【2025大阪】梅の名所&穴場6選<br/>菅原道真ゆかりの梅・梅まつり満喫
更新日2025年02月03日/公開日2025年02月03日

【2025大阪】梅の名所&穴場6選
菅原道真ゆかりの梅・梅まつり満喫

見る
大阪府東大阪市、大阪府河内長野市、ほか

今回は、大阪府にある梅の名所から穴場まで、親子におすすめのスポットをご紹介。

大阪府では、梅の花が例年1月上旬から3月下旬にかけて見頃を迎えます。

多くのスポットで観梅イベントや伝統行事などが行われ、日帰りのおでかけにもぴったり。早春の澄んだ青空の下で咲く梅の花を見に、親子でおでかけしてみませんか?

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

【関西】梅の名所・梅園・梅林をチェック!

京都の「梅の名所」はこちら!

大阪府にある「梅の名所」の特徴&見頃は?

早春の澄んだ青空に映える白梅(画像提供:J6HQL / PIXTA)※イメージ画像
早春の澄んだ青空に映える白梅(画像提供:J6HQL / PIXTA)※イメージ画像

大阪府の観梅スポットは、親子で遊べる公園が多いのが特徴。遊具や芝生広場があったり、梅以外の草花や生き物を観察できたりと、家族みんなでのんびり過ごせるのが魅力です。

また、梅を好んだことで知られる菅原道真公を祀る神社では、風情ある梅を楽しむことができます。子供の学業成就や合格祈願の際には梅も眺めてみてくださいね。

早咲きの梅は例年1月上旬から咲き始め、3月下旬までが見頃です。「万博記念公園」や「大阪天満宮」、「道明寺天満宮」などでは梅まつりも開催され、多彩な催しを満喫できますよ。

【大阪市】大阪城公園梅林

梅香る早春の風景も見事

(画像提供:オフィスK / PIXTA)
(画像提供:オフィスK / PIXTA)

大阪の中央に位置する「大阪城公園」は、総面積約105.6ヘクタールの広大な公園。天守閣内には貴重な歴史資料、美術品などが展示されています。

内濠の東側にある約1.7ヘクタールの梅林は、大阪府立北野高校の卒業生が開校100周年事業として880本の梅の木を大阪市に寄付し、1974年(昭和49年)3月に開園しました。

現在では100品種を超える梅の花が1,270本が早春に花開き、あたり一面に甘酸っぱい梅の香りを漂わせます。梅林を一望できる城址の高台からは大阪ビジネスパークの高層ビル群と梅林の対比も楽しめます。

桜の名所としても知られる公園ですが、少し早い梅の季節も美しいので、ぜひ訪れてみてください。

■スポット概要&開花情報
所在地:大阪府大阪市中央区大阪城
梅の見頃:例年2月上旬~3月中旬
アクセス:電車:大阪メトロ谷町線、天満橋「谷町四丁目駅」/大阪メトロ中央線「森ノ宮駅」「谷町四丁目駅」/JR環状線「森ノ宮駅」「大阪城公園駅」からすぐ
駐車場:あり

【大阪市】大阪天満宮

菅原道真公が愛した梅の木々

「大阪天満宮」の梅花(画像提供:atsu / PIXTA)
「大阪天満宮」の梅花(画像提供:atsu / PIXTA)

天神橋筋商店街から脇道に入った場所にある「大阪天満宮」。地元民からは“天満(てんま)の天神さん”と呼ばれ、親しまれている神社です。

その歴史は古く、平安時代の949年(天暦3年)に、村上天皇の勅命で菅原道真が創建したと伝えられています。学問の神として信仰されている菅原道真が祀られているため受験シーズンになると、たくさんの親子や学生が合格祈願に訪れることでも有名。

境内には合計100本ほどの梅の木があり、道真公が愛したことでも知られる梅の花を愛でることができます。

イベント情報:てんま梅まつり(2025年2月11日~ 3月2日)

境外末社の「祖霊社」付近に咲くかわいいしだれ桜(画像提供:でじたるらぶ / PIXTA)
境外末社の「祖霊社」付近に咲くかわいいしだれ桜(画像提供:でじたるらぶ / PIXTA)

「大阪天満宮」で観梅をするなら、例年2月中旬〜3月上旬まで開催される「てんま天神梅まつり」に訪れるのがおすすめ。梅の木の下でお茶を楽しめるカフェや、天満名物「梅の木餅」「梅うどん」などを味わえる茶店もあり、のんびり過ごせます。

書院造り百畳敷きの「参集殿」では、関西最大規模の盆梅展「盆梅と刀剣展」を実施。樹齢200年を超える名木など50鉢以上の盆梅を観賞できます。

お酒が好きなママパパは、全国300種もの梅酒が集う「天満天神梅酒大会」も要チェックです!

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
梅の見頃:例年2月中旬〜3月上旬
アクセス:車:阪神高速道路1号環状線・北浜出口から約10分
電車:①大阪メトロ谷町線、堺筋線「南森町駅」から徒歩で約5分 ②JR東西線大阪天満宮駅下車徒歩5分
駐車場:あり
イベント情報:てんま梅まつり:2025年2月11日(火祝)~ 3月2日(日)

【河内長野市】大阪府立花の文化園

三角形の大温室を彩る梅
三角形の大温室を彩る梅

河内長野市にある「大阪府立花の文化園」では、入園ゲート正面の大花壇で見頃の花々がお出迎え。園内には世界各地の花が楽しめる大温室、日本有数のクリスマスローズ園があり、一年を通して花を楽しめるスポットです。

園内中央部・東側の傾斜地に梅園が広がり、約130品種・300本近くの梅が例年2月上旬から開花します。

イベント情報:ウメコタ~こたつに入ってぬくぬく梅見物~(2025年2月8日~3月9日)

2010年から毎年開催している人気イベント
2010年から毎年開催している人気イベント

「ウメコタ~こたつに入ってぬくぬく梅見物~」は、こたつに入って梅のお花見ができる人気イベント。

2025年2月8日(土)~3月9日(日)の会期中は、ウメコタ限定スイーツ「苺と抹茶のワッフルパフェ」も登場! こたつでスイーツを味わいながら、ぬくぬくと梅を観賞しましょう♪

イベント公式

■スポット概要&開花情報
所在地:大阪府河内長野市高向2292-1
梅の見頃:例年2月中旬~3月上旬
アクセス:車:①阪和自動車道・美原北ICから約20分 ②南阪奈道路・羽曳野ICから約20分
電車:①南海高野線、近鉄長野線「河内長野駅」から「滝畑ダム」行きバスに乗車、「奥河内くろまろの郷」バス停で下車後、徒歩約10分 ②同駅から「高向」行きバスに乗車、「上高向」バス停で下車後、徒歩約15分
駐車場:あり ※「奥河内くろまろの郷」駐車場を利用
イベント情報:ウメコタ~こたつに入ってぬくぬく梅見物~:2025年2月8日(土)~3月9日(日)

【堺市】荒山公園

早咲きから遅咲きまで種類が豊富

晴天の「荒山公園」(画像提供:poturiko / PIXTA)
晴天の「荒山公園」(画像提供:poturiko / PIXTA)

大阪府堺市にある「荒山公園」(こうぜんこうえん)は、「多治速比売(たじはやひめ)神社」の敷地の一部を取得して造られた、約17ヘクタールの総合公園です。

公園内の梅林は、市の「花の名所づくり」の一環として整備されたもの。「多治速比売神社」に合祀されている菅原道真公とゆかりの深い梅の木が、50品種・1,400本ほど植えられています。

開花時期が梅の品種によって異なるため、長く梅見を楽しめるのが特徴。早咲きは「鹿児島紅」、「大盃」(おおさかずき)、「寒紅梅」など。中咲きは「白加賀」、「白滝枝垂」(しらたきしだれ)、「紅千鳥」、遅咲きは「豊後」、「摩耶」、「淋子梅」(りんしばい)と、さまざまな品種があります。

梅林を散策するのも楽しく、子供に人気の大きな複合遊具もあり、親子で豊かな時間を過ごせる公園です。

■スポット概要&開花情報
所在地:大阪府堺市南区宮山台2丁3
梅の見頃:例年2月中旬~3月上旬
アクセス:車:阪和道・堺出口から約1.5km
電車:泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」から南海バスに乗車、「宮山台2丁」バス停」で下車すぐ
駐車場:あり

【吹田市】万博記念公園

「世界一の品種数を誇る梅林」を目指す公園

つぼみもかわいい梅の花(画像提供:すり~る / PIXTA)
つぼみもかわいい梅の花(画像提供:すり~る / PIXTA)

大阪府吹田市にある「大阪記念公園」には梅林が2つあり、梅のシーズンにはたくさんの観梅客でにぎわいます。

梅林があるのは自然文化園の中と、日本庭園。合計約140品種・680本の梅が、例年2月上旬から3月上旬にかけて見事に花開きます。

万博記念公園は「世界一の品種数を誇る梅林」を目指し、毎年新しい品種の梅を収集しています。「桃山」「月の光」「朱鷺(とき)の舞」といった珍しい梅もあり、それぞれの特徴を見比べるのもおすすめの楽しみ方です。

イベント情報:万博記念公園梅まつり(2025年2月8日〜 3月9日)

イベント情報:万博記念公園梅まつり(2025年2月8日〜 3月9日)
イベント情報:万博記念公園梅まつり(2025年2月8日〜 3月9日)

見頃の時期には、毎年恒例の「万博記念公園梅まつり」を開催。

子供が参加できる「梅干し種飛ばし選手権」「梅干しすっぱ顔選手権」などのユニークなイベントをはじめ、つまみ細工のワークショップ、梅マルシェなど充実の内容です。

園内のレストラン「NORTH GARDEN」では梅まつり限定メニューが提供されます。

「太陽の塔」をバックに咲く梅の花も必見です。少し早い春を感じに、おでかけしてみませんか?

イベントを詳しくチェック!

■スポット概要&開花情報
所在地:大阪府吹田市千里万博公園
梅の見頃:例年2月上旬~3月上旬
アクセス:車:名神自動車道・吹田ICから約5分
電車:大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり
イベント情報:万博記念公園梅まつり:2025年2月8日(土)〜 3月9日(日)

【藤井寺市】道明寺天満宮

受験生必見の「落ちない梅」

道明寺天満宮(画像提供:CHU / PIXTA)
道明寺天満宮(画像提供:CHU / PIXTA)

学問の神様として名高い菅原道真を祀る「道明寺天満宮」。もともとは埴輪をはじめて作ったとされる豪族の土師氏(はじし)が祀られており、それは菅原道真の祖先であったとされています。

境内にある梅園には、菅原道真公とゆかりが深い約80種・800本の梅があります。参拝者の目の高さで梅を観賞できるよう梅の剪定が行われており、美しい梅の花をじっくり見ることができます。

主な品種は、一年中実をつけている「常成梅」(じょうなりうめ)や、色鮮やかな「寒紅梅」、あでやかなしだれ梅など。いずれも例年2~3月には見頃になります。

「常成梅」は拝殿そばに御神木として据えられています。受験や商売のゲン担ぎに「落ちない梅」を見にお参りするのもおすすめですよ。

イベント情報:梅まつり(2025年2月8日~3月12日)

趣のあるしだれ桜にうっとり(画像提供オフィスK / PIXTA
趣のあるしだれ桜にうっとり(画像提供オフィスK / PIXTA

梅が花盛りになる頃に行われている「梅まつり」は、毎年たくさんの人でにぎわいます。

豊かな香りとともに咲き誇る梅の花見はもちろん、「梅花祭」や和楽器演奏、骨董市、猿回しなど多彩な行事も見どころです。

■スポット概要&開花情報
所在地:近鉄「道明寺駅」から徒歩で約3分
梅の見頃:例年2月上旬~3月中旬
アクセス:電車:近鉄南大阪線、道明寺線「道明寺駅」から徒歩で約4分
駐車場:あり ※梅まつり開催中は駐車場が混み合うため、公共交通機関の利用を推奨
イベント情報:梅まつり:2025年2月8日(土)~3月12日(水)

大阪府には、ほかにも泉南市の「金熊寺梅林」や柏原市の「玉手山公園」富田林市の「錦織公園」など、梅の名所がいくつもあります。親子でたくさんのスポットへ足を運んでくださいね!

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2021年2月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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