ゴンドラに乗って山頂の暗闇へ<br/>日本一の星空を見に行こう!
更新日2022年08月08日/公開日2022年02月18日

ゴンドラに乗って山頂の暗闇へ
日本一の星空を見に行こう!

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自然とふれあう

長野県阿智村は、「星の観察に適した場所」(2006年環境省実施)第1位に認定されたこともあり、全国的にも有名な星空観測スポットです。

そんな日本一綺麗な星空が見られる村で、毎年人気を集めている天体観測イベントが「天空の楽園 ナイトツアー」。標高1400mの高原で体験する、日本一の星空体験をご紹介します!

星に手が届きそう!標高1400mで星空を観測しよう!

ツアーが行われる「富士見台高原ヘブンスそのはら」は標高1400mに位置する高原。山頂まではゴンドラに乗って約15分。山頂に到着し、ゴンドラを降りると、頭上には星に手が届きそうなほどの満天の星空が広がります。

上りのゴンドラの運行が終了すると「ライトダウンタイム」に。スタッフの合図とともに山頂に設置されている照明が一斉に消灯されます。人工的な灯りがない暗闇で、よりいっそう輝きを増した満天の星空に、思わず誰もが息を飲むことでしょう。

このイベントではさらに星空観測を楽しめる、2つの体験が用意されています。

季節ごとの星座をガイドに教えてもらえる「STAR GUIDE AREA」

無数の星が輝く夜空の中で、知っている星座や自分の星座を探してみたいと思っている方も多いはず。また、夏の大三角形を構成するデネブやアルタイル、ベガと言った有名な星を探してみるのも星空観察の醍醐味ですよね。

そういう人におすすめなのが、「STAR GUIDE AREA」。スターガイドが季節ごとの星座を紹介するのを聞きながら観察できるので、好奇心旺盛の子供がいるファミリーにおすすめです。

音楽と一緒に星空を楽しめる「ENTERTAINMENT AREA」

広い芝生の会場で音楽や映像とともに星空を楽しむエリアが「ENTERTAINMENT AREA」。まるでプラネタリウムのような演出を本物の星空で味わえるという、贅沢な時間を体験できるエリアです。

その他の限定イベントなどもこちらのエリアで行われますので、イベント情報を事前にチェックするとより楽しめますよ。

高原の夜の体験に万全の防寒対策をしましょう

年間通じて行われているこのツアーですが、屋外の体験なので準備をきちんとしてから出かけたいもの。

オールシーズンあると便利なアイテムは、レジャーシートと懐中電灯。特に子供が小さい場合は暗い場所で見失うことがないよう子供が背負うリュックなどに目印になるものをつけておくと安心。鈴など音が出るものをつけておくのもおすすめです。

標高が高い場所の夜の体験なので、防寒対策もしましょう。真夏でも高原の夜はひんやり、年間通じて長袖長ズボンは必須です。

春・秋の防寒対策

春と秋でも、標高の高い高原は平地の冬と同じ気温です。コートやダウンを羽織り、手袋やマフラーなどの防寒対策をしっかりとしましょう。ひざ掛けやストールなどがあるとより安心です。

夏の防寒対策

真夏でも、夜は気温がぐっと下がるため、半袖の上に羽織れるパーカーやウィンドブレーカーが必要です。防寒対策だけではなく、夏場は虫よけ対策のためにも長袖長ズボンがあると安心。虫よけスプレーなども準備したいですね。

冬の防寒対策

真冬は空気が澄んで一番星空が美しい季節でもありますが、同時に一番冷え込みが厳しく、雪の上での星空観察となります。厚手のダウンジャケットやスキーウェアを着て出かけましょう。手袋やマフラーはもちろん、厚手の靴下を履いて、足元は滑りにくいスノーブーツを用意しましょう。じっとしている時間が長いため、ホッカイロは必需品です。


夜でも明るく照らされている都心部で暮らしていると、のんびりと夜空を見上げて星を眺めるという機会も失われがち。一年の中でも、最も星が綺麗に見える冬の時期に見る満天の星空は、大人でも思わず言葉を失ってしまうほど。家族でみた満天の星空体験は、子供にも忘れられない体験になることでしょう。

阿智村は豊かな自然に囲まれているため、キャンプ場や温泉などのレジャー施設も充実していますので、週末の家族旅行にも最適ですよ。

天空の楽園 日本一の星空ツアー

・2022年シーズン
2022年4月16日(土)~2023年3月26日(日)
※除外期間あり、詳しくは公式HPをご覧ください。
17:00~20:30(上りゴンドラ運行時間17;00~19:30)
※7月・8月、12月~3月はサマータイム、ウィンタータイム営業となり、営業時間が異なります。詳しくは公式HPをご覧ください。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。

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