京都の穴場・京田辺市へ日帰り旅!<br/>親子におすすめ観光名所と穴場5選
更新日2024年11月13日/公開日2024年11月13日

京都の穴場・京田辺市へ日帰り旅!
親子におすすめ観光名所と穴場5選

体験する
歴史・文化を感じる

日本有数の玉露の名産地として知られる、京都府の京田辺市。

とんち話で有名な一休さんの寺院や、全国から出土品を集めた同志社大学の歴史資料館など、豊かな自然の中に魅力的なスポットが点在しています。

今回は、そんな京田辺市の観光名所をご紹介。秋の週末や連休に、ぜひ親子で日帰りドライブや1泊旅を楽しんでくださいね!

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

酬恩庵 一休寺

あの一休さんが再興した寺院

方丈庭園南庭(画像提供:shimanto / PIXTA)
方丈庭園南庭(画像提供:shimanto / PIXTA)

とんち話で有名な一休さんのお寺「酬恩庵(しゅうおんあん)」(通称・一休寺)。正応年間(1288〜1293年)に禅道場として 建てられましたが、戦火に巻き込まれて荒廃。

その後、1456年(康生2年)に一休さんこと一休禅師が再興したとされています。

庫裏(くり/寺の台所、住職や家族の居間)や、唐門、東司(とうす・とんす)、鐘楼(しゅろう)、方丈、浴室は重要文化財に指定されています。

枯山水や紅葉に心洗われる

「一休寺」の紅葉(画像提供:shimanto / PIXTA)
「一休寺」の紅葉(画像提供:shimanto / PIXTA)

また、境内にある「虎丘庵(こきゅうあん)庭園」と「方丈庭園」は名勝に指定されており、清らかな気持ちになる美しい枯山水が有名です。

宝物殿では、一休さんの書を間近で見ることができますよ。

また、一休寺は紅葉が有名。親子でおでかけした際は、真っ赤に彩られた木々と重要文化財や枯山水が調和する様子を眺めてみてはいかがでしょうか。

一休さんが愛した「一休寺納豆」をお土産に

境内入口の近くでは、一休さんの好物「一休寺納豆」が販売されています。糸を引く納豆とは違い、味噌のような塩味がする栄養価の高い保存食です。

調味料のひとつとしても利用できるので、お土産にぴったりですよ。

■スポット概要
所在地:京都府京田辺市薪里ノ内102
定休日:なし
アクセス:車:①二京阪道路・八幡東IC、枚方学研ICから約10分 ②京奈和自動車道・田辺北ICから約5分
電車:近鉄京都線「新田辺駅」から徒歩で約20分
駐車場:あり

甘南備山

京田辺市の主峰は神が宿るパワースポット

神秘的な甘南備山(かんなびやま)の山中(画像提供:office_apk / PIXTA)
神秘的な甘南備山(かんなびやま)の山中(画像提供:office_apk / PIXTA)

京田辺市と大阪府枚方市にまたがる「甘南備山」。

「神南備神社」がある雄山(標高約221m)と、標高約201mの雌山の頂上が連なった、京田辺市の主峰ともいえる山です。

「かんなび」とは「神が隠れる場所」という意味の言葉。ここは古くから神の宿る山とされ、人々の生活を支える里山としての役割も果たしてきました。

春には桜の森が満開に、秋には美しい紅葉が観られ、四季折々の表情が広がります。

京都市内まで見渡せる展望台を目指してハイキング

山中からの眺望(画像提供:kurisnp / PIXTA)
山中からの眺望(画像提供:kurisnp / PIXTA)

ハイキングコースも複数あり、麓から山頂までは1時間ほど。山内には芝生広場や「吉やんの滝」「キンモクセイの小径」などたくさんの見どころがあります。

山頂にある展望台は、京田辺市だけでなく、八幡の市街地や京都市の中心部まで望める絶景スポット。夜になるとまちに明かりが灯り、美しい夜景も見渡せます。

気持ちの良い自然の空気を味わいながら、展望台へ向かってはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:京都府京田辺市薪甘南備山
アクセス:電車:①近鉄京都線「新田辺駅」から登山口まで徒歩約30分②JR学研都市線「京田辺駅」から登山口まで徒歩約30分
車:京奈自動車道「田辺西IC」から甘南備山駐車場まで約10分
駐車場:あり

公式サイト

普賢寺ふれあいの駅

玉露やヒノヒカリなど、京田辺の名物が集結

京田辺市のお土産を探すなら「普賢寺ふれあいの駅」がおすすめ。特産品や新鮮野菜などが取り揃えられています。

もともとは1990年に朝市として始まった施設で、2002年にリニューアルオープン。地元の人たちはもちろん、県外からの観光客で賑わっています。

地元の生産者が多数参加し、日本有数の玉露産地である京田辺市のお茶はもちろん、採れたて新鮮野菜や地元産のブランド米「ヒノヒカリ」、お花、加工品など、たくさんの商品が並んでいます。

季節に応じたイベントも開催しており、お茶の手もみ体験教室など楽しめるイベントが目白押し。施設内には「農カフェ」があり美味しいお茶やお菓子を味わえるので、ドライブ途中の休憩スポットとしても最適です。

■スポット概要
所在地:京都府京田辺市普賢寺小田垣内62
定休日:月曜日・金曜日
アクセス:電車:近鉄奈良線「三山木駅」からバス 「普賢寺」下車すぐ
車:京奈自動車道「田辺西IC」から約10分
駐車場:あり(30台、無料)

公式サイト

同志社大学歴史資料館

全国各所100万点の出土品を所蔵・展示

木立の中に建つモダンな学舎(画像提供:N.Hayashi / PIXTA)
木立の中に建つモダンな学舎(画像提供:N.Hayashi / PIXTA)

同志社大学 京田辺キャンパスにある「同志社大学歴史資料館」。大学構内にある歴史資料館ですが、一般公開されています。

全国各所で出土した100万点の考古学資料や民俗資料を所蔵・展示。弥生時代から中世までの遺跡について知識を深めることができます。

数多くの展示品のなかでも、6世紀半ばに作られたとされる「人型埴輪(はにわ)群」はとても貴重なもの。年6回の公開講座も行っており、全国から多くの人が集まるほどの人気スポットです。

敷地内には「天神山遺跡」や「下司古墳群」「都谷中世居館群」といった遺跡が保存されていて、見学も可能です。弥生時代からの長い歴史にふれてみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:京都府京田辺市多々羅都谷1-3
定休日:土・日曜、夏季・冬季休暇
アクセス:電車:①近鉄京都線「興戸駅」から徒歩で約10分 ②近鉄京都線「新田辺駅」からバスで約10分
駐車場:なし ※周辺のコインパーキングなどをご利用ください

公式サイト

京田辺市野外活動センター「竜王こどもの王国」

自然を利用した体験が目白押し!

京田辺市の野外活動センター「竜王こどもの王国」。豊かな自然に囲まれた中で、体験学習を通じ心身の健全な育成を図る施設です。

芝生広場やフィールドアスレチックがあり、思いっきり遊んだり散策したりしながら、のびのびと過ごせます。

クラフト施設では、石に絵を描くストーンアートをはじめ、紙すき体験、自然の木を使った木工、パズルなど、自然を活かした体験を豊富に開催。そのほか、川遊び 、昆虫観察、夜には天体観測もできますよ。

施設内にはバンガローやキャンプ場などの宿泊施設があるので、疲れを気にせず一日中遊べます。ぜひ家族でおでかけしてみてください。

■スポット概要
所在地:京都府京田辺市大住竜王谷9-1
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月3日
利用料金利用施設による
アクセス:電車:JR学研都市線「大住駅」から徒歩約30分
バス:京阪バス「大住ヶ丘西」から徒歩10分
車:京奈和自動車道「田辺北IC」から約10分
駐車場:あり(約30台、無料)

公式サイト

市内にはほかにも、歴史・自然・グルメを堪能できる魅力的なスポットがたくさんあります。京都市はもちろん、大阪府や奈良県からも近いので、ぜひ京田辺市にも立ち寄ってみてくださいね!

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年1月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

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