました。
そこへ、子供の石堂丸が弟子入りを迫ったので止むなく許しましたが、親子の情愛にひかれて修行のおろそかになることを恐れ、善光寺に引きこもり祈願し、如来よりこの地を授かり83歳で寂しました。
等阿法師が生前に彫刻して遺した地蔵尊を手本とし、石堂丸も同じものを刻みました。これら2体の仏像を「刈萱親子地蔵尊」といいます。堂内ではその縁起を説明する絵解きを行い、今や貴重な教化風俗となっています。
また、童謡「夕焼け小焼け」の歌詞「夕焼け小焼けで日が暮れて 山のお寺の鐘がなる」に出てくる鐘はこの寺の鐘だという話もあります。高台にあるこの往生寺から、市街地を見渡してみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:長野県長野市西長野往生地1334
参拝時間:8:00~17:00、無休
拝観料:300円、小学生以下無料
御朱印 あり
アクセス:
車:上信越自動車道・長野ICから約35分
電車:「長野駅」からタクシーで約10分
長野市城山動物園
長野市長野箱清水、善光寺の東側に隣接する「城山公園」内にある動物園です。公園内には動物園のほかに信濃美術館、市民プール、テニスコート、噴水広場なども備えています。
動物園にいるのはアシカ、サル、ペンギンなど人気の動物たち。モノレールやメリーゴーランドなどの遊具も充実し、小さな子供とのおでかけにもおすすめです。
善光寺参拝の前後に立ち寄りやすいスポットで、春には周辺がサクラの名所としてにぎわいます。
■スポット概要
所在地:長野県長野市上松2-1−19
営業時間:3月1日~10月31日9:00~17:00、11月1日~2月末9:00~16:30
定休:12月~2月の月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~31日
アクセス:
電車:「長野駅」からバスで約15分
車:上信越自動車道・長野ICから約25分
茶臼山動物園
レッサーパンダ飼育数日本一!
茶臼山の自然を利用して造られた動物園「茶臼山動物園」。園内では、天然記念物のニホンカモシカをはじめ、アジアゾウやアムールトラ、アミメキリンなど、全81種類、750頭もの動物たちがのびのびと飼育されています。
なかでもレッサーパンダの飼育や繁殖に関しては日本屈指といわれており、シセンレッサーパンダの飼育数は日本一です。毎年6月〜7月頃には可愛らしいレッサーパンダの赤ちゃんが誕生しています。
ウサギや小動物とのふれあいコーナーのほか、キリンへの餌槍体験、ポニー乗馬なども体験できます。
動物園の裏側体験、飼育体験など、さまざまな角度から動物とふれあうことができるのも茶臼山動物園ならでは。自然に近い動物たちの様子を、間近で見てみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:長野市篠ノ井有旅570-1
営業時間:3月~11月末9:30~16:30(券売終了16:00)、12月~2月末10:00~16:00(券売終了15:30)
定休日:12月1日~2月末日までの毎週月曜(休日に当たる場合はその翌日)および12月29日~12月31日
料金:・大人600円、小中学生100円
アクセス:電車:JR信越本線「篠ノ井駅」からバスで約15分。
車:「更埴IC」より約20分、上信越自動車道「長野IC」から約25分。
駐車場:あり(無料690台)
戸隠神社
天岩戸開きの神々が祀られる日本屈指のパワースポット
戸隠神社五社は、戸隠山のふもとにある「奥社」「中社」「宝光社」「九頭龍社」(くずりゅうしゃ)、「火之御子(ひのみこ)社」の五社からなる山岳信仰の霊場です。
創建は2,000年以上前のこと。あの「天岩戸」神話の舞台でもありました。天岩戸開きの神々が祀られることから、日本でも有数のパワースポットとして知られています。
平安時代末には修験道の道場として名が知られていたなど、長い歴史があります。神仏混淆の時代には「戸隠十三谷三千坊(とがくし・じゅうさんごく・さんぜんぼう)」と呼ばれ、比叡山、高野山に匹敵する、日本の三大霊場のひとつとされていました。
五社を参拝しバランスよく運気を整える
五社はそれぞれご利益が異なり、すべて参拝することでバランスよく運気を整えることができるとされています。
「五社めぐり」は駐車場から270段の階段を上り「宝光社」からスタート。五社の途中には樹齢800年を超える三本杉があったりと、どのスポットも神秘的です。
なお、神社周辺の標高は1,200mもあるため、夏でも普段より1枚多い服装を心がけましょう。
戸隠神社中社
天の岩戸を開けるために神楽を奏でることを考案した知恵の神、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)が御祭神。特に学業向上や受験に御利益があるとされていて、参拝者が絶えることがありません。
境内には樹齢800年あまりの三本杉もあり、神聖な雰囲気に圧倒されます。神楽殿で太々神楽の奉納または稽古を拝観できる時もあります。
戸隠神社奥社参道入り口
奥社に続く約2kmに渡る表参道です。天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続いています。なかなか距離はありますが、最強のパワースポットと名高い奥社まであとひと踏ん張りです。
戸隠神社奥社
壁のようにそびえ立つ戸隠山を背景に鎮座し、天の岩戸を無双の神力で開けたといわれる天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が御祭神。
戸隠神社の本社として開運、心願成就、五穀豊熟などの御神徳が広宣され多くの崇敬者が登拝されています。
九頭龍社
奥社の隣に鎮座する「九頭龍社」は、古くより地主の神として戸隠信仰の中心的な存在。
鳥居川、楠川、裾花川さらには地下水脈を通じて遠く越後まで水を司る神として農業に従事する人々の信仰を集めています。
鎮座の年月は不明ですが、天手力雄命が奉斎される以前に地主神として奉斎され、心願成就の御神徳高く特別なる信仰を集め、また古来より虫歯の神、縁結の神としても尊信されています。
■スポット概要
所在地:長野県長野市戸隠
アクセス:
車:上信越自動車道・須坂長野東ICから約30~35km
電車:「長野駅」7番乗り場から「ループ橋経由戸隠高原」行きバスに乗車(約1時間)、「戸隠宝光社」「戸隠中社」「戸隠奥社入口」バス停で下車
駐車場:あり。奥社参道入口付近に約100台(有料・大型バス可)
チビッ子忍者村
忍者に変装!戸隠忍者の世界を楽しめる!
戦国時代に活躍していた戸隠流忍者の里として知られる「戸隠」。その戸隠の忍者をテーマにして造られたアミューズメントパークが「チビッ子忍者村」です。
園内には、隠し扉を探してすすむ迷路「忍びからくりふしぎ屋敷」や、忍術の秘密を探す「忍術屋敷」など、小さな子供から大人まで楽しめる施設がたくさんあります。
忍者服のレンタルがありますので、忍者に変身してアスレチックで遊んだり、アトラクションを楽しむことができます。
忍者ショーもとても人気で、忍者VS忍者の戦いの中で変装術や手鉤の術などさまざまな忍術を見ることができますよ。戸隠だからこそできる忍者体験を、思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:長野県長野市戸隠3193
営業期間:4月下旬~11月下旬
営業時間:9:00~17:00
定休日:木曜(7月中旬~8月末夏休み期間は無休)、11月下旬~4月下旬は冬季休業
入村料金:小学生以上500円、4歳~6歳230円
アクセス:
車:上信越自動車道・長野ICから約60分、信濃町ICから約40分
電車:「長野駅」7番乗り場から「戸隠高原」行きバスに乗車、「戸隠中社宮前」バス停で下車後、徒歩で約15分
駐車場:あり
戸隠森林植物園
水芭蕉や蛍の観察もできる公園
戸隠の魅力を満喫できる71ヘクタールにもおよぶ緑豊かな植物園。全国有数の野鳥の楽園としても知られ、特に早朝には降り注ぐような野鳥のコーラスに包まれて散策を楽しめます。
春のミズバショウ、夏のホタルブクロなど、四季折々の山野草や森林浴が楽しめます。バードウォッチングのほかモリアオガエル、ホタルなど野生の生き物の観察もできるので子供とじっくり周るのもいいですね。
園内には木道が巡らされ、ゆったりと散策ができますよ。
■スポット概要
所在地:長野県長野市戸隠3510-35
営業期間:4月下旬~11月下旬
営業時間:9:30~17:00
定休日:月曜(祝日・振替休日の場合は翌日)
料金:無料
アクセス:
車:上信越自動車道・長野ICから約60分、信濃町ICから約30分
電車:「長野駅」からバスで約60分
戸隠牧場
動物とのふれあいも充実の牧場
長野市にある戸隠山麓、標高1,200mに広がる牧場。135ヘクタールと広大な敷地面積を誇ります。
放牧されている乳牛や馬がのんびり草をはむ様子が見られるほか、場内の「ふれあい動物園」でウサギやヤギなどと遊ぶことができます。
夏期シーズンには乗馬体験(別途有料)も可能です。
さらに、戸隠キャンプ場の利用客は入場無料というのもうれしいですね。園内では濃厚なソフトクリームや、季節野菜を使ったピザなどを味わうこともでき、大人も子供も楽しめるスポットです。
■スポット概要
所在地:長野県長野市戸隠3694−1
営業期間:6月上旬~10月中旬
営業時間:8:30~17:00(最終入場16:00)
入場料:200円(小学生以上)※キャンプ場利用者は無料
アクセス:
車:上信越自動車道・長野ICから約70分
電車:「長野駅」からバスに乗車(約70分)、「戸隠キャンプ場」バス停で下車後、徒歩で約5分
鏡池
紅葉シーズンがおすすめ
長野県長野市戸隠にある鏡池。四季折々の景色を映し出し、とりわけ秋の紅葉と池のコントラストが大変美しいと評判です。
シーズン中は、写真の場所取りのために早朝から待機する人もいるそうで、その人気が伺えます。
近年では、海外からの観光客も多数訪れています。長野県戸隠エリアでは、外せない観光スポットといえそうです。
■スポット概要
所在地:長野県長野市戸隠
アクセス:
車:①上信越自動車道・長野ICから約60分 ②上信越自動車道・信濃町ICから約30分
電車:「長野駅」から「戸隠キャンプ場」行きバスに乗車(約60分)、「鏡池入口」バス停で下車後、徒歩で約40分
駐車場:あり(50台)
松巌寺
伝説の鬼女「紅葉」ゆかりのお寺
戸隠エリアから見て南西には、鬼無里(きなさ)という名の地域があります。「鬼女紅葉」伝説が伝わる地域で、「松巌寺」(しょうがんじ)は、伝説の鬼女「紅葉」の守護仏であった地蔵尊をまつっている「紅葉」ゆかりの寺です。
お寺では、伝説を解説するテープを聴くことができるほか、鬼女「紅葉」の墓といわれる石塔が祀られています。この地に伝わる紅葉伝説に思いをはせながら、史跡巡りをしてみてはいかがでしょうか。
「鬼女紅葉」伝説の内容は?
紅葉は、ある夫婦が第六天の魔王に祈願して生まれた子です。美しさだけでなく、琴や読み書きの才能も授かり成長しました。
その美貌と教養が噂になり、ついには時の将軍に寵愛され子を授かるも、しだいに正室を邪魔に思い、第六天の魔王に祈って正室に呪いをかけようとしました。
そのことがばれ、両親ともども戸隠山に追放されてしまいます。戸隠の村では、村人に教養を教えるなどして慕われた一方、都での贅沢な暮らしが忘れられず、妖術で悪事を働くように。
最後には紅葉退治の勅令を受けた将軍に成敗されてしまうというお話です。
■スポット概要
所在地:長野県長野市鬼無里320
アクセス:
車:上信越自動車道・長野ICから約60分
電車:「長野駅」から「鬼無里」行きバスに乗車(約60分)、「松巌寺」バス停で下車すぐ
駐車場:あり(30台)
フォレストアドベンチャー・長野
大自然の中でスリル満点の空中散歩を!
飯綱高原にある「フォレストアドベンチャー・長野」は、大自然の中を冒険できるアウトドアパークです。
大きな森をそのまま利用している施設のため、木々を活かした大きなアスレチックがあります。安全器具を装着し、自分で自分の身を守りながら、森の中を進みます。
大座法師池の上を滑空する150m越のジップスライドは、爽快感抜群!コースの利用出来ない小さなお子様は隣接するアスレチック施設「小天狗の森」も楽しめます!
都会では体験できない、大自然の中だからできる大迫力のアクティビティを、心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:長野県長野市大字上ヶ屋2471-608
営業期間:4月中旬~11月中旬
営業時間:9:00~17:00(最終受付15:00)
定休日:不定休、冬季クローズ期間(11月中旬~翌年4月中旬)
料金:アドベンチャーコース4,000円、キャノピーコース3,000円(一律料金)
アクセス:
車:①上信越自動車道・長野ICから約60分 ②上信越自動車道・信濃町ICから約30分
電車:「長野駅」7番乗り場からループ橋経由戸隠線「戸隠高原」行きバスに乗車(約40分)、「飯綱高原」バス停で下車後、徒歩で約3分
駐車場:あり
川中島古戦場史跡公園
5度にわたって繰り広げられた武田信玄と上杉謙信の川中島の戦い。4回目にあたる八幡原での戦いが最も激しく山本勘助や、武田軍の副将・武田典厩信繁勇将など多くの将兵が戦死しました。
史跡公園の松林の中には古くからの八幡社、12,000平方メートルの築山状芝生広場、自然石を配した小川のせせらぎ、かやぶき屋根のあずまやがあり、皆の憩いの場所となっています。
このほか園内には市立博物館があり、常設展示では川中島合戦に関するビデオや当時の文書等をみることができます。
八幡社の中には武田信玄と上杉謙信一騎討ちの像が置かれています。春になると約100本のソメイヨシノが見事に咲く桜の名所です。
■スポット概要
所在地:長野県長野市小島田町1384
料金:無料
アクセス:
車:上信越自動車道・長野ICから約3分
電車:「長野駅」から「松代」行きバスに乗車(約20分)、「川中島古戦場」バス停で下車後、徒歩で約2分
駐車場:あり。①北駐車場(普通26台、大型8台)②南駐車場(普通119台、大型3台)
※3月~11月 8:30~21:00、12月~2月 8:30~17:30(夜間閉鎖)
長野市立博物館
プラネタリウム完備の博物館!
「長野市立博物館」は、川中島古戦場史跡公園の中にあります。歴史や民族、善光寺平の自然などをテーマに、さまざまなジャンルの展示を行っています。
1階の展示室には長野盆地の成り立ちや大自然の資料、2階には善光寺の現在までの出土品などの写真展示があります。
特別展示では、毎年秋に国の重要文化財である「銅造観音菩薩立像」を公開しています。長野市内で最古の仏像のため、多くの観光客が足を運んで見学しています。
「子ども☆体験のひろば」では、木のクルマ作りやミニ土偶作りなど、さまざまな体験ができます。
施設内にはプラネタリウムもあり、季節にあわせた星空を眺めることができます。小さな子供でも楽しめる「キッズスペシャル」のプログラム上映もありますよ。
■スポット概要
所在地:長野県長野市小島田町1414
営業時間:9:00~16:30(最終入館16:00)
定休日:月曜(祝休日と重なる場合はその翌日)、祝休日の翌日(土日と重なる場合は開館)、7月の第2週5日間(月~金曜日)館内消毒、年末年始(12月29日~1月3日)
料金:一般300円(特別展・企画展開催期間は500円)、高校生150円、小中学生100円、未就学児無料
アクセス:
車:上信越自動車道・長野ICから約5分
電車:「長野駅」から「松代」行きバスに乗車(約20分)、「川中島古戦場」バス停で下車後、徒歩で約3分
駐車場:あり
典厩寺
川中島の激戦で兄・武田信玄を守った武田典厩信繁が眠る寺
松代大橋のたもとの千曲川河畔に建つ典厩寺には、武田信玄の実弟であり、第4次川中島合戦で討ち死にした名将・武田典厩信繁(てんきゅうのぶしげ)のお墓があります。
合戦から60年後の承応3年に松代藩主の真田信之が武田典厩の名をとって寺号を典厩寺と改め、信繁の菩提と武田・上杉両軍の戦死者を弔いました。
戦死者を供養する焔魔堂の巨大な閻魔大王像も有名です。
境内には、信繁の首を洗ったという「首清め井戸」や、信玄・信繁・山本勘助の武具、仏画などを展示する川中島合戦記念館が建てられ、合戦の歴史を貴重な資料とともに振り返ることができます。
■スポット概要
所在地:長野県長野市篠ノ井杵渕1000
営業時間: 8:30~17:00
アクセス:
車: 上信越自動車道・長野ICから約5分
電車:「長野駅」から「松代」行きバスに乗車(約20分)、「水沢典厩寺」バス停で下車後、徒歩で約2分
松代城
武田側の拠点となった天然要塞
上杉謙信との戦いに備えて、武田信玄が山本勘助に作らせたという松代城。千曲川を外堀とした天然の要塞です。
江戸時代に真田信之が松代藩主となると、真田氏10代が城主としてこの地を治め、10万石の城下町を形成しました。
明治時代の廃城に伴い、石垣を残すのみでしたが、平成16年に大規模な修復工事が完了し、木橋、石垣、土塁、堀などが復元されました。
毎年4月中旬にはサクラの名所としてにぎわいます。
■スポット概要
所在地:長野県長野市松代町松代44 松代城
営業時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
定休日:なし
料金:無料
アクセス:
車: 上信越自動車道「長野IC」から約10分
電車: JR長野新幹線「長野駅」から川中島バス「松代」行きに乗車、「松代駅」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり
真田邸
江戸時代の大名家の御殿様式をよくとどめている真田邸(新御殿)は、江戸時代末期に、松代藩9代藩主・真田幸教が、母・貞松院の隠居所として建築したもの。明治維新以降は、伯爵となった真田氏の私邸として使われていました。
1966年(昭和41年)に真田家伝来の宝物とともに、長野市に譲渡されました。建築史の視点からも貴重な建物であり、座観式の日本庭園が四季折々の彩りと風情を今も変わらず伝えています。
庭園内の土蔵では「体験工房」として、切り紙や筝の演奏などが体験できます。
■スポット概要
所在地:長野県長野市松代町松代1
開館時間:4月~10月9:00~17:00(最終入場16:30)、11月~3月9:00~16:30(最終入場16:00)
休館日: 原則無休(館内消毒期間、年末年始を除く)
入館料:一般400円、小中学生100円 ※「真田宝物館」「文武学校」など他施設との共通券もあり
アクセス:
車:上信越自動車道・長野ICから約10分
電車:JR長野新幹線「長野駅」から川中島バス「松代」行きに乗車、「松代駅」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり。約70台
大岡アルプス展望公園
北アルプスを一望できる穴場スポット
北アルプスの景色を思う存分楽しみたいのであれば、「大岡アルプス展望公園」がおすすめです。
標高は890mの場所にあり、北は白馬三山、正面には蓮華岳・爺ヶ岳、南は常念岳と、雄大な北アルプスを一望できます。
晴れた日に見える青空の下の北アルプスはとても美しく、夕暮れ時にはシルエットになった北アルプスを撮影できるフォトスポットとして知られています。
公園内にあるキャンパスハウスで食事も可能! 天然酵母のパンや、無農薬野菜を使ったピッツァなど、心行くまで堪能することも可能。雄大な景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:長野県長野市大岡甲
営業時間:24時間
定休日:無休
料金:なし
アクセス:
車:長野自動車道・麻績ICから約40分、更埴ICから約50分
電車:「篠ノ井駅」から長野市営バス大岡篠ノ井線に乗車(約40分)、「雨池口」バス停で下車後、徒歩で約1分
駐車場:あり
歴史と自然が調和する長野市には、古い建物をリノベーションした素敵なスポットもいろいろ。親子で遊んだり学んだりして、たくさんの思い出を作ってください。
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2021年3月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
- ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。