2024奥多摩の人気&穴場観光地21選<br/>秋の日帰りドライブや1泊旅行に◎
更新日2024年10月26日/公開日2024年04月12日

2024奥多摩の人気&穴場観光地21選
秋の日帰りドライブや1泊旅行に◎

体験する
自然とふれあう

東京都奥多摩町は、都心から電車で約100分という立地ながら、都内とは思えないほど美しい自然があふれる場所。奥多摩湖や鍾乳洞、渓谷、吊り橋といった非日常的なスポットがたくさんあり、温泉宿やキャンプ場など宿泊施設も豊富。

そんな奥多摩町のおすすめ観光スポットを、人気から穴場まで20カ所ご紹介! 秋の週末に、親子で1泊旅行や日帰りドライブを楽しんでみてください。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

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奥多摩湖

四季ごとに表情を変える奥多摩のシンボル

正式名称は「小河内貯水池(おごうちちょすいち)」。東京都水道局管理の人造湖(貯水池)で、都内の水道水の約2割を供給する“東京の水がめ”です。

そんな奥多摩湖の魅力は、季節ごとに表情を変える美しい自然。奥多摩湖の周辺には自然の中を散歩できる遊歩道があり、心ゆくまでお花見や新緑、紅葉を楽しむことができます。

また湖上の浮橋を渡ると水の美しさを間近に感じることができ、おすすめです。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町原276
アクセス:
車:圏央道・青梅ICから国道411号経由で約1時間10分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」西東京バス2番乗り場から、「奥多摩湖」行き(奥15)、「丹波」行き(奥10)、「小菅の湯」行き(奥12)に乗車、「奥多摩湖」バス停下車すぐ
駐車場:あり

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麦山の浮橋(ドラム缶橋)

湖面に浮く絶景ポイント!

奥多摩湖に浮かぶドラム缶の上に造られた「麦山の浮橋(ドラム缶橋)」は、水没した道の代わりに設けられた浮橋です。

現在はポリエチレン・発砲スチロール製になっていて誰でも自由に歩くことができ、水面とほぼ同じ高さに造られているため独特な揺れを感じながら、湖の上を歩いているような体験ができます。

橋の上からは奥多摩湖を360度見渡すことができ、春の新緑や秋の紅葉など、さまざまな表情の湖が見られるため、奥多摩湖観光でも絶対に外せないスポットですし、ドライブの休憩に立ち寄るにもピッタリです。

絶景を楽しめる麦山の浮橋は全国から多くの観光客が訪れる人気スポットですので、景色を楽しみながら対岸まで足を進めてみてください。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町川野
アクセス:
車:中央自動車道・上野原ICから約1時間
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から西東京バスに乗車、「小河内神社」バス停下車、徒歩で約1分
駐車場:あり

公式サイト

小河内ダム

迫力のある眺めを楽しめる

多摩川を堰き止めて造られた「小河内(おごうち)ダム」。1938年(昭和13年)に建設が始まり、19年余りの歳月と約150億円の総工費をかけて1957年(昭和32年)に完成しました。

竣工当時は世界最大規模の貯水池であり、現在でも水道専用貯水池としては日本最大級を誇ります。

現在、東京都の水源は利根川水系を主としていますが、小河内ダムは渇水時の水瓶として極めて重要な役割をになっているほか、ダム直下に併設されている東京都交通局の多摩川第一発電所により多摩地区に電力を供給しています。

小河内ダムの建設工事には、延べ60万人もの労働者が従事し、87人が尊い命が犠牲になったといいます。また、945世帯が移転を余儀なくされ、旧小河内村集落の大部分が湖底に沈みました。

ダム堤体にある展望塔からは、ダムと奥多摩湖を見渡すことができます。親子でこの景色を眺めながら、“東京の水がめ”が造られた歴史について話してみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町原
アクセス:
車:圏央道・日ノ出ICから約65分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から西東京バスに乗車、「奥多摩湖」バス停下車
駐車場:あり

公式サイト

山のふるさと村

自然体験とキャンプを楽しもう!

東京都の自然公園施設「山のふるさと村」は、奥多摩の自然を紹介し、自然への関心を深めることを目的として1990年にオープンした施設です。

サイグチ沢に沿って作られた広大な園内では、ヤマメのつかみ取りや星空観察会などのイベントや、ガイドウォークなど自然体験ができるプログラムが用意されており、クラフトセンターでは木工教室や陶芸教室、医師細工教室などが開催されています。

キャンプ場がありますので遊びつかれても宿泊することができますし、デイキャンプやバーベキューも可能! 宿泊者のために無料のシャワー室や売店があるなど設備も充実しているので安心です。

東京都内とは思えないほどの豊かな自然とふれあいに、訪れてみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町川野1740
営業時間:9:00〜17:00(各施設は16:30閉館)
定休日:年末年始(12月29日〜1月3日)※奥多摩周遊道路が通行止めの場合も休業
アクセス:
車:中央自動車道・八王子ICから約90分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から西東京バスに乗車、「小河内神社前」バス停下車、浮き橋を渡り徒歩で約40分

公式サイト

いこいの路

ゆったりリフレッシュできる遊歩道

小河内ダムから山のふるさと村まで、奥多摩湖の南岸を歩くことができる遊歩道「いこいの路」。全長12km、約4時間の起伏の少ないハイキングコースです。

湖畔の小道は、山のふるさと村から麦山浮橋までの奥多摩湖南岸を歩く2.5kmのハイキングコースです。

路線バスを利用しての、小河内ダム(麦山浮橋)から麦山浮橋(小河内ダム)までの約15kmのハイキングがおすすめです。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町原
開放期間:例年4月第2週の金曜から11月末まで
アクセス:
車:圏央道・日ノ出ICから約65分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から西東京バスに乗車、「奥多摩湖」または「小河内神社」バス停下車
駐車場:あり

公式サイト

奥多摩 水と緑のふれあい館

奥多摩の自然や文化について学べるミュージアム

「奥多摩 水と緑のふれあい館」は小河内ダムのほとりに位置するミュージアムです。

小河内ダムのある奥多摩湖は、都民が利用する水の約2割を供給する貴重な水源。

館内には立体映像で奥多摩の自然を紹介する「奥多摩3Dシアター」や、転がるボールの動きで水の流れや水がどのように使われるかを表した「はるかなる水の旅」といった体験型の展示が充実しています。

奥多摩の文化や伝統芸能についてのコーナーもあり、大人も子供も楽しみながら学べます。

ランチは一日20食限定の「小河内ダムカレー」で決まり!

館内にはレストランもあり、奥多摩湖を眺めながら地場産食材を使った食事も楽しめます。

名物は「小河内ダムカレー」。ライスをダム、ルーを湖に見立てたカレーには、ドラム缶橋や展望塔といった奥多摩の観光名所も再現されています。

小河内ダムカレーは一日20食限定なので、ご利用の際はお早めに!

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町原5番地
営業時間:9:30~17:00※レストランは10:00~16:30(ラストオーダー)
休館日:水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日から~1月4日)※冬期は臨時休館あり
料金:無料
アクセス:電車:JR青梅線「奥多摩駅」から西東京バス「奥多摩湖」「鴨沢西」「丹波」「小菅の湯」「峰谷」「留浦」行きのいずれかのバスに乗車、「奥多摩湖」バス停で下車
駐車場:あり

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惣岳渓谷

大水害の爪痕を感じる、巨岩・奇岩が点在

ゴロゴロとした大きな岩がたくさん! (画像提供:k.top / PIXTA)
ゴロゴロとした大きな岩がたくさん! (画像提供:k.top / PIXTA)

ダイナミックな景色が広がる「惣岳(そうがく)渓谷」も、奥多摩が誇る絶景スポットのひとつです。

惣岳渓谷は大洪水の痕跡が残る場所。太古の昔に見舞われた大洪水、1742年と1907年に奥多摩周辺を襲った大水害によって、「したくら谷」から流れてきた巨岩や奇岩がたくさん打ち上げられています。

惣岳渓谷を訪れたら、JR「奥多摩駅」から「奥多摩湖」まで続く旧青梅街道も通っておきましょう。「奥多摩むかしみち」と呼ばれる遊歩道が整備されており、春から秋にかけてはハイキングコースとして人気です。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町境
アクセス:
車:圏央道・青梅IC、日の出ICから約1時間
電車:JR「奥多摩駅」からバスに乗車(約10分)、「惣岳」バス停下車
駐車場:あり(有料)

しだくら吊橋

惣岳渓谷に架かる、奥多摩町最長の吊り橋

惣岳渓谷を訪れたら、ぜひ訪ねておきたいのが「しだくら吊橋」。全長67.15mを誇る、奥多摩町でもっとも長い吊り橋です。

しだくら吊橋があるのは、「奥多摩むかしみち」のコース道中。江戸時代、多くの人たちが行き交った旧青梅街道に思いを馳せつつ、大自然を満喫しながら目指します。

吊り橋の上からは、惣岳渓谷の荒々しい景色を存分に満喫できますよ。“惣岳の荒”とも称される渓谷で、大水害によって押し出された大きな岩を確認できます。

エメラルドグリーンの多摩川との共演を存分に味わってみてください。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町境
アクセス:
車:中央高速道路・八王子ICから約90分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から西東京バスに乗車、「板小屋」バス停下車、徒歩で約10分
駐車場:なし

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奥多摩むかし道

文化財や石碑が見られるハイキングコース

「奥多摩むかし道」は、旧青梅街道の氷川地区から小河内地区までの約9kmを歴史を感じながら巡ることができるハイキングコースです。

青梅街道が開拓された頃には、良質な白土を江戸城建築のために輸送するために使われており、その後木炭や下駄材なども出荷されるために活躍していました。

現在も必要不可欠な生活道ですが、奥多摩むかし道には石碑や塔などが数多くあり、奥氷川神社や不動の上滝、いろはカエデ巨樹など、歴史文化財もたくさん見ることができます。

自然散策も楽しめる山道もありますし、奥多摩湖を一望できる眺望も楽しめるなど、さまざまな楽しみ方ができます。豊かな自然と、慶長の時代からの歴史を感じに、ゆっくりと散策をしてみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町氷川・境・原
アクセス:
車:圏央道・日ノ出ICから約55分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から奥多摩むかし道入口まで徒歩で約10分
駐車場:あり。周辺の駐車場を利用

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愛宕山・愛宕神社

187段の石段を登り奥多摩を一望

最寄駅はJR「奥多摩駅」。昭和橋を通り過ぎ、高さ約500mの「愛宕山(あたごやま)」を登っていきます。

愛宕山の頂上には「愛宕神社」が鎮座しています。

愛宕神社を参拝するには、187段の石段を登っていかなければいけません。手すりを持たないと転げ落ちそうになるほど、急勾配な箇所がある参拝道。やっとのことで登ると、五重塔が現れます。

山頂からは奥多摩の景色を見渡すこともできますよ。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町830
アクセス:
車:中央高速道路・八王子ICから約60分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から徒歩で約30分
駐車場:あり

氷川渓谷

透明度の高い渓流でキャンプや川遊び

「氷川渓谷」(画像提供:Ran / PIXTA)
「氷川渓谷」(画像提供:Ran / PIXTA)

「氷川渓谷」はJR青梅線「奥多摩駅」から徒歩5~6分とアクセスしやすく、気軽におでかけできる渓谷です。

広い中洲や浅瀬があるため、キャンプや魚釣りなどが楽しめ、夏には川遊びをする子供たちの姿も見られます(流れの早い場所もあるので、水遊びをする際はライフジャケットを着用しましょう)。

多摩川と日原川が合流する辺りを中心に遊歩道が整備されており、春は新緑、秋は紅葉を眺めながら気持ちよくハイキングができます。駅前にある「奥多摩観光案内所」でハイキングマップを受け取っておくと便利ですよ。

例年11月中旬から下旬にかけて、カエデやイチョウ、ケヤキなどの紅葉が見頃を迎え、たくさんの人が紅葉狩りに訪れます。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町氷川
アクセス:JR青梅線「奥多摩駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり

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もえぎの湯

奥多摩駅から徒歩10分 奥多摩観光を締めくくる日帰り温泉

2024年4月12日(金)にリニューアルオープンした「もえぎの湯」は、日本最古の地層といわれる古生層より湧き出る奥多摩温泉の源泉100%。

奥多摩観光をしたあとは帰路前にもえぎの湯に立ち寄り、1日の疲れをゆっくり癒しましょう。ただし、好立地ゆえ週末は混みあうことが多いので要注意です。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町氷川119−1
営業時間:10:00〜20:00(12〜3月は〜19:00)※最終受付は終了1時間前まで
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
料金:
①通常:大人950円、小学生550円、未就学児無料
②特定日:大人1,050円、小学生600円、未就学児無料
③足湯:大人100円、小学生以下無料
アクセス:
車:圏央道・日の出ICから約55分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から徒歩で約10分
駐車場:あり

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日原鍾乳洞

数十万年の歴史が刻まれた荘厳美

全長800mを誇り、都の天然記念物にも指定されている「日原鍾乳洞」。

洞内は年間を通じて11度と、夏はひんやり涼しく、冬はほのかにあたたかく感じられます。

最大の見どころは、色とりどりにライトアップされた「死出の山」。幻想的な空間が広がっています。

その壮大なスケールゆえ、すべてをじっくり見てまわるには2時間ほどかかります。時間に余裕を持って向かうとよいでしょう。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
営業時間:9:00〜17:00(12月〜3月は〜16:30)
定休日:年末年始(12月30日〜1月3日)※臨時休業あり
料金:高校生以上900円、中学生700円小学生600円
アクセス:
車:中央高速八王子ICから国道411号で約90分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から徒歩で約40分
バス:①平日:JR青梅線「奥多摩駅」から「日原鍾乳洞」行きに乗車、終点で下車、徒歩で約5分。②休日:同駅から「東日原」行きに乗車、終点で下車、徒歩で約25分
駐車場:あり(約80台)

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白丸駅

奥多摩の自然と絶景を楽しむ出発地点

東京都内にも無人駅あり。西多摩郡奥多摩町にあるJR青梅線「白丸駅」は秘境駅ながら、周辺の自然を満喫できる玄関口として密かに人気を集めています。

1944年(昭和19年)、国鉄青梅線の開通と同時に開業。1971年(昭和46年)に無人化し、現在では自動券売機やICカードのチャージも終了。ホームの駅舎に乗車駅証明書発行機が設置されているので、こちらで証明書を発行します。

白丸駅の周辺を見渡すと、深い山々に囲まれていることに気づくはず。青梅街道につながる道もあります。

「白丸湖」や「数馬峡橋」の最寄り駅

しばらく道沿いを歩いた先には、エメラルドグリーンの水面が美しい「白丸湖」が。秘境駅から行ける絶景スポットです。

そのほか、白丸湖を見下ろせる「数馬峡橋」や飲食店などが点在。お隣の「奥多摩駅」まで歩いて向かうこともできるので、白丸駅を出発地点に自然を満喫しながらのハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町白丸62
アクセス:
車:圏央道・日ノ出から約50分
電車:JR各線「立川駅」から約1時間
駐車場:なし

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白丸ダム・白丸湖

小さな滝の連続!川魚が登る「魚道」のあるダム

国道411号線を通って、奥多摩湖に向かう道すがら。ぜひ立ち寄りたいのが「白丸ダム」です。1963年(昭和38年)、東京都交通局によって造られたダムで、正式名称を「白丸調整池ダム」と呼びます。

白丸ダムは高さ30m、長さ61m。小柄な部類に入るダムですが、目の前にしてみると、やはりその大きさに圧倒されることでしょう。特にダム堤体の上にある小屋から中腹へ向かうまでのらせん階段は、幾何学的な美しさを感じられます。

このダムによって多摩川が堰き止めれ、白丸湖ができました。

また、白丸ダムには、川を登る魚の通り道「魚道」(ぎょどう)があるのも特徴的です。対象となるのは、ヤマメ、サクラマス、アユなど。小さな滝が連続しているように見えるので、立ち寄った際にはあわせて覗いてみてください。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤
アクセス:
車:中央高速道路・八王子ICから約60分
電車:JR「白丸駅」から徒歩で約8分
駐車場:あり

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数馬峡(数馬渓谷)

エメラルドグリーンの清流が流れる絶景スポット

数馬峡の白丸湖でSUPをする人々
数馬峡の白丸湖でSUPをする人々

JR「白丸駅」から徒歩で10分ほど。多摩川上流の美しい景色が広がる「数馬峡(数馬渓谷)」が現れます。

渓谷が広がるのは、JR「奥多摩駅」の周辺から東側の白丸までのエリア。昔は交通の難所として知られ、幾人もの旅人が行き来していました。対象時代末期には道が整備され、青梅街道が開通します。

多摩川の真上に架かる「数馬峡橋」は絶景スポットとして有名。周辺の山々に囲まれながら、エメラルドグリーンの清流が流れる様子は圧巻。四季折々の表情を見せながら、美しいコントラストを描きます。

数馬渓谷はハイキングコースにもなっているので、春〜秋にかけては大自然を満喫。カヤック体験ツアーなどもありますよ。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町白丸
アクセス:
車:中央高速道路・八王子ICから約60分
電車:JR「白丸駅」から徒歩約10分
駐車場:なし

鳩ノ巣渓谷

多摩川30景にも選出された、奥多摩随一の渓谷美

カラフルに彩られた秋の「鳩ノ巣渓谷」(画像提供:kanako / PIXTA)
カラフルに彩られた秋の「鳩ノ巣渓谷」(画像提供:kanako / PIXTA)

奥多摩の大自然を散策できる「大多摩ウォーキングトレイル」の一番の見どころが、「鳩ノ巣渓谷」です。

奥多摩のなかでも特に美しいと称され、V字型に切り込まれた断崖絶壁が約500mも続く渓谷で、中心には多摩川の清流が勢いよく流れています。

たくさんの木々と大きな岩に囲まれ、澄み切った水が流れる渓谷は、まさにマイナスイオンたっぷり。渓谷にかかる「鳩ノ巣小橋」とのコントラストも美しく、紅葉の時期に訪れるのもおすすめですよ。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤
アクセス:
車:圏央道・青梅ICから約45分、日の出ICから約50分
電車:JR青梅線「鳩ノ巣駅」から徒歩で約5分

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鳩ノ巣小橋

奥多摩随一の美しさを誇る「鳩ノ巣渓谷」に架かる吊り橋

JR「鳩ノ巣駅」から徒歩5分ほど。遊歩道を通った先にあるのが「鳩ノ巣小橋」です。

鳩ノ巣渓谷の崖と崖をつなぐように架けられた吊り橋で、約40mの高さから渓谷を見下ろせます。川沿いに降りれば、鳩ノ巣小橋を含む壮観な景色を眺めることもできますよ。

11月初旬には、鳩ノ巣渓谷の紅葉シーズンに突入。彩り豊かな山肌はもちろん、漆黒の断崖と真っ赤な紅葉が美しいコントラストを生み出します。ダイナミックな絶景を見に、鳩ノ巣渓谷を訪ねてみてください。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤
アクセス:
車:中央高速道路・八王子ICから約60分
電車:JR青梅線「鳩ノ巣駅」から徒歩で約10分
駐車場:あり

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アメリカキャンプ村

手ぶらで楽しむアウトドアライフ

手ぶらで本格的なアウトドアを楽しめるのが「アメリカキャンプ村」。

メインはBBQスペースで、ほかにも釣り堀やアスレチック、キャンプ場、コテージを併設。コテージは宿泊も可能です。

食材は現地でも購入できますが、好きな食材だけを揃えたいなら持参することをオススメします。レンタルBBQ用具セットも事前予約が安心ですよ!

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町海澤230
営業期間:4月下旬〜11月下旬
定休日:火~木曜(7・8月、祝日を除く)
アクセス:
車:中央高速道路・八王子Cから約60分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」「白丸駅」から徒歩で約40分

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奥多摩工業 氷川工場

まるで要塞!山にたたずむ大迫力の工場!

奥多摩駅のすぐ近く、日原川に面した巨大工場が「奥多摩工業 氷川工場」です。

現在も稼働している工場ですが、大自然の中にたたずむ巨大要塞のようで格好いいと人気が集まり、その工場を眺めようと全国から多くの観光客がカメラを片手に足を運んでいます。

パイプが組みあわさり、一部崩れたように見える外観はロマンを感じさせ、工場内から聞こえる音で臨場感が高まります。

河原まで足を運ぶと工場全体を見ることができますし、両サイドを工場に囲まれた一般道を歩くと要塞の内部に踏み入れたような感覚を味わうことも可能です。

日が落ちるにつれ工場内に明かりが灯ると、昼間とは全く違う表情を見ることもできますので、日中は要塞のような外観を、夜には工場夜景を楽しみに足を運んでみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町氷川243-2
アクセス:
車:圏央道・日ノ出ICから約50分
電車:JR青梅線「奥多摩駅」から徒歩で約5分

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せせらぎの里美術館

奥多摩の芸術品を鑑賞しよう

御岳渓谷遊歩道の終点にある「せせらぎの里美術館」は、奥多摩の歴史や自然、文化をテーマとして、さまざまな作品を展示している美術館です。

築150年の民家を解体した部材で作られた木造の建物は古民家風で、ケヤキやカエデ、杉などの木々に囲まれて趣があります。

松下紀久雄の水墨画をはじめとした奥多摩にゆかりがある作家や作品を中心に展示を中心とし、年4~5回行われる企画展では、作家やテーマに合わせた書や絵画、工芸品の数々を見ることができます。

併設されている「蕎麦懐石の丹縄」も人気で、その味を楽しもうと遠方からも訪れる人が絶えない名店です。

館内には囲炉裏や天然石のオブジェなどもあり、ゆったりとした雰囲気が味わえますので、奥多摩の芸術を鑑賞しに足を運んでみてください。

■スポット概要
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町川井53
営業時間:10:00〜17:00(12~2月は~16:00)
休館日:月曜(祝日の場合翌日)、年末年始
料金:大人300円、小中学生200円
アクセス:電車:JR青梅線「御嶽駅」または「川井駅」から徒歩で約20分
駐車場:あり

公式サイト

奥多摩は都心からもアクセスしやすい魅力的なアウトドアスポット。トレッキングやリバースポーツ、BBQ、温泉など、親子で思いっきり自然を満喫してくださいね!

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年3月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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