淡路島・南あわじ市の観光名所5選
2024日帰りドライブや1泊旅に人気
今回は兵庫県南あわじ市にある親子におすすめの観光名所を定番から穴場までご紹介します。
南あわじ市は瀬戸内海に浮かぶ淡路島のまち。
淡路島サクラマス・ビーフ・玉ねぎなどの特産品を使ったグルメが豊富で、渦潮(うずしお)や「淡路人形浄瑠璃」も有名。「南あわじ温泉郷」では日帰り湯も楽しめ、美しい海岸で心に残る絶景とも出会えます。
車や高速バスでアクセスでき、神戸市からはバスで約1時間50分、羽田空港からは徳島空港経由で約2時間。日帰りや1泊旅行でも満喫でき、近郊からのドライブもおすすめですよ。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
道の駅 福良
伝統芸能「淡路人形浄瑠璃」や足湯も楽しめる道の駅
「道の駅 福良(ふくら)」は、淡路島を南北に走る国道28号の最南端に位置します。
道の駅とは、安全で快適に道路を利用するための道路交通環境の提供、地域のにぎわい創出を目的とした施設で、その土地特有の食べ物や文化などを感じることができるスポットのこと。
道の駅 福良では、お土産屋さんやレストランのほかにも、さまざまな施設を併設しています。
そのなかの一つが「淡路人形座」。国指定の重要無形民俗文化財である「淡路人形浄瑠璃」の劇場で、約500年の歴史を持つ伝統芸能の公演を見ることができます。
また、足湯「うずのゆ」は、観光や運転などで疲れた足を癒すのに最適。温泉に入るとなると、着替えたり髪を乾かしたりと手間がかかりますが、足湯なら気軽に楽しめますね♪
「うずしおクルーズ」で世界最大級の渦潮を体感!
さらに施設内には、鳴門の渦潮を間近で見ることができる「うずしおクルーズ乗り場」もあります。
このクルーズで体験できる鳴門海峡の渦潮は、世界最大級! 大潮の日には最大で直径30m、潮流速度は時速20kmにも達します。淡路島ならではの大迫力の渦潮を体験してみませんか?
■スポット概要
所在地:兵庫県南あわじ市福良甲1528−1
アクセス:
車:神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原ICから約8km
電車:JR山陽本線「三ノ宮駅」近くの「神戸三宮バスターミナル」から高速バスに乗車(約90分)、「福良」バス停で下車後、徒歩で約6分
駐車場:あり
営業時間:9:00~17:00
慶野松原海水浴場
「快水浴場百選」など4冠に輝いた場所
南あわじ市にある「慶野松原(けいのまつばら)海水浴場」は淡路島を代表する海水浴場です。
快適に泳げる全国の海や湖100カ所を環境省が選定する“快水浴場百選”では、“特に評価が高い海の部特選”に選ばれています。
さらに“日本の渚百選”、“日本の水浴場88選”、“日本の夕日百選”にも選ばれており、全国的にも評価が高い海水浴場です。
夏の浜辺には海の家やトイレ、シャワーはもちろん、バーベキューやキャンプを楽しめる場所もあり、21時まで花火をすることもできます。
海も透明度が高く、砂もサラサラで気持ちがいいですよ。比較的波も穏やかなので、子連れファミリーに人気です。
万葉集にも詠まれた風光明媚な景勝地
「慶野松原」には南北約2.5kmの砂浜に数万本の松が並び、瀬戸内随一の白砂青松として広く知られています。
柿本人麻呂によって「万葉集」にも詠まれており、ここから見る播磨灘の夕景や遠くに見える小豆島はとても美しいです。
幸せな気持ちになれる「プロポーズ街道」を家族でおさんぽ
また、地域特産の淡路瓦をふんだんに用いた「プロポーズ街道」を散策するのもおすすめ。
瓦を使っていることから、「瓦(かわら)ぬ愛を誓う」場所としても知られ、愛の言葉が刻まれたハート型の瓦もあります。歩いているだけでも幸せな気持ちになれる場所なので、ぜひ家族で歩いてみてください。
■スポット概要
所在地:兵庫県南あわじ市松帆古津路
開設期間:例年7月上旬〜8月下旬
アクセス:
車:神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原ICから約5分
電車:JR山陽本線「三ノ宮駅」近くの「神戸三宮バスターミナル」から高速バスに乗車(約1時間15分)、「陸の港西淡」で下車後、タクシーで10分
駐車場:あり(700円、700台)
沼島海水浴場
エメラルド色の海にうっとり♡透き通るような離島のビーチ
※2024年は海水浴場が開設されません
「沼島(ぬしま)海水浴場」は、淡路島から南へ約4.6kmの紀伊水道北西部に浮かぶ離島・沼島にある海水浴場。
離島にあるため、知る人ぞ知る穴場の海岸です。人が少なく、海は透明度が高くてとてもきれい。ゴーグルを付けて海に潜れば、魚たちが泳ぐ姿を観察できます。
漁船クルーズや観光ガイドで沼島を深堀り!
海水浴以外のアクティビティでは、島の周囲10kmを漁船で巡る「沼島おのころクルーズ」や、観光ガイドと歩く「沼島探訪ウォーキング」がおすすめです。
クルーズでは、青磯という場所の近くでエメラルドグリーンの美しい海に感動! また、ガイドと一緒に歩きながら島内のさまざまな場所に出向けば、思いがけない体験や発見が待っています。
アクティブに過ごすだけでなく、自然に囲まれた砂浜を散歩したり、浜辺でのんびりするのもいいですね。
プライベートビーチのような空間で贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
■スポット概要
所在地:兵庫県南あわじ市沼島73
アクセス:車:神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原ICから車で約40分の淡路島「灘土生港」から沼島汽船に乗船(約10分)、「沼島港」で下船後、徒歩で約10分
駐車場:あり(灘ターミナルセンターの駐車場、1日500円)
営業時間:例年7月中旬〜8月下旬(2024年の海水浴場は開設されません)
道の駅 うずしお
渦潮に一番近い道の駅
「道の駅 うずしお」は日本でもっとも渦潮に近い道の駅。
大鳴門橋のたもとに出ると、間近に渦潮を見られる無料展望台があります。渦潮が発生する時間帯をチェックして訪れると、壮大な渦潮を見物できます。
人気メニュー「あわじ島バーガー」に注目!
この道の駅に来たら、ぜひ「あわじ島バーガー」を食べてみて!
レストラン「淡路島オニオンキッチン」では、“全国ご当地バーガーグランプリ”で過去に1位と2位を獲得した「あわじ島オニオンビーフバーガー」「あわじ島オニオングラタンバーガー」を味わえます。
淡路たまねぎや淡路牛など地元特産の素材を使っており大人気。
そのほか、「玉ねぎのソフトクリーム」などの変わり種スイーツも楽しめますよ!
淡路島の「おいしい!」をお土産に
オリジナル商品が淡路島1位の品揃えを誇るショップもあります。
お土産屋さんである「ショップうずのくに」には商品数が700以上あり、オリジナル商品も70アイテムもあります。
テレビや雑誌などでも取り上げられている「たまねぎドレッシング」をはじめ、淡路玉ねぎをつかった美味しいお土産をたくさんゲットできます。
試食もたくさんあるので、お買い物をするのが楽しくなります。
■スポット概要
所在地:兵庫県南あわじ市福良丙947−22
営業時間:ショップうずのくに9:00~17:00、あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン9:30~16:30(LO)
定休日:木曜(祝日や長期休みの場合は臨時営業)、12月31日~1月1日、12月中旬の3日間メンテナンス休館
アクセス:
車:神戸淡路鳴門自動車道・淡路南ICから約5分
電車:電車:JR山陽本線「三ノ宮駅」近くの「神戸三宮バスターミナル」から高速バスに乗車(約90分)、「福良」バス停で下車後、タクシーで約15分
※「うずしおドーム なないろ館前」(道の駅 福良) から無料シャトルバスあり
駐車場:あり(乗用車60台)
灘黒岩水仙郷
冬の淡路島を彩る水仙畑
「灘黒岩水仙郷」は南あわじ市の灘黒岩にある水仙の群生地。一面に水仙の花が咲き誇る、全国的にも知られた名所です。
例年12月下旬から2月下旬まで開園しており、レストランやショップを併設した施設がオープンします。
福井県越前海岸、千葉県南房総・鋸南町と並ぶ“日本三大群生地”としても知られています。
もともとニホンスイセンは中国から海を渡ってやってきました。灘黒岩水仙郷の水仙は、1820年代(江戸時代)に海岸に漂着した球根を、付近に住む漁民が山に植えたことがきっかけと伝わっています。
白いスイセンと甘い香り、海に浮かぶ沼島に感動
その後、水仙は繁殖し、現在も海岸の傾斜地に群生しています。45度の急斜面に広がる約7ヘクタールの土地に、約500万本もの野生の水仙が咲き誇り、毎年多くの人たちに感動を与えています。
1月から2月に最盛期を迎えると、まるで白いじゅうたんのよう。満開の花畑を歩くと、その優しい甘い香りを堪能できます。
また、施設3階の展望台へ上ると、目の前に太平洋と沼島が! 花とともに美しい淡路の景色も楽しめます。
階段や坂を歩きながら観賞するので、歩きやすい服や靴でおでかけしましょう。
■スポット概要
所在地:兵庫県南あわじ市灘黒岩2
開園期間:例年12月下旬~2月下旬(期間中無休)
開園時間:9:00~17:00
料金:高校生以上600円、小・中学生300円、未就学児と南あわじ市民は無料
アクセス:車:神戸淡路鳴門自動車道・西淡三原IC、淡路島南ICから約40分
バス:福良からシャトルバスで約40分
駐車場:あり(無料、80台)
水がきれいな海水浴場や水仙の花畑、充実した道の駅まで、南あわじ市には淡路島の魅力がぎゅっと詰まっています。ここにしかない特別な体験を親子で満喫してくださいね。
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
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