新茶の季節に出かけたい!
静岡ならでは、茶畑から望む絶景へ
静岡県はお茶の生産量日本一を誇り「お茶王国」と例えられるお茶の名産地。
そんな静岡県で行われているのが、お茶畑に設置されたテラスで、美味しいお茶と絶景を楽しみながら、思い思いの過ごし方ができる「茶の間」というサービス。
4月〜5月までの期間は、新茶の季節だけの特別な体験ができるスペシャルプランも登場。お茶王国静岡の新茶の季節ならではの体験をご紹介します。
お茶の生産量日本一の静岡で特別な体験を
2022年5月現在、静岡県内に7カ所ある「茶の間」は、海を見晴らすロケーションや富士山を一望できるロケーションなど、どれも雄大な景色を楽しめる場所ばかり。現地の茶園で採れた美味しいお茶を飲みながら過ごす時間は格別です。
年に一度の新茶を味わう贅沢な時間
お茶はもともとお茶の木から伸びる新芽と葉を摘み取って「茶葉」にするので、年に3回~5回の収穫ができます。なかでも4月下旬から5月にかけては、その年の最初に収穫された新芽でつくる「新茶」が楽しめる季節。
新茶は冬の間に蓄えた栄養を使いながらゆっくりと時間をかけて育ってくるので、甘みや旨味が凝縮しているんです。
「新茶摘み体験」と絶品「新茶のかき揚げ」が魅力!「海と富士の茶の間」
富士市にある「海と富士の茶の間」では、海を見渡す高台の上に「茶の間」があります。富士山の麓でのんびりと過ごせるこの「茶の間」では、2022年5月31日(火)まで限定で「茶の間」のすぐそばの茶畑で新茶摘み体験ができます。
青々とした美しい茶葉を摘み取る経験は貴重な体験! 親子でこの季節だけの特別な体験が楽しめます。
■海と富士の茶の間 新茶の茶の間プラン
貸切時間:10:00~11:30/12:15~13:45/14:30~16:00/16:30~18:00
料金:3,500円/1人
※各茶農家が育てたお茶のふるまい付き
受付場所:静岡県富士市富士岡1765
予約方法:ウェブよりご予約ください。
雨天中止:前日判断で案内
また、摘んだ新茶を「茶の間」から車で約20分の鮨処「やましち」へ持っていくと、駿河湾特産の新鮮な桜えびと一緒にかき揚げにしてくれます。静岡の春の旬を2つ同時に楽しめる贅沢なメニューを堪能できますよ。
■鮨処「やましち」新茶と桜えびのかき揚げプラン
所在地:静岡県静岡市清水区蒲原3-3-10
電話:054-388-2339
※茶の間出発時に電話をしてから向かってください。
料金:2人前分量1人1,500円(ご自身で揚げる桜えび体験は2人前分量1人2,500円)
世界中でここだけ!黄金色に輝く茶畑まで楽しむハイキング
静岡市葵区諸子沢にある「黄金みどり茶園」は、世界で唯一黄金色に輝く品種が自生する茶園。突然変異から生まれた黄金色の茶葉は、ほかに類を見ません。
茶葉が黄金色に染まる時期は、4月中旬から5月中旬、6月中旬から7月初旬、8月中旬から8月下旬の年3回ほど。ちょうど新茶の時期にも黄金色に染まる茶畑を楽しめます。
「黄金みどり茶園」は、受付から約30分のハイキングをしながら歩いて行くのも特徴。新緑の山の景色を楽しみながらハイキング気分で歩いていくと、世界でここだけの絶景が。古民家や足湯なども自由に利用できます。ハイキング後の足湯も格別ですね。
■黄金の茶の間
貸切時間:午前の部8:30~12:00/午後の部13:00~16:30
※茶の間までの移動時間を含みます。
料金:3,000円/1人(通常期)
5,000円/1人(黄金期:4月20日~5月10日、6月15日~6月30日、8月15日~8月31日)
※各茶農家が育てたお茶のふるまい付き
受付場所:静岡県静岡市葵区諸子沢219
予約方法:ウェブよりご予約ください。
雨天中止:前日判断で案内
日本の伝統的な文化でもあるお茶の魅力を、改めて感じられる「茶の間」。風味豊かな新茶と共に日本の伝統的な景色と気分を味わえる「茶の間」で過ごす体験は、かけがえのない時間になることでしょう。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
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