20数基の神輿と山車・屋台が練り歩く
「真岡の夏まつり（荒神祭）」

栃木県真岡（もおか）市では、2024年7月26日（金）から28日（日）まで、市内最大級の規模を誇る「真岡の夏まつり（荒神祭）」（もおかのなつまつり（こうじんさい））が開催されます。

2日目に開催される「お祭り広場」では、20数基の神輿（みこし）と山車・屋台（だしやたい）が一堂に会する圧巻の光景が見られます。

また、今年は真岡市の市制施行70周年の記念として、花火の打ち上げとともにドローンショーも開催されます。

今回は、「真岡市商工観光課」に「真岡の夏まつり（荒神祭）」の魅力や見どころを教えていただきました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「真岡の夏まつり（荒神祭）」ってどんな祭り？

祭りでは、各町内の地域神輿などが一堂に会します

「真岡の夏まつり（荒神祭）」は毎年7月下旬の3日間にわたって行われる、真岡市の夏の風物詩です。

「真岡の五大夏祭り」の一つとしても数えられ、例年多くの人々が市内外から集まる人気の祭りです。

祭りは、市内にある「大前神社」で神輿の祈祷を行う「出御祭」（しゅつぎょさい）から始まります。

その後、神輿の宮出しが行われ、市内各所で神輿の渡御（とぎょ）や山車・屋台の曳（ひ）きまわし、花火大会など、さまざまな催しを3日間にわけて行います。

2024年の開催情報＆各日の見どころをご紹介！

2日目に行われる花火大会は、例年多くの人々が訪れる人気イベントです

2024年の「真岡の夏まつり（荒神祭）」は、7月26日（金）から28日（日）に開催されます。

今年は、真岡市の市制施行70周年を記念して、例年人気の花火大会のなかでドローンショーも実施されます♪

祭りの見どころを開催情報とあわせてご紹介します！

【見どころ1】出御祭・宮出し

もちろん一般観覧もOK！ 祭りの始まりを体感しましょう

祭りの初日は、大前神社で「出御祭・宮出し」が行われます。

「出御祭」では、神輿渡御や屋台巡行の安全、さらには五穀豊穣（ごこくほうじょう）や疫病退散、産業発展などを祈願します。

神輿が神社を出発する「宮出し」は、祭りの始まりを感じられる貴重な機会です。

【見どころ2】お祭り広場

大迫力の光景に子供たちも大興奮！

2日目には、市内中心部を歩行者天国にして神輿の渡御などを行う「お祭り広場」が開催されます。

本社・荒宮神輿をはじめ、子供神輿、各地域神輿、中学生の手作り御輿など20数基の神輿の渡御に加えて、9基の山車・屋台、多くのお囃子（はやし）などがまちなかを練り歩きます。

【見どころ3】神輿川渡御

「神輿川渡御」は、昭和30（1955）年から始まった催しです

地元の祭り人が中心となって行う「神輿川渡御」では、担ぎ手たちが水しぶきを上げながら荒宮神輿を渡御するダイナミックな光景が見られます。

川渡御は、神輿がわたる五行川（ごぎょうがわ）と行屋川（ぎょうやがわ）に挟まれた市街地の水害を伏せ、真岡市民の無病息災を祈願するために行われています。

【見どころ4】第52回 真岡市夏祭大花火大会

花火大会は、神輿川渡御の“明り取り”として、昭和43（1968）年から始まりました

例年多くの人々が訪れる花火大会は、祭りの大きな目玉。打ち上げ場所と観覧場所の距離が近く、大迫力の花火が眺められます。

今年は、市制施行70周年の節目を飾るメモリアルイヤーとして、県内初のドローン300機を用いたドローンショーも同時開催します。

打ち上げられる花火はなんと約2万発！　「神輿川渡御」も同時に行われ、熱気あふれる神輿と花火のコラボが楽しめます。

3日目には、町会渡し、宮入り献灯、宮入りが行われ、祭りはクライマックスを迎えます。

力強い神輿の渡御をはじめ、川渡御や花火大会など、見どころが目白押しの「真岡の夏まつり（荒神祭）」。ぜひ親子で訪れて、真岡市の伝統にふれてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！