岐阜・白川村の観光スポット5選!<br/>2024年GW世界遺産・白川郷を巡る旅
更新日2024年04月26日/公開日2024年04月19日

岐阜・白川村の観光スポット5選!
2024年GW世界遺産・白川郷を巡る旅

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岐阜県北西部に位置する白川村。ユネスコ世界遺産に登録された合掌造り集落は、自然あふれる日本の原風景です。

人気アニメ「ひぐらしのなく頃に」の舞台・雛見沢村のモデルでもあり、聖地巡礼で訪れるファンも増えています。

今回は、国内外の観光客を魅了する白川村の観光名所を5カ所ご紹介。GW&夏休みなどの家族旅行や、関西エリアからの日帰り旅にもおすすめですよ。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

白川郷ホワイトロード

絶景の宝石箱!大自然に包まれるドライブコース

岐阜県白川村から石川県尾口村へ続く全長約33km、所要時間1時間ほどのドライブコース。途中には滝や白川郷を見下ろせる展望台等たくさんの名所が点在し、春は新緑、夏はトレッキングに避暑、秋は紅葉に雲海と大自然を肌で感じることできます。

特に紅葉の時期はその山肌の高低差を生かした飲み込まれんばかりの迫力のある絶景が迫り、その景観の美しさから観光道路としての利用が多い場所です。

※通行期間は例年6月上旬~11月10日ですが、気象状態によって通行止めになることもあります。

■スポット概要
住所:岐阜県大野郡白川村鳩谷~石川県石川郡尾口村

公式サイト

白川郷合掌造り集落

ユネスコ世界遺産に登録、自然あふれる日本の原風景

岐阜県大野郡白川村の荻町地区は、美しい日本の原風景をなす景観が評価され、重要伝統的建造物群保存地区に選定。またユネスコ世界遺産ながら、今もなお人々の生活が営まれています。

「合掌造り」とは木材の梁(はり)を山形に組み合わせて建築された茅葺の家屋です。急勾配な屋根の形が、まるで手の平を合わせたように見えることから「合掌」造りと呼ぶようになったとの説があります。

ほかのエリアにも見られる合掌造りですが、白川郷では「切妻合掌造り」といわれ、屋根の両端が本を開いたように三角形になっているのが特徴です。

また白川郷の合掌造りは自然条件を考慮し、南に面して建てられています。これは風の抵抗を少なくするとともに、屋根への日照量を調節して夏は涼しく、冬は暖かくするためだといわれています。

甘辛く香ばしい味わいの五平餅(ごへいもち)は岐阜県山間部の名物です。訪問の折にはぜひ出来立てを召し上がってみてくださいね。

■スポット概要
住所:岐阜県大野郡白川村荻町
アクセス電車:JR高山本線「高山駅」横「高山濃飛バスセンター」から「白川郷」行き高速バスに乗車(約50分)、「白川郷バスターミナル」で下車後、徒歩で約5分。
車:①東海北陸自動車道「白川郷IC」から国道156経由で約5分。②東海北陸自動車道「荘川IC」から国道156号経由で約40分。

公式サイト

和田家

重要文化財指定、合掌造りの代表的家屋

岐阜県大野郡白川村の萩町地区にある「白川郷の合掌造り」として知られる代表的な家屋。合掌造りの家屋として最も大きな規模を誇るのがこの和田家です。今もなお生活が営まれる家屋ですが、一部見学することができます。

1階には居間、仏壇のある和室があり、囲炉裏のそばには入館記念プレートの置かれた記念撮影スポットがあります。2階より上階は絹を作る蚕(かいこ)部屋スペースが広がります。

壁は茅葺屋根の裏側になっているため、内側からじっくり構造を観察できます。

■スポット概要
住所:岐阜県大野郡白川村荻町977
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
料金:中学生以上 400円、小学生200円
アクセス電車:JR高山本線「高山駅」横「高山濃飛バスセンター」から「白川郷」行き高速バスに乗車(約50分)、「白川郷バスターミナル」で下車後、徒歩で約4分。
車:①東海北陸自動車道「白川郷IC」から国道156経由で約5分。②東海北陸自動車道「荘川IC」から国道156号経由で約40分。

公式サイト

道の駅 白川郷

かやぶき屋根が特徴的な道の駅

岐阜県大野郡白川村国道156号の道の駅。合掌造りのイメージを演出した特徴ある施設です。

お土産コーナーや食堂、「総合文化交流施設」、合掌造りについて学べる入場無料の「合掌ミュージアム」も併設されており白川郷に行く前の情報収集にもオススメです。

地場産野菜のほか、食堂では「熊汁」や「熊うどん」等珍しい熊肉料理が食べられますよ。

■スポット概要
住所:岐阜県大野郡白川村飯島411
営業時間:土産店8:30~17:00、食事処9:30~16:00、合掌ミュージアム8:30~16:50
定休日:年末年始(12月29日~1月3日)

公式サイト

萩町城跡展望台

美しい合掌造りを一望できる絶景スポット

荻町城とは南北朝時代に南朝の公家達が隠れ住んだ城といわれ、室町8代将軍足利義政の命令で信州松代から白川郷へ進出した、内ケ島為氏(うちがしまためうじ)の家臣山下氏勝の居城でした。

現在は荻町城跡を示す碑を残すのみで、白川郷の集落を一望できる展望台となっています。

和田家前の村道付近から、1時間に3本(9:00〜16:00まで)シャトルバスが発車しており、約10分で展望台まで行くことができます。徒歩で登ると30分ほどかかりますので 行きはシャトルバス、帰りはゆっくり散策してみるのもいいですね。

■スポット概要
住所:岐阜県大野郡白川村荻町
定休日:冬期は閉鎖

公式サイト

今回は、岐阜県白川村の観光名所を5カ所ご紹介しました。自然豊かな土地で、古き良き日本の面影をしのびながら穏やかな時間をすごしてくださいね!

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年7月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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