2024岐阜・白川郷の観光名所5選
日帰りドライブや1泊旅行に人気
今回は、国内外の観光客を魅了する岐阜県白川村の観光名所を5カ所ご紹介。
ユネスコ世界遺産に登録された合掌造り集落は、自然あふれる日本の原風景。人気アニメ「ひぐらしのなく頃に」の舞台・雛見沢村のモデルでもあり、聖地巡礼で訪れるファンも増えています。
夏休みやGWなどの家族旅行はもちろん、名古屋駅・金沢駅・富山駅などから高速バスを利用した日帰り観光も人気。ドライブ派のファミリーにもおすすめです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
白川郷ホワイトロード
絶景の宝石箱!大自然に包まれるドライブコース
岐阜県白川村から石川県尾口村へ続く全長約33km、所要時間1時間ほどのドライブコース。
途中には滝や白川郷を見下ろせる展望台等たくさんの名所が点在し、春は新緑、夏はトレッキングに避暑、秋は紅葉に雲海と大自然を肌で感じることできます。
特に紅葉の時期はその山肌の高低差を生かした飲み込まれんばかりの迫力のある絶景が迫り、その景観の美しさから観光道路としての利用が多い場所です。
※通行期間は例年6月上旬~11月10日ですが、気象状態によって通行止めになることもあります。
■スポット概要
所在地:岐阜県大野郡白川村鳩谷~石川県石川郡尾口村
料金:普通車片道1,700円、往復2,600円
アクセス:
車:①東海北陸自動車道・白川郷ICから約10分(岐阜県・馬狩料金所) ②北陸自動車道・小松ICから約60分(石川県・中宮料金所)
白川郷合掌造り集落
ユネスコ世界遺産に登録、自然あふれる日本の原風景
岐阜県大野郡白川村の荻町地区は、美しい日本の原風景をなす景観が評価され、重要伝統的建造物群保存地区に選定。またユネスコ世界遺産ながら、今もなお人々の生活が営まれています。
「合掌造り」とは木材の梁(はり)を山形に組み合わせて建築された茅葺の家屋です。急勾配な屋根の形が、まるで手の平を合わせたように見えることから「合掌」造りと呼ぶようになったとの説があります。
ほかのエリアにも見られる合掌造りですが、白川郷では「切妻合掌造り」といわれ、屋根の両端が本を開いたように三角形になっているのが特徴です。
また白川郷の合掌造りは自然条件を考慮し、南に面して建てられています。これは風の抵抗を少なくするとともに、屋根への日照量を調節して夏は涼しく、冬は暖かくするためだといわれています。
「五平餅」や「飛騨牛グルメ」の食べ歩きも楽しめる
萩町地区には「飛騨牛コロッケ」「飛騨牛おにぎり」などを提供する軽食店、“日本プリンアワード”で初代グランプリに選ばれた「水ぷりん」の店などがあり、多彩なグルメが味わえます。
岐阜県山間部の郷土料理・五平餅(ごへいもち)は甘辛く香ばしい味わい♡ 訪問の折には、ぜひ焼きたてを食べてみてくださいね。
■スポット概要
所在地:岐阜県大野郡白川村荻町
アクセス
車:①東海北陸自動車道・白川郷ICから国道156経由で約5分 ②東海北陸自動車道・荘川ICから国道156号経由で約40分
電車:JR高山本線「高山駅」から高速バスに乗車(約50分)、「白川郷バスターミナル」で下車後、徒歩で約5分
和田家
重要文化財指定、合掌造りの代表的家屋
岐阜県大野郡白川村の萩町地区にある「白川郷の合掌造り」として知られる代表的な家屋。合掌造りの家屋として最も大きな規模を誇るのがこの和田家です。
今もなお生活が営まれる家屋ですが、一部見学することができます。
1階には居間、仏壇のある和室があり、囲炉裏のそばには入館記念プレートの置かれた記念撮影スポットがあります。2階より上階は絹を作る蚕(かいこ)部屋スペースが広がります。
壁は茅葺屋根の裏側になっているため、内側からじっくり構造を観察できます。
■スポット概要
所在地:岐阜県大野郡白川村荻町977
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
料金:中学生以上400円、小学生200円
アクセス:
車:①東海北陸自動車道・白川郷ICから国道156経由で約5分 ②東海北陸自動車道・荘川ICから国道156号経由で約40分
電車:JR高山本線「高山駅」横「高山濃飛バスセンター」から「白川郷」行き高速バスに乗車(約50分)、「白川郷バスターミナル」で下車後、徒歩で約4分
萩町城跡展望台
美しい合掌造りを一望できる絶景スポット
荻町城とは南北朝時代に南朝の公家達が隠れ住んだ城といわれ、室町8代将軍足利義政の命令で信州松代から白川郷へ進出した、内ケ島為氏(うちがしまためうじ)の家臣山下氏勝の居城でした。
現在は荻町城跡を示す碑を残すのみで、白川郷の集落を一望できる展望台となっています。
和田家前の村道付近から、1時間に3本(9:00〜16:00まで)シャトルバスが発車しており、約10分で展望台まで行くことができます。
徒歩で登ると30分ほどかかりますので 行きはシャトルバス、帰りはゆっくり散策してみるのもいいですね。
■スポット概要
所在地:岐阜県大野郡白川村荻町
定休日:冬期は閉鎖
アクセス:
車:東海北陸自動車道・白川郷IC→村営せせらぎ公園駐車場→徒歩で約25分
バス:「白川郷バスターミナル」から徒歩で約4分の「和田家」横からシャトルバスで約10分
道の駅 白川郷
かやぶき屋根が特徴的な道の駅
岐阜県大野郡白川村国道156号の道の駅。合掌造りのイメージを演出した特徴ある施設です。
お土産コーナーや食堂、「総合文化交流施設」、合掌造りについて学べる入場無料の「合掌ミュージアム」も併設されており白川郷に行く前の情報収集にもオススメです。
地場産野菜のほか、食堂では「熊汁」や「熊うどん」等珍しい熊肉料理が食べられますよ。
■スポット概要
所在地:岐阜県大野郡白川村飯島411
営業時間:土産店8:30~17:00、食事処9:30~16:00、合掌ミュージアム8:30~16:50
定休日:年末年始(12月29日~1月3日)
アクセス:東海北陸自動車道・白川郷ICを降りて最初の信号左折すぐ
岐阜県白川村の観光名所をご紹介しました。自然豊かな土地で、古き良き日本の面影をしのびながら穏やかな時間をすごしてくださいね!
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年7月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
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