兵庫 豊岡市の観光名所&穴場6選<br/>2024日帰りドライブや1泊旅に◎
更新日2024年08月27日/公開日2024年08月27日

兵庫 豊岡市の観光名所&穴場6選
2024日帰りドライブや1泊旅に◎

体験する
歴史・文化を感じる

今回は、兵庫県北部に位置する豊岡市の観光名所を紹介します。

日本海に面する豊岡市は、透明度の高い海でのマリンアクティビティ、ユニークな体験ができる水族館など、海に関する観光が豊富。“子宝や幸運を運ぶ”コウノトリが生息することでも知られています。

「城崎温泉」では日帰り温泉巡りと、ロープウェイからの絶景を満喫。近郊からの日帰りドライブや1泊旅にもおすすめです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

関西近郊の人気&穴場観光スポットまとめ

関東近郊の人気&穴場観光スポットまとめ

竹野海岸(竹野浜海水浴場)

白い砂浜と青い海とのコントラストが美しい海岸

かつて浮世絵師・歌川(安藤広重)も描いたという美しい海岸線(画像提供:Mt223N / PIXTA)
かつて浮世絵師・歌川(安藤広重)も描いたという美しい海岸線(画像提供:Mt223N / PIXTA)

“日本の渚百選”に選ばれたこともある竹野海岸は、兵庫県豊岡市を代表する海岸。

山陰海岸ジオパークならではの、約1km続く白い砂浜と青い海とのコントラストが魅力です。

海の水は透明度が高く、水質調査で最高ランクの「水質AA」に認定されています。ビーチの白砂はキメが細かくてサラサラ。安心して海水浴やマリンレジャーを楽しめます。

アクティビティが豊富

山陰海岸ジオパーク・竹野エリアをシーカヤックで巡る「ジオカヌー」
山陰海岸ジオパーク・竹野エリアをシーカヤックで巡る「ジオカヌー」

その最大の魅力は、親子で思い切り遊べるマリンレジャーが豊富なこと。

毎年7月~9月初旬には海上アスレチック「たけのチックLagooon」がオープン。天気の良い日はジオカヌーや海上タクシーで奇岩や絶景を見ることができ、ダイビングや水圧で空を飛ぶフライトボードにも挑戦できます。

また、浜から見える猫崎半島は、仰向けに寝ているキューピー人形に似ていることから“キューピー半島”とも呼ばれています。

国立公園になっており、海水浴場のオフシーズンでもトレッキングが楽しめますよ。

■スポット概要
所在地:兵庫県豊岡市竹野町竹野17-22
アクセス:電車:JR山陰本線「竹野駅」から徒歩で約15分
駐車場:あり(有料)

城下町 出石(いずし)

観光スポットが盛りだくさんの城下町!

明治生まれの時計台「辰鼓楼」は出石のシンボル(画像提供:ふくいのりすけ / PIXTA)
明治生まれの時計台「辰鼓楼」は出石のシンボル(画像提供:ふくいのりすけ / PIXTA)

「城下町 出石(いずし)」は、江戸時代を彷彿とさせるまち並みで人気のスポットです。昔ながらの雰囲気と情緒にあふれていることから“但馬の小京都”とも呼ばれています。

さまざまな観光スポットや飲食店がギュッと濃縮されているので、充実した一日を過ごせるのも魅力です。

体験施設が多く、なかでも染め物やマイバック製作体験が大人気! 

出石そば(画像提供:豊岡市)
出石そば(画像提供:豊岡市)

名物の出石そばを食べられるお店はもちろん、そば打ち体験ができる施設もありますよ。

白色が特徴的な「出石焼」や気品あふれる「出石ちりめん」、地酒や出石ハムなどお土産に最適な品々もたくさん揃っています。

着物レンタルがあり(大人用3,000円、子供用2,000円)着付けもしてもらえるので、着物姿で城下町を歩いてみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:兵庫県豊岡市出石町内町104-7
アクセス:電車:JR福知山線、山陰本線「豊岡」「江原」「八鹿」駅から全但バスで約30分
駐車場:あり

公式サイト

城崎マリンワールド

2024年にリニューアルオープン!

2024年7月25日に誕生した新しい展示スタイル「CUBE」
2024年7月25日に誕生した新しい展示スタイル「CUBE」

「城崎マリンワールド」は、海の動物とのふれあいや、体験に重きを置いた水族館。

2024年7月にリニューアルオープンし、20のCUBE(キューブ)型水槽が並ぶギャラリーのような展示スタイルが新登場しました。

「新体験!水槽の中からエサやり体験」(体験料600円、4歳以上)。 フロートに乗ってエサをあげると、魚の群れたちが次々とやってきて迫力満点
「新体験!水槽の中からエサやり体験」(体験料600円、4歳以上)。 フロートに乗ってエサをあげると、魚の群れたちが次々とやってきて迫力満点

“水族館以上、であること。”をコンセプトに、大きな魚が目の前に殺到するエサやり体験やアジ釣りなど、ここでしかできない体験コンテンツを充実させています。

魚の展示方法もじつにユニーク。水深12mの水槽では、すぐ北に広がっている日和山海岸をそのまま持ってきたような景色が楽しめます。

とってもキュートなペンギンのお散歩
とってもキュートなペンギンのお散歩

また、ペンギンプールでは、ペンギンのママが卵を温めたりヒナのお世話をしている様子を見られることも。

アシカやイルカのショーは毎年内容を入れ替えているため、何度観ても新鮮! 訪れるたびに新しい発見と感動がある水族館です。

■スポット概要
所在地:兵庫県豊岡市瀬戸1090番地
営業時間:9:30~17:00(最終入場は閉館30分前まで) ※時期により異なる。公式サイトを要確認
定休日:なし、メンテナンス休館日あり
料金:大人2,800円、小・中学生1,400円、3歳~未就学児700円
アクセス:
車:①北近畿豊岡自動車道:但馬空港ICから約30分 ②京都縦貫自動車道・京丹後大宮ICから60分
電車:JR山陰本線「城崎温泉駅」からバスで約10分
駐車場:あり(1日800円)

城崎温泉ロープウェイ

日本海まで見られる眺望が自慢!

山頂にある展望台からの眺望(画像提供:Yama / PIXTA)
山頂にある展望台からの眺望(画像提供:Yama / PIXTA)

温泉街からほど近いところにある「城崎温泉ロープウェイ」は、絶景を楽しみたい時にぴったり! 大師山山頂からの美しい景観は「ミシュラン・グリーンガイド」でも認められています。

車窓には四季折々の壮大な自然が広がり、「山頂駅」にある展望台に行くと城崎のまち並みから日本海まで一望できます。

「みはらしカフェ」の本わらびもちパフェ(画像提供:でじたるらぶ / PIXTA)
「みはらしカフェ」の本わらびもちパフェ(画像提供:でじたるらぶ / PIXTA)

展望台の近くには、眺望を楽しみながら食事をとれる人気スポット「みはらしカフェ」もあります。

「温泉寺駅」で美術館や寺院巡り

夏は深緑、秋は紅葉が見事です
夏は深緑、秋は紅葉が見事です

ロープウェイは山麗から大師山の山頂までを約7分で結んでおり、中間駅と呼ばれる「温泉寺駅」で下りれば、城崎温泉郷の守護寺「温泉寺」や、古い仏像や仏画が並ぶ宝物館に立ち寄ることも可能! 

山頂までの往復乗車券(山頂コース)を購入すれば、中間駅で自由に乗り降りできるのもうれしいポイントです。

兵庫県豊岡市の自然あふれる美しい眺望を、心ゆくまで満喫してみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:兵庫県豊岡市城崎町湯島806-1
運行時間:9:10~16:10
定休日:毎月第2・第4木曜(祝日の場合は営業)
料金:山頂コース(往復乗車券)1,200円、6歳以上600円
アクセス:電車:JR山陰本線「城崎温泉駅」から徒歩で約20分
駐車場:あり(有料)

城ヶ崎温泉 一の湯

「天下一」といわれた名湯

「一の湯」外観(画像提供:ふくいのりすけ / PIXTA)
「一の湯」外観(画像提供:ふくいのりすけ / PIXTA)

桃山様式の歌舞伎座を思わせるような建物が人気の「一の湯」は、城崎温泉でひときわ目を引く温泉です。

泉質の評価は非常に高く、江戸中期に“温泉医学の祖”と呼ばれた香川修徳が、著書「薬選」で“天下一”と称賛したことから「一の湯」と名付けられました。

外湯と呼ばれる日帰り温泉巡りの観光客で賑わう温泉ですが、朝は比較的訪れる人が少ないため穴場の時間帯となっています。

夜にはいっそう荘厳な雰囲気に(画像提供:ふくいのりすけ / PIXTA)
夜にはいっそう荘厳な雰囲気に(画像提供:ふくいのりすけ / PIXTA)

露天風呂から家族風呂(2024年8月現在休止中)、足湯まで揃い、なかでも自然の岩盤をくりぬくように作られた「洞窟風呂」は一番人気。

夜には一の湯の建物と目の前にある王橋がライトアップされ、幻想的な雰囲気に一変します。

■スポット概要
所在地:兵庫県豊岡市城崎町湯島415−1
営業時間:7:00~23:00
定休日:水曜
料金:大人800円、子供400円
アクセス:車:北近畿豊岡自動車道・八鹿氷ノ山ICから約50分
電車:JR山陰本線「城崎温泉駅」から徒歩で約9分
駐車場:あり

公式サイト

玄武洞ミュージアム

「石の不思議」がいっぱいの博物館やレストランを併設する複合施設

ティラノサウルスの頭部骨格が大泊力!
ティラノサウルスの頭部骨格が大泊力!

「玄武洞ミュージアム」は、国の天然記念物「玄武洞」ほか5つの洞を含む「玄武洞公園」の入口にあります。

館内には世界各国から集められた貴重な宝石、奇石、化石、鉱物などが展示されていて、見て・さわって・驚きながら「石の不思議」を体感できる博物館です。

特に、光る石や恐竜の展示は子供たちから大人気。 大迫力のステゴドン(昔のゾウ)やティラノサウルスの全身骨格も展示されています。

地域食材を使った眺めのよいレストランや、お土産選びに最適なショップもあり、玄武洞公園を観光する際の立ち寄りスポットとしても便利です。

「玄武洞公園」はこちら!

遊覧船も運航&体験メニューもおすすめ

「玄武洞公園」内にある青龍洞
「玄武洞公園」内にある青龍洞

国の伝統的工芸品「豊岡杞柳細工」についても紹介されており、かご編みや石のアクセサリー作りといった体験メニューも豊富。

渡し舟や遊覧船も運航しています。船から眺める玄武洞は格別で、運が良いとコウノトリにも出会えます。

■スポット概要
所在地:兵庫県豊岡市赤石1362
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
料金:中学生以上800円、小学生500円、3歳~未就学児400円
アクセス:車:北近畿豊岡自動車道・但馬空港ICから約25分
電車:JR山陰本線「玄武洞駅前」から予約制の渡し船で約7分
駐車場:あり(玄武洞公園・ミュージアム共通)

アクティビティ豊富な美しい海、ゆったりとした時が流れる温泉や城下町など、魅力的な観光スポットばかり。ぜひ親子で豊岡市を訪れて、楽しい思い出を作ってください。

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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