大阪城&ミナミ周辺の観光名所6選<br/>2024に行きたい定番と穴場を厳選
更新日2024年08月27日/公開日2024年08月27日

大阪城&ミナミ周辺の観光名所6選
2024に行きたい定番と穴場を厳選

体験する
歴史・文化を感じる

今回は、大阪府のシンボル「大阪城」や、ミナミと呼ばれる繁華街がある、大阪市中央区の観光名所をご紹介! 親子旅で絶対に外せない定番スポットから、おすすめの穴場までピックアップしました。

中央区はその名の通り、大阪市の中心ほぼ中央にあります。派手な看板で知られる「道頓堀」やお笑いの聖地「なんばグランド花月」などの観光名所も多い、活気あるまちです。

日帰りで楽しめるのはもちろん、見どころが多いので泊りがけでも満喫できること間違いなし。夏休みやGWなどの家族旅行にもぴったりです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
※トップ画像提供:公益財団法人 大阪観光局

関西近郊の人気&穴場観光スポット

関東近郊の人気&穴場観光スポット

黒門市場

大阪らしい活気にあふれた「天下の台所」

江戸時代に物流や経済の拠点として栄え、全国から食材が集まり“天下の台所”と呼ばれた大阪。「黒門市場」は、その活気と食文化を今に伝える市場です。

約150店舗がずらりと並び、新鮮な魚介類や旬の果物、関西ならではのお惣菜なども手に入ります。

また、多彩なグルメの食べ歩きも楽しめるので、子供が大喜び。

特に、鮮魚店での海鮮丼や寿司は絶品です。お土産にもぴったりな和菓子や、大阪名物のたこ焼きも充実しています。

市場全体が屋根で覆われているため、雨の日でも安心して観光できますよ。家族で大阪の味を堪能しましょう。

■スポット概要
所在地:大阪府大阪市中央区日本橋2-4-1
アクセス:大阪メトロ堺筋線、千日前線「日本橋駅」から徒歩で約5分

大阪歴史博物館

「難波宮」の遺跡ツアーが人気!大阪の歴史と文化を学べる博物館

常設展示7階・近代現代フロア。大正末期~昭和初期心斎橋筋、道頓堀などのまちかどをリアルに再現
常設展示7階・近代現代フロア。大正末期~昭和初期心斎橋筋、道頓堀などのまちかどをリアルに再現

大阪メトロ谷町線「谷町四丁目駅」9号出口からすぐの「大阪歴史博物館」は、飛鳥・奈良時代にあった難波宮の跡地にある博物館。

映像や実物資料、模型などを通じ、古代から近現代まで続く大阪の歴史や文化を学べます。

7〜10階の常設展は、フロアごとのテーマに沿った展示やアクティビティが充実。

大正末期〜昭和初期の心斎橋筋・道頓堀のまち並みを再現するフロアや、難波宮の大極殿を原寸大に復元したフロアなどがあり、さまざまな時代の大阪の様子をリアルに体感できます。

地下に保存された古代の遺跡を見学できるツアー「難波宮遺跡探訪」
地下に保存された古代の遺跡を見学できるツアー「難波宮遺跡探訪」
最上階から見た大阪城
最上階から見た大阪城

開館日の14時、15時から開催されている「難波宮遺跡探訪」では、地下に保存された古代の遺跡を見学できます。

大阪城や難波宮跡が見渡せる10階からの眺望も必見。記念撮影にも人気です。長い歴史に思いを馳せながら眺めてみてはいかがでしょう。

中学生以下は入館無料なのも、うれしいですね。

■スポット概要
所在地:大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
営業時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
定休日:火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
料金:大人600円、高校・大学生400円、中学生以下無料
アクセス:電車:大阪メトロ谷町線・中央線「谷町四丁目」2・9号出口からすぐ
駐車場:あり(有料)

なんばグランド花月(NGK)

年中無休で笑いを提供中!

大阪市中央区にある「なんばグランド花月」はお笑い、喜劇専門の劇場です。

大阪といえばお笑いというイメージが強いですが、なかでもなんばグランド花月は、昼も夜も漫才や落語の公演を行なう“お笑いの聖地”。

あの有名な吉本新喜劇も毎日公演されています。

画像提供:grace / PIXTA
画像提供:grace / PIXTA

老朽化に伴いリニューアル工事も行われており、2017年には耐震補強工事やテナントの一新、展示コーナーの新設などを実施。常に新しい安全な状態で集客をしています。

また、建物の前では人気芸人そっくりの着ぐるみが宣伝活動をしていることもあり、一緒に写真撮影をすることもできます。

テレビでおなじみの大御所から人気若手芸人まで週替わりで出演しているので、多種多様なお笑いを楽しむことができます。

生で観るからこそ味わえる臨場感を、ぜひ劇場で体感してみてくださいね!

■スポット概要
所在地:大阪府大阪市中央区難波千日前11−6
営業時間:公演により異なる
定休日:なし
料金:公演により異なる
アクセス:電車:大阪メトロ各線「なんば駅」、またはJR「難波駅」から徒歩で約3分
駐車場:あり

大阪城公園・大阪城天守閣

天下統一を目指す豊臣秀吉が築城した城

画像提供:公益財団法人 大阪観光局
画像提供:公益財団法人 大阪観光局

「大阪城」は大阪府を象徴する名所のひとつ。安土桃山時代に豊臣秀吉によって築城され、江戸時代に修築されました。江戸時代初期から後期にかけて建てられた櫓や門、蔵などは13棟が現存しています。

現在「大阪城公園」として親しまれる城跡は、約71万平方メートルの範囲が国の特別史跡に指定されています。

また、大手門、千貫櫓、多聞櫓、乾櫓、一番櫓、六番櫓、金蔵、焔硝蔵(火薬庫)、金明水井戸屋形などの遺構、桜門といった古建造物の多くは、国指定の重要文化財です。

現在、大阪城の遺構は徳川江戸幕府の天下普請の結果造り直され、豊臣秀吉が造った城郭の4分の1程度になっています。それでもなお、近くから見ると城郭の広さに圧倒されます。

歴史博物館「大阪城天守閣」で歴史を学ぼう

豪華絢爛な天守閣は、1615(元和元)年の大坂夏の陣で焼失し、1931(昭和6)年に再建されました。

現在は「大阪城天守閣」という名の歴史博物館として運営されており、天守閣内の観覧や、展示を楽しむことができます。

大阪人に愛される花の名所

春の大阪城(画像提供:公益財団法人 大阪観光局)
春の大阪城(画像提供:公益財団法人 大阪観光局)

大阪城公園は四季折々の花の名所としても知られています。桜は約3,000本(うち西の丸庭園約300本)、梅が約1,270本あり、花見スポットとしても人気です。

冬には椿や蝋梅(ろうばい)、夏には紫陽花(あじさい)や向日葵(ひまわり)が咲き誇り、秋には金木犀(きんもくせい)の甘い香りが漂います。

園内はとても広く、屋台など食べ物を楽しめるエリアもあります。

豊臣秀吉の時代から築かれた城の歴史を深く感じられるとともに、家族でのんびり過ごせる憩いの場としても愛される大阪城。一度は訪れてみたいスポットですね。

■スポット概要
所在地:大阪府大阪市中央区大阪城
営業時間:【大阪城公園】終日開放 【大阪城天守閣】9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:【大阪城公園】なし、園内施設ごとに異なる
【大阪城天守閣】12月28日~翌年1月1日
料金:【大阪城公園】入園無料、園内施設ごとに異なる  
【大阪城天守閣】高校生以上600円、中学生以下無料
アクセス:車:①阪神高速13号東大阪線・法円坂出口 ②阪神高速13号東大阪線・森之宮出口
電車:①JR大阪環状線「森ノ宮駅」、「大阪城公園駅」から徒歩すぐ(天守閣までは徒歩で約18分) ②大阪メトロ谷町線「谷町4丁目駅」から徒歩で約15分(天守閣までは徒歩で約21分)、など
駐車場:あり

道頓堀

かつて「芝居のまち」として栄えた繁華街

道頓堀名物・グリコの看板(画像提供:まちゃー / PIXTA)
道頓堀名物・グリコの看板(画像提供:まちゃー / PIXTA)

「道頓堀」とは、大阪市中央区を流れる道頓堀川沿いに広がる繁華街のこと。大阪でもかなり賑わう繁華街として有名で、たくさんの観光客が訪れる人気の観光スポットでもあります。

その歴史は1612年(慶長17年)に成安道頓(なりやすどうとん)らが南堀河(道頓堀)の開削着工をしたところから始まりました。

1626年には芝居小屋が道頓堀に移転、芝居町として賑わい始め、1600年代終盤には芝居茶屋もできました。

その後も道頓堀は、人形浄瑠璃やオッペケペー節で有名な川上音二郎一座が公演するなど芝居のまちとして栄えていきました。

まちの南側に芝居小屋が、北側に芝居を見に来た人々のための芝居茶屋があったことから、現在も南側に娯楽施設、北側に飲食店が集まっており、当時の名残を伝えています。

巨大看板をバックに記念撮影♪

道頓堀の名物といえば、「グリコ」や「かに道楽」の動くカニなど、数々のインパクトのある看板です。

看板を真似たポーズをして昼に写真を撮っても楽しいですし、夜になるとネオンで輝き、道頓堀の川にもそのきらめきが映って独特の雰囲気が味わえるのでおすすめ。

道頓堀の水辺にある遊歩道「とんぼりリバーウォーク」を通って、川沿いを散策しながら大阪グルメを堪能するコースや、船からまちを眺める「とんぼリバークルーズ」も人気です。

「とんぼリバークルーズ」をチェック!

■スポット概要
所在地:商店会:大阪府大阪市中央区道頓堀1-7−21中座くいだおれビルB1
アクセス:電車:①大阪メトロ各線「なんば駅」または阪神なんば線、近鉄難波線「大阪難波駅」から徒歩で約5分 ②大阪メトロ堺筋線、千日前線「日本橋駅」から徒歩で約9分 ③南海電鉄「なんば」駅から徒歩で約7分、ほか

公式サイト

アメリカ村

個性豊かな若者のまちでショッピング

画像提供:公益財団法人 大阪観光局
画像提供:公益財団法人 大阪観光局

大阪市中央区の西心斎橋付近にある「アメリカ村」は、関西の若者文化をリードしてきたまち。地元では「アメ村」と呼ばれ、親しまれています。

1970年代に、倉庫を改装した店舗がアメリカ西海岸から輸入してきた古着やジーンズ、中古レコード、雑貨の販売を始めました。これが話題となり、テレビなどで“流行の発信地「アメリカ村」”と紹介されたことが名前の由来です。

今では古着屋や衣料店、レコード店など約2,500軒が立ち並び、ファッションに興味を持ち始めた子供とのショッピングにもおすすめ。個性あふれるファッションに身を包んだ人が多く、訪れるだけでワクワクする場所です。

アートやモニュメントを探そう

「ピース・オン・アースの壁画」(画像提供:公益財団法人 大阪観光局)
「ピース・オン・アースの壁画」(画像提供:公益財団法人 大阪観光局)
アメリカ村のあちこちに立つ人型の街路灯(画像提供:公益財団法人 大阪観光局)
アメリカ村のあちこちに立つ人型の街路灯(画像提供:公益財団法人 大阪観光局)

「ピース・オン・アースの壁画」やアメリカ村オリジナルの人型街路灯といった、まちに点在するアートやモニュメントを探し歩くのも楽しいですよ。

また、まちのシンボルとして有名なのが「御津公園」(通称・三角公園)です。日本初の可動式街頭ビジョン「RIBIA」があり、ときには若手芸人が漫才の練習をしていることも。周辺には人気のたこ焼き屋も多く、いつも多くの人で賑わっています。

■スポット概要
所在地:大阪府大阪市中央区西心斎橋1‐6−14
アクセス:車:阪神高速環状線・本町出口、信濃橋出口から約10分
電車:①大阪メトロ御堂筋線、長堀鶴見緑地線「心斎橋駅」から徒歩で約3分 ②大阪メトロ四つ橋線「四ツ橋駅」から徒歩で約3分、ほか

公式サイト

博労稲荷神社

商売繁盛のパワースポット

大阪市中央区にある「難波神社」。その神社の境内にあるのが、赤い鳥居が印象的な「博労稲荷(ばくろういなり)神社」です。

難波神社の御祭神は仁徳天皇で、大阪府松原市にありましたが、豊臣秀吉が大阪城を築城したあと1583年に現在地に移りました。その後、第二次世界大戦の大阪空襲で全焼したため、1974年に再建され今に至ります。

博労稲荷神社は稲荷への信仰があついことから、古い記録には「稲荷社」や「稲荷宮」と記載されていることもあります。

「同社のお稲荷さんはスレンダーで美しい」と評判なので、難波神社を訪れた際はぜひ参拝を。

また、博労稲荷神社は商売繁盛のパワースポットの神社としても有名です。江戸時代から明治時代にかけて多くの豪商たちが訪れていた場所ですので、ママパパの商売繁盛を祈願しに行くのもおすすめです。

■スポット概要
所在地:大阪府大阪市中央区南久宝寺町4-2
アクセス:電車:大阪メトロ御堂筋線、長堀鶴見緑地線「心斎橋駅」3番出口から徒歩で約5分
駐車場:あり(約10台、18:00まで)

公式サイト

大阪市中央区には大阪らしさを感じられる観光名所がいっぱい! ぜひ親子でおでかけして、楽しい思い出を作ってくださいね。

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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