2024青梅市の人気&穴場観光地6選<br/>秋の日帰りドライブや1泊旅を満喫
更新日2024年09月06日/公開日2024年04月15日

2024青梅市の人気&穴場観光地6選
秋の日帰りドライブや1泊旅を満喫

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歴史・文化を感じる

都心から約1時間、奥多摩エリアへの玄関口・東京都青梅市。壮大な自然はもちろん、中心街に広がるレトロなまち並みも魅力です。

そこで今回は、青梅市の観光名所を親子向けに6カ所ご紹介します。秋の日帰り旅やドライブ、1泊2日の旅行プランを立てる際の参考にしてください♪

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

御岳山ケーブルカー(御岳登山鉄道)

御岳山ハイキングの心強い味方

急な傾斜をグングン上るケーブルカー
急な傾斜をグングン上るケーブルカー

標高929mの御岳山は、親子登山に人気の山。「初めて登山にチャレンジする」「体力に自信がない」親子でも、山の中腹までケーブルカーで行けるので、比較的ハードルが低めです。

ケーブルカーの勾配は平均22度で、関東のケーブルカーのなかでもかなり急勾配。登山口である御岳登山鉄道「滝本駅」から乗り込み、標高831m地点の「御岳山駅」まで約6分で一気に上ります。

短い時間ですが、山の木々や花々、眼下の景色に季節を感じられる特別な時間です。

天狗岩にロックガーデン、七代の滝。御岳山は見どころ満載

ロックガーデン
ロックガーデン

御岳山には山岳信仰のシンボル「武蔵御嶽神社」、天狗岩から綾広の滝まで続くロックガーデンや、落差約50mの七代の滝など、見どころがいっぱい。

長尾平から望む美しい山々、森の香り、滝の近くで食べたお弁当、道中で出会う鳥や虫も、きっと親子の思い出に残ることでしょう。

ハイキングコースは複数あるので、子供の体力や年齢、行きたい場所にあわせて選んでください。

■スポット詳細
所在地:東京都青梅市御岳2-483
営業時間:7:30~18:30
料金:大人590円(往復1,110円)、子供300円(往復560円)
アクセス:車:①中央自動車道・八王子ICから約60分 ②圏央道・青梅ICから約40分、日の出ICから約30分
電車:JR「御嶽駅」からバスに乗車(約10分)、「ケーブル下」バス停で下車し、「滝本駅」まで徒歩すぐ

霞丘陵自然公園

1,300年以上の歴史を誇る古刹と四季折々の花々

青梅市の豊かな自然を感じられる「霞丘陵自然公園」。市街地から北部に位置しており、なだらかな丘陵を有する自然公園として知られています。

ハイキングコースとしても人気があり、コースの途中には、1,300年以上の歴史を持つ古刹「塩船観音寺」があります。

このお寺は奥多摩地方でもっとも美しいとされるつつじが有名で、春に開催される「ツツジ祭り」は約2万人もの観光客が訪れる人気イベントです。

また、初夏には紫陽花を眺めながら散策でき、夏にはヤマユリを探しながら歩く人もいるそうですよ。

秋には約2,000本の彼岸花が咲き誇る

例年9月〜10月には、真っ赤な「彼岸花」も見頃を迎えます。約2,000本が咲き誇る様子は圧巻です。

都会から約1時間。大きく深呼吸しに、霞丘陵自然公園を訪ねてみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
住所:東京都青梅市塩船
アクセス:
車:中央高速道路・八王子ICから約40分
電車:JR青梅線「東青梅駅」から「塩船観音寺」まで徒歩で約40分
駐車場:なし

公式サイト

青梅鉄道公園

0系新幹線や蒸気機関車!鉄道ファン必見の公園

1962年(昭和37年)、鉄道開業90周年を記念して開設した「青梅鉄道公園」。旧日本国有鉄道によって造られました。

園内でひときわ目を引くのは、実物大の鉄道車両。明治・大正時代に走っていた蒸気機関車をはじめ、鉄道文化財に指定される貴重な車両が野外展示されています。そのなかには東海道新幹線用に製造された「0系新幹線」の姿も! 鉄道ファン必見です。

また、記念館には大きな「模型鉄道パノラマ」があります。実物の80分の1の大きさで、精巧なつくりに驚くことでしょう。そのほかパネル解説などもあり、鉄道についての知識を深めることもできますよ。

※2024年4月現在、リニューアルのため2025年度末頃まで休園

■スポット概要
住所:東京都青梅市勝沼2-155
営業時間:3月~10月10:00〜17:30(最終入園17:00)、11月~2月10:00〜16:30(最終入園16:00)
定休日:月曜(国民の休日・振替休日の場合は開園し、火曜休園)、年末年始(12月29日~1月2日)※2024年6月現在、休園中です
料金:小学生以上100円
アクセス:
車:圏央道・青梅ICから約15分
電車:JR「青梅駅」から徒歩で約15分
駐車場:あり

公式サイト

映画看板の街並み

昭和レトロな猫の街・青梅市

昭和レトロ商品博物館
昭和レトロ商品博物館

JR「青梅駅」から旧青梅街道へ歩いていくと、周辺が“昭和レトロ”な風景に一変。自然豊かな青梅市が持つ、もうひとつの顔が広がっています。

まるでタイムスリップしたかのようなまち並み!  昭和30年~40年頃の商品パッケージや、懐かしい玩具、生活雑貨が並ぶ「昭和レトロ商品博物館」も要チェックです。

また、青梅市は“猫のまち"とも呼ばれており、「昭和の猫町 にゃにゃまがり」にはかわいらしい猫のオブジェが点在。周辺を散策すると、いろいろな発見がありますよ。

かつては“映画看板の街並み”として有名でしたが、2018年の台風の影響で惜しくも看板が撤去されることに。

しかし今もなお、青梅市の昔懐かしい雰囲気は残っています。ぜひ、足を運んでみてください。

■スポット概要
住所:東京都青梅市住江町
アクセス:
車:圏央道・青梅ICから約15分
電車:JR「青梅駅」から徒歩で約4分
駐車場:なし

吉川英治記念館

宮本武蔵、三国志、国民的作家の記念館

国民的作家と称される吉川英治。「宮本武蔵」「三国志」「新・平家物語」など、読んだことがなくても、歴史小説の名前を知っている人は多いと思います。そんな、吉川氏の足跡をたどれるのが「吉川英治記念館」です。

戦中から戦後にかけて、約10年間住まいとした旧邸。吉川氏が亡くなったあと、記念館として再び門が開かれました。展示室には、原稿や挿絵の原画、直筆の書画、初版本など、約300点もの資料が展示されています。

また、記念館の建物は当時の面影をそのままに残しており、2,000坪もある敷地内では、四季折々の草花を愛でることができます。最寄駅となるJR青梅線「二俣尾駅」から奥多摩橋に向かう道中は、豊かな山々や清らかな河川といった美しい自然の景観を楽しめます。

■スポット概要
住所:東京都青梅市柚木町1-101-1
営業時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
定休日:月曜(祝・休日の場合は翌平日)、年末年始(12/29〜1/3)
料金:高校生以上500円、小・中学生200円
アクセス:
車:①中央自動車道・八王子ICから約55分 ②圏央道・青梅ICから約25分 ③圏央道・日の出ICから約25分
電車:JR青梅線「二俣尾駅」から徒歩で約15分、または都営バス「吉野」行きに乗車、「柚木」バス停下車、徒歩で約1分
駐車場:あり

公式サイト

【番外編・冬~春の名所】吉野梅郷

2万5千本が咲き誇る、日本一の梅の里

JR青梅線「日向和田駅」から「二俣尾駅」までの東西4km。多摩川の南側に広がるのが、梅の観賞スポットとして有名な「吉野梅郷」(よしのばいごう)です。「日本一の梅の里」とも称されており、「おすすめの梅の名所ランキング」では、全国90カ所から1位を獲得しました。

もっとも有名なのは「青梅市梅の公園」。約120種類・1,500本もの梅が植栽されており、山の斜面が淡い紅白に彩られます。

毎年、2月下旬から3月31日までは「吉野梅郷梅まつり」も開催。2万5千本もの梅の花を求めて、全国から30万人以上が訪れるのだとか。ぜひ親子で訪ねてみてください。

■スポット概要
住所:東京都青梅市梅郷4丁目
アクセス:
車:中央高速道路・八王子ICから約40分
電車:JR青梅線「日向和田駅」から徒歩で約10分
駐車場:あり(梅の里公園・青梅柚木苑地・吉野園地・梅郷4丁目駐車場)

公式サイト

昭和レトロな商店街や御岳渓谷遊歩道など、歩くだけでも楽しいまち。今回ご紹介したスポットのほかにもたくさんの観光名所があるので、ぜひ親子でおでかけしてみてください。

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年1月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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