2024神戸須磨ワールド周辺の観光地<br/>秋の日帰り旅に◎!定番&穴場5選
更新日2024年09月04日/公開日2024年09月04日

2024神戸須磨ワールド周辺の観光地
秋の日帰り旅に◎!定番&穴場5選

体験する
学びにつながる

兵庫県神戸市須磨区は神戸の市街地から約30分の海辺のまち。“スマスイ”と呼ばれ親しまれてきた「神戸市立須磨海浜水族園」の跡地に、2024年「神戸須磨シーワールド」(愛称:スマシー)がオープンしたことでも話題です。

そこで今回は、須磨区にある観光スポットをピックアップ! “スマシー”の魅力はもちろん、あわせて観光を楽しみたい名所や穴場を紹介します。

秋の週末や連休に、日帰りや1泊で気軽におでかけしてみてくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
※トップ画像右下:須磨海岸(C)一般財団法人神戸観光局

神戸須磨シーワールド(旧・神戸市立須磨海浜水族園)

楽しみながら学べる「エデュテインメント水族館」

入館ゲートを入ってすぐの広場「SEA WORLD PLAZA」にあるシャチのモニュメント。まずは親子で記念撮影♪
入館ゲートを入ってすぐの広場「SEA WORLD PLAZA」にあるシャチのモニュメント。まずは親子で記念撮影♪

1957年からの歴史を持つ「神戸市立須磨海浜水族園」の跡地に、2024年6月「神戸須磨シーワールド」が新規オープン。

学び「Education(エデュケーション)」と 遊び「Entertainment(エンターテインメント)」を融合した、”エデュテインメント”水族館に生まれ変わりました。

神戸市須磨区の海沿いに広がる「須磨海浜公園」内にあり、「神戸須磨シーワールドホテル」も併設。美しい海の景色のなかで、日帰りでも泊りがけでも満喫できる水族館です。

西日本唯一!シャチのパフォーマンスが大迫力

シャチのパフォーマンスは大人気
シャチのパフォーマンスは大人気

一番の目玉は「オルカスタディアム」でのシャチのダイナミックなパフォーマンス。2024年現在、西日本でシャチが見られる水族館はここだけです。

「オルカラボ」に展示されているシャチの骨格標本
「オルカラボ」に展示されているシャチの骨格標本

世界初のシャチに関する教育ゾーン「オルカラボ」では、デジタルツールを用いた展示を通じてシャチの生態を学べます。

シャチを間近で見ながら食事ができるブッフェレストランもあり、ほかにはない特別な体験ができる水族館です。

イルカや瀬戸内海の生態系も学べる!

「ドルフィンスタジアム」エリアのドルフィンビーチ(イメージ画像)
「ドルフィンスタジアム」エリアのドルフィンビーチ(イメージ画像)

また、「ドルフィンスタジアム」ではイルカとふれあいながら、その生態を間近で学べます。大きな水槽でのイルカ観察も魅力。

瀬戸内海の豊かな自然や神戸・須磨の生態系を再現したエリアもあり、親子の知的好奇心を刺激します。

■スポット概要
所在地:兵庫県神戸市須磨区若宮町1-3-5
営業時間:季節、曜日により変動あり ※公式サイトのカレンダーを要参照
定休日:年中無休(メンテナンス等により休館する場合あり)
料金:【1DAY料金】高校生以上2,900~3,700円、4歳~中学生1,700~1,800円
アクセス:車:阪神高速3号神戸線・若宮ICから約3分、第二神明道路・須磨ICから約5分
電車:JR神戸線「須磨海浜公園駅」から徒歩で約5分、山陽電鉄「月見山」駅から徒歩で約10分
駐車場:あり(須磨海浜公園駐車場、有料)

神戸総合運動公園

アスレチックにロングスライダーも!大自然の中で遊ぼう

緑の中を気持ちよく滑ろう!(画像提供:akira / PIXTA
緑の中を気持ちよく滑ろう!(画像提供:akira / PIXTA

「神戸総合運動公園」は神戸市須磨区と垂水区にまたがる都市公園。自然豊かな環境で思い切り遊べる人気スポットです。

「冒険のくに」には、緑に囲まれた大型滑り台や、体を使って遊べるアスレチック遊具などがあります。「自然のくに」にも展望台や、山の斜面を利用した長い滑り台があります。

ハイキング気分が味わえる散策道で、昆虫採集や野鳥観察をするのもおすすめ。

また、例年7月〜9月中旬までの期間限定で「水のくに」にあるちゃぷちゃぷの池がオープン。子供たちの水遊びスポットとして人気です。

コスモスをはじめ四季折々の花が咲く名所

「コスモスの丘」
「コスモスの丘」

園内にある「コスモスの丘」は約4,000平方メートルの広大な丘。天気の良い日には明石海峡大橋まで一望できるビューポイントです。

春の菜の花畑
春の菜の花畑

例年3月には5万本の菜の花畑となり、9月下旬~10月下旬には10万本のコスモスが丘一面に咲き誇ります。

ほかにも、園内のさまざまなエリアで、季節の花々を観賞できますよ。

スポーツやスポーツ観戦も楽しめる

「ほっともっとフィールド神戸」(画像提供:なりきんや / PIXTA)
「ほっともっとフィールド神戸」(画像提供:なりきんや / PIXTA)

バレーボールやバスケットボールの大会も行われる「グリーンアリーナ神戸」、プロ野球の試合も観戦できる「ほっともっとフィールド神戸」といった大型スポーツ施設を併設しています。

家族や仲間と予約できるテニスコートや、1回1,000円で利用できるジムもあるので、旅のプランにスポーツやスポーツ観戦を加えるのもいいですね。

■スポット概要
所在地:神戸市須磨区緑台
開園時間:【自然のくに・冒険のくに・ちゃぷちゃぷ池】終日 ※施設ごとに異なる
料金:施設により異なる
アクセス:車:阪神高速神戸山手線・白川南ICから西へ約5分
電車:神戸市営地下鉄西神・山手線「総合運動公園駅」から徒歩で約7分
駐車場:あり(有料、約1,600台)

須磨離宮公園

花と緑あふれる癒しの空間

噴水広場(画像提供:tomo / PIXTA)
噴水広場(画像提供:tomo / PIXTA)

「須磨離宮公園」は神戸市須磨区の丘陵地に広がる、約82ヘクタールの広大な都市公園。大阪湾を望む景観と、バラを中心にさまざまな花を楽しめる観光スポットです。

地元の小学生が遠足で訪れることも多く、神戸市では有名な公園です。

季節の花園や紅葉のトンネルを散策

「三段滝」(画像提供:hiro / PIXTA)
「三段滝」(画像提供:hiro / PIXTA)

園内は「植物園」と「本園」に分かれています。

植物園の中心部には「観賞温室」や和庭園などがあり、変化に富んだ地形を生かした「みどり滝」「三段滝」の水音に癒やされます。

植物の種類は植物園だけで300種類以上。桜、梅、牡丹、紫陽花(あじさい)が咲くエリアや、紅葉のトンネルが見事な「もみじ道」も見どころです。

プリンセスのバラが集まる「王侯貴族のバラ園」に注目

左右対称にデザインされた「王侯貴族のバラ園」(画像提供:hiro / PIXTA)
左右対称にデザインされた「王侯貴族のバラ園」(画像提供:hiro / PIXTA)

一方、本園には「世界殿堂入りバラ園」「バラの歴史と文化園」「王侯貴族のバラ園」があり、春と秋にはなんと約300種、4,000株のバラが開花し、訪れる人々を魅了します。

「王侯貴族のバラ園」は、噴水を中心として左右にほぼ同じ品種が植えられ、シンメトリーにデザインされたバラ園です。

プリンセス・ミチコ、プリンセス・ドゥ・モナコ、クイーン・エリザベスなど、皇室や王室、芸術家などの名を冠した品種が集まり、見応え抜群。

冒険遊具やピクニックが楽しめるエリアも

フィールドアスレチックのネット遊具
フィールドアスレチックのネット遊具

そのほかフィールドアスレチックやジャンボ滑り台、小さな子供向けの「児童遊園」では存分に体を動かして遊べます。

天候の良い季節は、レジャーシートを広げてくつろげる「おべんとう広場」でランチはいかが? 家族みんなが笑顔になるスポットです。

■スポット概要
開園時間: 9:00〜17:00(最終入園16:30)
休園日:木曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
料金:15歳以上(中学生を除く)400円、小・中学生200円
アクセス:
車:①第二神明道路・須磨ICからすぐ ②阪神高速神戸線・月見山ICから約700m
電車:山陽電車本線「月見山駅」「須磨寺駅」「東須磨駅」から徒歩で約10分
バス:①JR神戸線「須磨駅」、山陽電車本線「山陽須磨駅」から神戸市バス75系統「妙法寺駅前」行きに乗車、「離宮公園前」バス停で下車すぐ ②神戸市営地下鉄「妙法寺駅」から神戸市バス75系統「須磨一の谷」行きに乗車、「高倉台南口」バス停で下車後、徒歩で約4分
駐車場:あり(有料)

須磨寺

源平ゆかりの古刹&多くの文人が訪れた景勝地

「須磨寺」の紅葉(画像提供:そら / PIXTA)
「須磨寺」の紅葉(画像提供:そら / PIXTA)

正式名を「上野山福祥寺」(じょうやさんふくしょうじ)といいますが、古くから「須磨寺」の通称で親しまれてきたお寺。

古来より景勝地として知られ、与謝蕪村や松尾芭蕉など多くの文人も訪れています。


また平敦盛遺愛の青葉の笛や弁慶の鐘、さらに敦盛首塚や義経腰掛の松など、多数の重宝や史跡があり、“源平ゆかりの古刹”として全国的にも知られています。

源平の庭&桜や紅葉と三重塔の共演も見どころ

平敦盛と熊谷直実の像がリアルな「源平の庭」(画像提供:kobe / PIXTA)
平敦盛と熊谷直実の像がリアルな「源平の庭」(画像提供:kobe / PIXTA)

境内にある本堂、護摩堂などのほか、平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面を再現した庭である「源平の庭」も見どころのひとつです。

実際に一騎打ちの場面さながらの平敦盛・熊谷直実の像があります。

また、春は桜、そして秋は紅葉が美しく、特に秋の紅葉の季節には三重塔と紅葉の絶妙なコラボレーションを楽しむことができます。

境内にあるユニークな置物を探してみよう

おもしろい置物がたくさんあるのも須磨寺の特徴です。

「ぶじかえる」というカエルの置物や、「七福神マニコロ」、「五猿(みざる、いわざる、きかざる、おこらざる、見てござる)」といった、ほかでは見られない置物がいろいろあるので、親子で探してみてください♪

参拝後には、裏山に広がる「須磨寺公園」を散策するのもおすすめです。

■スポット概要
所在地:兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4-6-8
営業時間:8:30~17:00
料金:拝観無料
アクセス:車:阪神高速道路・月見山ランプまたは第二神明道路・須磨ランプから約8分
電車:山陽電車本線「須磨寺駅」から徒歩で約5分、JR神戸線「須磨駅」から徒歩で約12分
駐車場:あり(普通乗用車30台、8:30~17:00利用可)

須磨浦山上遊園

神戸の絶景を楽しみながら空中散歩

須磨浦ロープウェイからの景色も魅力(画像提供:kazz zzak / PIXTA)
須磨浦ロープウェイからの景色も魅力(画像提供:kazz zzak / PIXTA)

「須磨浦山上遊園」は山陽本線「須磨浦公園駅」に直結する須磨浦ロープウェイとカーレーターを乗り継いで向かいます。

大人もワクワクするカーレーター(画像提供:CloudRider / PIXTA)
大人もワクワクするカーレーター(画像提供:CloudRider / PIXTA)

カーレーターとは、ベルトコンベアを使って山の斜面を登る乗り物で、全国的にも珍しい乗り物。ゴトゴトと振動する乗り心地の悪さが、「まるでアトラクションのよう」だと人気を集めています。

須磨浦ロープウェイは30人乗りで、白いゴンドラが「うみひこ」、赤いゴンドラが「やまひこ」と名付けられています。

回転するカフェや展望台で眺望を満喫

展望台からの眺望(画像提供:kazz zzak / PIXTA)
展望台からの眺望(画像提供:kazz zzak / PIXTA)

ロープウェイとカーレーターを乗り継ぐと、「回転展望閣」がある山頂エリアに到着。

須磨浦山上遊園のシンボル・回転展望閣は3階建てのビヤ樽型の建物で、屋上展望台には神戸市街、大阪湾、関西空港、神戸空港、明石海峡大橋を一望する絶景が広がっています。

また、3階の喫茶室は床が約55分かけてゆっくりと回転しているので、軽食や飲み物とともに360度のパノラマビューが楽しめます。

春から秋にかけては期間限定でバーベキューテラスもオープンしています。予約をすれば、何も持たず手ぶらでバーベキューができますよ。

観光リフトに乗って遊園エリアへ移動

エリアをつなぐ観光リフト(画像提供:Rue / PIXTA)
エリアをつなぐ観光リフト(画像提供:Rue / PIXTA)

回転展望閣に隣接する「せっつ駅」と遊園エリアの「はりま駅」を結ぶ観光リフトもあり、まるで空中散歩をしている気分を味わえます。

はりま駅側にはサイクルモノレールやミニカーランド、チビッコ広場など遊び場が満載。

須磨浦山上遊園は神戸の絶景と遊びの両方を楽しめる、おすすめの穴場観光スポットです。

■スポット概要
所在地:兵庫県神戸市須磨区一ノ谷町5-3-2
営業時間:10:00〜17:00 ※予告なく変更する場合あり
休園日:火曜(祝日の場合は営業)
料金:【須磨浦ロープウェイ片道】中学生以上500円、小学生250円
【カーレーター片道】小学生以上200円
【観光リフト】小学生以上440円 ※その他利用施設により異なる
アクセス:車:阪神高速神戸線・若宮出入口から国道2号経由で約5分
電車:山陽電車本線「須磨浦公園駅」から徒歩すぐ
駐車場:あり(有料、約200台)

海と緑に恵まれた神戸市須磨区には家族向けのスポットがいっぱい。市の中心地・三宮からもアクセスしやすいので、神戸市を観光する際にぜひ立ち寄ってみてください。

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年1月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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