福島二本松市の観光名所＆穴場5選
2024秋に日帰りドライブや1泊旅！

今回は、福島県を代表する城下町・二本松市の人気観光名所と穴場をご紹介します。

“日本100名城”のひとつ「二本松城」の跡地に広がる公園や、昔の暮らしを体感できるテーマパーク、伝統工芸品を伝える施設など、市内には親子で歴史や文化を学べるスポットが充実。

「東京駅」からJRで約2時間とアクセスも良好です。市内のドライブも楽しく、秋の日帰り～1泊旅行にもおすすめですよ。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

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二本松城跡（県立霞ヶ城公園）

室町時代からの歴史を感じられる城跡

「二本松城」の箕輪門と手前の櫓（画像提供：m.Taira / PIXTA）

「二本松城」は、東北では珍しく中世から近世にかけて同じ場所で存続した城。1414年に畠山満泰が築城したとされています。

中世から近世への築城技術について知ることができるため国の史跡に指定されており、“日本100名城”のひとつにも数えられています。

少年隊の像。10代の少年たちが戦う姿に胸が締め付けられます（画像提供：dejiys / PIXTA）

現在は、県立の「霞ヶ城公園」として整備され、本丸には天守台が再建されています。

また、復元された箕輪門近くには、幕末の戊辰戦争でふるさとを守ろうとした二本松少年隊の群像も設置されています。

秋には「二本松の菊人形」が開催される花の名所

過去開催時の様子（画像提供：BUNBUN / PIXTA）

また、自然公園内は桜やツツジ、紅葉などの四季折々の美しい景観を見ることができ、毎年10月中旬～11月中旬には「二本松の菊人形」も開催されています。

二本松市の長い歴史を感じると共に、美しい景観を楽しめますので、一度は足を運んでおきたい城跡です。

スポットの詳細はこちら！

東北サファリパーク

動物たちが目の前に迫る！

ホワイトタイガーやライオンなどの肉食動物も車やバスから観察できます（画像提供：terrastroll / PIXTA）

「東北サファリパーク」では、世界各国から集められた約116種・約700頭羽の動物が暮らしています。

「放し飼いエリア」ではライオンやベンガルトラなどの肉食動物や、アフリカゾウ、シマウマ、エミューなどの草食動物がいて、マイカーやレンタカー、園内バスに乗って見学できます。

ふれあいやエサやり体験＆動物たちのショーを満喫

のびのびと過ごす動物たちの姿に癒されます（画像提供：YAEZAKURA / PIXTA）

草食動物には車内からエサやりができますよ。

さらに「ふれあい広場」ではワオキツネザルやモルモット、「のんびり広場」ではラクダやポニーとふれあうことも可能。

輪投げやボールを使って芸を披露するアシカショーや、モンキーパフォーマンスといったショーステージも必見です。

安達ヶ原ふるさと村

大人も子供も1日中楽しめる！！

「武家屋敷」（画像提供：photo_uny_llc / PIXTA）

「安達ヶ原ふるさと村」は、“安達ヶ原の鬼婆（おにばば）”という古くから伝わる伝説の地にあります。

施設内には、明治時代初期に建築されたといわれる、囲炉裏付きの2階建て農家「農村生活館」、養蚕の工程を学べる「絹の家」、中流武士邸を再現した「武家屋敷」といった昔ながらの建物が点在。

「安達ヶ原ふるさと村」のシンボル・五重塔（画像提供：Hiroko / PIXTA）

さらに「先人館」には、二本松にゆかりのある偉人・文化人の業績や作品が展示されています。

「上川崎和紙」の工芸品作り体験コーナー＆無料の屋内遊び場を併設

市内で熟成牛肉を生産するエム牧場のお店「Oniba」もあり、ハンバーガーや焼肉丼、牛肉うどんのほか、ソフトクリームやドリンクが味わえます。

伝説の鬼婆をイメージした熟成牛肉入りカレー「鬼婆血の池カレー」も人気ですよ。

二本松市和紙伝承館

1,000年以上伝わる上川崎和紙を体験できるスポット

伝統的な上川崎和紙がずらり（画像提供：公益財団法人 福島県観光物産交流協会）

「道の駅 安達」上り線の一角にある「二本松市和紙伝承館」は、二本松市上川崎地区に1,000年以上も前から受け継がれてきた上川崎和紙について知り、体験できる施設です。

やわらかな温かい光が広がる上川崎和紙を使用したランプや、和紙を染めて作られた和紙リース、和紙はがきなど、丁寧に作られた工芸品が約120種類も取り揃えられています。

親子でオリジナル商品作りに挑戦

上川崎和紙に関する体験は毎日開催。特殊な紙で作られた紙コプターの飾り付けや、流し漉き製法によるはがき作り、竹の骨に紙料を流し込んで作るうちわ漉きなら15～30分でお手軽です。

もっと本格的な作品作りをしたいなら、黒竹と和紙を使用してつくるランプシェード体験もあります。

平安時代から二本松市に伝わる上川崎和紙を、親子で体験しながら楽しく学んでください♪

安達太良山・あだたら山ロープウェイ

親子登山に挑戦！四季折々の山の景色を堪能しよう

登山道には、高村光太郎著「智恵子抄」での智恵子の言葉にちなんだ記念碑が（画像提供：kazukiatuko / PIXTA）

安達太良連峰の主峰である「安達太良山」（あだたらやま）は標高1,700m、“日本百名山”に指定されています。

初心者向けと中級者以上向けの登山コースがあり、登山初心者でも比較的登りやすい山です。

秋のあだたら山ロープウェイ（画像提供：kazukiatuko / PIXTA）

麓から山頂までは「あだたら山ロープウェイ」も運行しているので、体力に自信がない親子は空中から景色を楽しみつつ山頂駅へ向かいましょう。

高山植物との出会い＆源泉かけ流しの温泉も登山の魅力

登山道に咲くリンドウの仲間（画像提供：yamafuyo / PIXTA）

登山道には高山植物も多く、初夏には県指定天然記念物の品種を含むシャクナゲ、秋にはリンドウが見られます。

また秋には山を染め上げる紅葉、冬にはスキー場の雪景色と、季節ごとに異なる光景が広がります。

山の中腹に貴重な酸性泉の源泉が湧いているのも嬉しいポイント。

温泉に入れる山小屋（2024年9月現在、建て替え工事のため営業休止）のほか、日帰り温泉「あだたら山 奥岳の湯」が登山者に親しまれています。

二本松市では、「二本松の提灯祭り」や「二本松の菊人形」などのイベントもあり、季節ごとに異なる魅力があります。ぜひ親子で訪れてみてくださいね！

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事（2018年11月掲載）の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。